Israel – Premier Techは、パリ~ルーベでロードバイクではなくて、Factor Ostro Gravelを使用する。
チームは、レースでは新しくなったFactor Ostro VAMを通常使用している。
では、何故パリ~ルーベでは、グラベルバイクを使用するのか。その理由についてIsrael – Premier Techは語っている。
Factor Ostro Gravel
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Israel – Premier Techのトム・ファンアスブロックと、ライリー・シーハンとともに、開幕後の週末に石畳で多くのテストを行い、新しいOstro VAMとFactor Ostro Gravelを比較した。
この結果、Factor Ostro Gravelは、ホイールベースが長いので追従性が遅く、ライダーが反応する時間が増えるのでパリ~ルーベのようなレースには最適だという結論に達している。
サイズ54のフレームを例にとると、Ostro Gravelのホイールベースは1014mmで、Ostro VAMのホイールベースは985mm。これはジオメトリーにかなり大きな違いがある。
Ostro GravelはOstro VAMよりもスタックが高く、リードが長く、ステアリングを落ち着かせるためにヘッドアングルが緩めになっている。
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タイヤ幅も関係してくる。
- Ostro VAM 内部リム幅23mmで28mmタイヤに最適化
- Ostro Gravel 32mmタイヤ装着可能
石畳では、タイヤ幅を広く空気圧を落としたほうがパンクしにくい。より幅広のタイヤを使用できるメリットは大きい。
ちなみにタイヤは、Continental Grand Prix 5000 Sを使用する。
また、Ostro Gravelは快適性を追求したバイクであり、ライダーからの直接のフィードバックは、空力よりも快適性を選ぶというものだった。
Ostro Gravelは、エアロ性能にも妥協はなく、非常に効率的なロードライディングも可能なバイクに仕上がっていることもレースで使用する要因の一つだ。
Israel – Premier TechがFactor Ostro Gravelを使って活躍すれば、スポンサーの宣伝にもなる。
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