Castelli Gabba Rは、2010オンループ・ヘットニュースブラッドでレース初登場。
開発には、CTTに所属していたガブリエル・ラッシュが、北のクラシックの悪天候に対応できる半袖のレインジャケットが欲しいと提案したことに始まっている。
開発されたジャージにはラッシュの愛称である“GABBA”の名前が付けられた。
それ以来、Gabbaは6回のバージョンアップを重ねる。Gabba R は、機能的に防水でありながら通気性に優れたアッパーを提供し、レイン ジャケットというよりもジャージに近い本来の原則を保持している。
Gabba Rは引き続きレースに焦点を当てており、Rはレースの略だ。2024パリ~ルーベの前日に発表されており、Soudal – Quick Stepはコース偵察で使用している。
レース当日雨ならば、長袖のGABBA R JACKETを使用するはずだ。
Castelli Gabba R
以前のバージョンでは、Gore-Tex Infinium 生地が使用されていた。 今回、Gabba R はゴアテックスを、外側の膜と伸縮性のある軽量生地を組み合わせたCastelli独自の新しい生地と交換。
メンブレンは疎水処理を施した日本製の微多孔質ハイドロスピニングポリウレタン。これが新しい Gabbaにゴムのような外観を与えている。
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Soudal – Quick Stepは、ルーベ偵察で新しいGabba Rを着用。
驚くべきはそのエアロ性能だ。エアロロードのスピードスーツ並みに速く、現行のGabba RoS 2よりも1kmあたり約3秒速く、これまで着ていたレインジャケットよりも5秒以上速い。
Castelliは、この主張を裏付けるために、風洞テストを、Soudal – Quick Stepのカスパー・アスグリーンとともに実施。 Castelli は、その調査結果をホワイトペーパーで発表している。
Gabba Rのエアロ改善の一部はイタリア製生地の4方向ストレッチによるもので、これにより体にぴったりとフィットすることができると述べている。
Gabba Rは、体にぴったりとフィットするため、ジャケット内に形成された湿気を暖かく保つ利点があるという。
その他の点では、第6世代の Gabba には、雨からの跳ね返りを保護するための長い尻尾、高い襟、防水ジッパーが付いている。
以前は半そでバージョンだけだったが、Gabba Rにはロングのオプションが追加されている。
Gabba Rの半そでバージョンは47,000円。長袖のGABBA R JACKETは、47,300円。
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