Garmin Connectが世界中で使えなくなっていることはすでに記事にしている。
だが、多くのユーザーが困っているので続報を報告。
Gaminのサービス全般のダウン
同社は現在、攻撃の余波に対処するために数日間のメンテナンス期間を計画している。
これには、
- 公式Webサイト
- Garmin Connectユーザーデータ同期サービス
- Garminの航空データベースサービス
- アジアの一部の生産ラインのシャットダウン
などが含まれる。
Gaminは、停止がコールセンターにも影響を与え、ユーザーから送信された通話、メール、オンラインチャットに応答できない状況に陥っている。
困ったのはユーザーで、ランニングと自転車のデータをGarmin Connectにアップしている人は大困りだ。
ユーザー向け以外にも、flyGarminも今日ダウンしている。
これは、同社の一連の航空ナビゲーション機器をサポートするガーミンのWebサービス。
さらに、フライトのスケジュールや計画に使用するGarmin Pilotアプリも本日ダウンしており、さらに困ったことになっている。
飛行するための要件である同社の航空データベースの最新バージョンをダウンロードできないので、一部の飛行機は飛びたてていない。
ランサムウェアが原因か?
オンラインで話をしているGarminの従業員の一部は、今年初めに登場した新しいタイプのランサムウェアであるWastedLockerに原因があると考えている。
だが、Garminの従業員へのインタビュー中にこれらの主張を確認できなかったため、現時点では推測に留まっている。
ランサムウェアとは
ランサムウェア(英語: Ransomware)とは、マルウェアの一種である。これに感染したコンピュータは、利用者のシステムへのアクセスを制限する。
この制限を解除するため、被害者がマルウェアの作者に身代金(ransom、ランサム)を支払うよう要求する。数種類のランサムウェアは、システムのハードディスクドライブを暗号化し(暗号化ウイルス恐喝)、他の幾種類かは単純にシステムを使用不能にして、利用者が身代金を支払うように促すメッセージを表示する
引用 wikipedia
GaminのITスタッフが台湾の工場に送った内部メモでは、7月24日と7月25日の金曜日と土曜日に予定されている2日間のメンテナンスモードを発表しているが、これも公式の報告ではない。
Gaminはこれまで、ランサムウェアが問題の原因であるという報告についてコメントすることを拒否しており、調査中であるとだけ述べている。
顧客データが紛失または盗難にあったかどうかは現在のところ不明だ。Gaminの当初の報告よりも深刻な問題となっており、はるかに破壊的だ。
今後の動向はまだわからない。
コメント