サム・ベネットは8月12日から開催されているビンク・パンクツアーで絶好調でオープニングステージから第3ステージまでハットトリックを達成。
期待された第5ステージでは、アルバロホセ・ホッジ(Deceuninck -QuickStep)にわずかな差で敗れた。
サム・ベネットは、この第5ステージのフニッシュのレイアウトにとても批判的な意見を出した。
フニッシュラインの危険な設営
ビンク・パンクツアー第5ステージはゴールスプリントになった。
サム・ベネットは、右側の端を走ってゴールを目指す。
しかし、こちら側にはフェンスを支える足が出ていて、とても位置取りを変えることは不可能な状態。
サム・ベネットは、バンチスプリントでアルバロホセ・ホッジに打たれたという苦情を言っている訳ではない。
映像からは、このレイアウトのせいで、サム・ベネットがアルバロホセ・ホッジの背後に長く位置していなければならなかったことを意味している。
1st of all congratulations to @alvaro_hodeg !Super sprint!
Secondly, I’d love to know the thought process behind those barriers before 200m to go!This sport is dangerous enough, we race above 60kmh in a final like this. It is not acceptable! @cpacycling time show your presence https://t.co/nqvlpAN4jV
— Sam Bennett (@Sammmy_Be) 2019年8月16日
「まず、アルバロホセ・ホッジおめでとう!
第二に、ゴール200mの手前に危険な足を設営する思考プロセスを知りたい。
このスポーツは非常に危険だ。私たちはこのような決勝で60km/hを超えてレースしている。受け入れられません」
と、スプリントのビデオを共有したサム・ベネットは意見している。
コースの反対側のフェンスには、足が出てないのだから出来ないことはなかったはず。
結局、ベネットは言及しなかったが、そのためらいの瞬間はおそらく5日間で4回目の勝利を犠牲にしただろう。
最終的なゴールでの差は、わずかだった。
また、サム・ベネットはCPA(プロサイクリング協会)に向かって存在意義を示して欲しいと言っている。
ビンク・パンクツアーのコースについては、他のライダーからも批判が上がっており、CPAは安全性について、UCIとレース主催者に抗議することを表明している。
カーブでフェンスの足が出ていて、クラッシュしたワウト・ファンアールトの例もある。カーブの内側やゴール手前では、フェンスの足を出さない設営方法が望まれる。
ビンク・パンクツアーでは、コースの横断であわや大惨事にもなりかねなかった。
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