シビウサイクリングツアーは、プロローグの雨の天候とはうって変わって晴天の中でのレース。
ストリーミングでみてたのですが、ルーマニアの山々はなんと綺麗なことか。
レースはやはり、実力通りの展開で決着が。しかし、実力通りというならば、この人の実力はやはり本物だと言えるだろう。
鉄人ダビデ・レベリン 48歳。登りでこの順位は凄いとしかいいようがない。
第1ステージ Sibiu › Bâlea Lac (183k)
このコースは最後の山頂ゴールに向かって走るコース。ストリーミングはかなり早い時間に始まってびっくり。
ルーマニアと日本の時差は6時間なので8時には放送が始まった。
逃げがあっても、最後に決着がつくのはゴールのBâlea Lacへの登り。
23.2kmの登坂距離に平均勾配6%と中々長い登りだ。
速い段階で抜け出した6人は最大7分のリードを獲得。今回のストリーミングも残り距離とか、先頭集団と後続集団の差とかの表示はない。
なので、少し目を離すと誰が先頭で、誰が追っているのやらという状態になってしまう。
集団は、BORA – hansgroheとプロローグ優勝のBike Aidチームが引く展開。ラスト25kmになるとISNも追走を手助け。
最終的には、4人が勝利を目指す集団を形成。BORA二人にISNと実力通りか。
その後ろで頑張っていたのは、鉄人ダビデ・レベリン48歳!
何回も記事にさせて貰ってますけど、最近のレースで実際に姿を見たのは初めてではないかな。
今回、マチュー・ファンデルプールが出場してたら、親子2代と対決となっていたのにとても残念。
マチューもキャンプでワレン・バルギルのKOMを破る走りを見せているので、この登りでも良い勝負だったのではないかな。7位でゴールだから素晴らしい!
最終的には、パトリック・コンラットがラスト5キロでアタックして抜け出していたのを、グレゴール・ミュールベルガーが追いついた。
🇷🇴 #SibiuTour
🏆 VICTORY! 🏆
That’s a 1-2 for #BORAhansgrohe with:
🥇 @muehlberger_94 and
🥈 @PatricKonradAn amazing display of teamwork!#BandOfBrothers pic.twitter.com/qU517kKgPa
— BORA – hansgrohe (@BORAhansgrohe) July 24, 2020
最後は、グレゴール・ミュールベルガーが先にゴール。BORAがワンツーを飾る完全勝利となった。まあ、BORAの貫禄勝ちといったところでしょうか。
- グレゴール・ミュールベルガー(BORA – hansgrohe) 4:52:11
- パトリック・コンラット(BORA – hansgrohe)
- マッテオ・バディラッテイ(Israel Start-Up Nation) +0:16
- レミー・ロシャス(NIPPO DELKO One Provence) +1:04
総合は、パトリック・コンラットが首位に立ち、3秒差でグレゴール・ミュールベルガーが続く展開。このままBORAのワンツーが続くかな。
ダビデ・レベリンも総合8位につけているので最終でも10位以内に入って欲しい。
第2ステージはゴール前に3級山岳があるけど、ゴールまで24kmあるので集団になるでしょう。
そうなると、勝利するのはあの人しかいないですね。
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