Deceuninck-QuickStepは、2019年シーズン68勝をあげ、チームランキング堂々の第1位。
2年連続でのランキング1位は素晴らしいとしかいいようがない。昨年の71勝と遜色ない活躍はウルフパックのメンバーの個々の強さにほかならない。
あらためて勝利をあげた選手の勝利数を見てみよう。緑太字は移籍する選手だ。
ジュリアン・アラフィリップの12勝を筆頭に、エリア・ヴィヴィアーニの10勝。
特にジュリアン・アラフィリップはツール・ド・フランスでもマイヨジョーヌを14日間も着るという素晴らしい活躍。
チーム最年長のフィリップ・ジルベールも4勝に、キャリアで初めてとなるパリ~ルーベ獲得を果たした。
このチームの強さは、主要メンバーの力だけではない。誰もがレース展開によってチャンスがあたえられることにより、新人でも勝利をあげることが出来るのだ。
レムコ・エヴェネプールは、期待以上の活躍で4勝。カスパー・アスグリーンも3勝。彼らは、来シーズン更に活躍するだろう。
そんな彼らの2019年の活躍をDeceuninck-QuickStepはビデオで紹介してくれている。
エリア・ヴィヴィアーニ、フィリップ・ジルベール、マキシミリアーノ・リケーゼと3人が移籍する。3人の勝利数の合計は実に16勝だ。
だが、噂されているサム・ベネットが移籍してくればエリア・ヴィヴィアーニの穴は埋まる。更に、若手選手の底上げによって、ウルフパックは新たな勝利を生み出していくのだろう。
来年も、クラシックからグランツールまでウルフバックの活躍をみることになるかもしれない。
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