BORA – hansgroheと契約についてもめていたサム・ベネット。
ようやく、Deceuninck-Quick Stepへの移籍が発表された。サム・ベネットは彼のリードアウトマンのシェーン・アーチボルトと共にDeceuninck-Quick Stepに移籍する。
これにより、2020年シーズンのDeceuninck-Quick Stepのウルフパック27名のメンバーも完成した。
サム・ベネットは喜びのリツイート
Delighted to announce that myself and my partner in crime @Theflyingmullet have signed with @deceuninck_qst . They have been my dream team since I was a teenager. Never did I think I would get this opportunity. Cant wait to start my new journey with the #wolfpack. pic.twitter.com/dwJ7rSDryb
— Sam Bennett (@Sammmy_Be) December 3, 2019
サム・ベネットは移籍がよほど嬉しかったのか、自身のツイートで各ニュースで報道されている自身の移籍を全てリツイートしている(^-^;
29歳のベネットはベルギーのヴェルヴィックで生まれた。小さな頃から見ていたのは、地元ベルギーのチーム、クイックステップの活躍。
チームのポスターを壁に貼っていたほどだったが、ベルギーの強豪チームに所属出来るとは思っていなかったそうだ。
2014年にプロとなってから42勝をあげたサム・ベネット。エリア・ヴィヴィアーニが抜けたあとのエーススプリンターとして十分な働きをすることだろう。
しかも、今度はウルフパックが彼の前を走ってくれる。夢見ていたツール・ド・フランス出場でエーススプリンターとして走る夢が叶うのは間違いがない。
子供の頃からの夢を実現したサム・ベネットは、最強のスプリンターを目指して来シーズン、ツール・ド・フランスで戦うことになる。
シェーン・アーチボルト
シェーン・アーチボルトはニュージーランド出身の30歳。
アーチボルトはトラック選手としても活躍しており、2014年コモンウェルズゲームのスクラッチで金メダルを獲得している。
サム・ベネットとは2013年An Post – Chain Reactionチームで2年間一緒に乗っており何度もリードアウトをしていた仲だ。
2015年から3シーズンBORAで走っており、2016年ツール・ド・フランス第17ステージで骨盤骨折するクラッシュをしてしまう。
2018年にAqua Blue Sportのチーム解散などをへて、今年の4月から再び、サム・ベネットと一緒に走っており2019ブエルタではサム・ベネットのリードアウトを務めている。
サム・ベネットの信頼出来るリードアウトマンだ。
リードアウトの必要性
リードアウトは、Dedecininck-QuickStepが強化しなければならない必要な部門だった。
マイケル・モルコフは留まっているが、ファビオ・サバティーニはコフィディスにエリア・ヴィヴィアーニと共に移籍している。
そして、2019年のアルゼンチンナショナルチャンピオンのマキシミリアーノ・リケーゼがUAEに移籍して、フェルナンド・ガビリエを助ける。
スプリントで勝利するには、スプリンターを理解し、信頼しているリードアウトマンがいることが重要になる。シェーン・アーチボルトは自分の仕事に熟練しており、世界最高の一人と認められている。
シェーン・アーチボルトの移籍もサム・ベネットにとってはマストだったのだ。
2020年Deceuninck-QuickStepのメンバー決定
選ばれし、27名のウルフパックメンバー。
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