チームイネオスは驚きの発表をおこなった。なんと18歳の大学に通っているジュニアと契約したというのだ。
大学生は、スペイン人のカルロス・ロドリゲス18歳。ジュニアの経験しかなく、U23をスキップしてワールドツアーデビューを果たすことになる。
大学に通いながら、チームに合流するというのだが良くわからない??
カルロス・ロドリゲス
“To be a part of Team INEOS is incredible. You can see that young riders are doing so well within this team.”
— Team INEOS (@TeamINEOS) November 20, 2019
We’re pleased to announce the signing of exciting young talent Carlos Rodriguez (@_rccarlos)
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カルロス・ロドリゲスが所属しているチームは、アルベルト・コンタドールが手掛け、イヴァン・バッソがマネージャーを務めるポーラテック・コメタ。スペインのコンチネンタルチームだ。
ロドリゲスは、スペインのジュニアタイムトライヤルを2年連続で獲得しているが、昨年の世界選手権ジュニアでの成績は、TTが34位。ロードが24位という成績。
今年のその他の成績は
一昨年、世界ジュニアでTTとロードの2冠を獲得した、レムコと比べると見劣りするような気がするけど。
チーム・イネオスのスポーティフXabier Artetxeは
カルロスはスペインのレースでいくつかの良い結果を達成しており、過去2、3年で彼の年齢の最高のライダーではないにしてもその1人だ。
彼は将来的に大きく成長するはずだ。大きな一歩となり挑戦となるが、私達は彼の世話をする必要がある。
チームとしては育てていくつもりなのだろう。
ロドリゲスは、工学の学位を取得し、大学の研究とレースを組み合わせるという。大学に行きながらチームに所属するのだろうか??
ロドリゲスの脚質はオールラウンダーだと自らが言っている。チームとしては将来性を見込んでの契約なのだろうが、いきなり来シーズンからブロレベルで活躍出来るとは思えない。
これからプロの世界では、U23を通り越してブロ契約となる若い有能な選手が増えるのだろうか?
トレックでも、来シーズン世界ジュニアで優勝したクイン・シモンズがブロ契約を結ぶ。彼はすでに成績を出しており、プロチームのキャンプにも呼ばれるほどの実力がある。
チームイネオスは若い選手の発掘には余念がない。エガン・ベルナル、イバン・ソーサ、パヴェル・シヴァコフなど優秀な選手を早くから契約して開花させている。
逆に、チームの走りに合わないと思ったら1年で契約を切ったりするのだからシビアでもある。
カルロス・ロドリゲスは、将来大きく飛躍する可能性があるので4年もの長期契約を結んで育てていくつもりなのだろう。
ひょっとすると、スペイン人のグランツール制覇を将来見ることになるのかもしれない。
今後のカルロス・ロドリゲスの成長にも注目をして見ていきたいと思う。
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