中国のグループセットメーカーであるL-Twooは、新しい電動eRX ロードグループセットを発表した。
新しいロード専用のeRXグループセットは、美的にも機能的にもShimano 105 Di2グループセットによく似ている。
システムはセミワイヤレスで、シフターはコイン電池で操作。前後のディレイラーにワイヤーで接続されたシートチューブバッテリーがある。
セミワイヤレスeRXグループセット
リア ディレイラーは、Bluetoothを介してシフターとフロントディレイラーと通信する。
L-Twooは、シフターからのコマンドがリアディレイラーに移動するのに22ミリ秒しかかからないと述べている。
フロントディレイラーには自動トリム機能もあり、クロスチェーンを使用している場合にチェーンをこすらないようにディレイラーケージを微調整する。
接続に関しては、 L-TwooにはeRXシステムのシフトの微調整とファームウェアの更新に使用できるモバイルアプリがある。
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eRXモデルのシフトレバーは、カーボンファイバー。より手頃な価格のアルミレバーを備えたeR9モデルが後で利用可能になる。
レバーには 2 つのボタンがあり、1 つはシフトダウン用、もう 1 つはシフトアップ用。これも、Shimanoのシフターと同じ機能と外観となっている。
フロントには 50-34チェーンリングを備えた標準のコンパクトなギア比があり、リアには12スピードの 11-32カセットがある。
L-Twoo eRXグループセットの総重量は 1,300g。約1,320 グラムの Shimano 105 Di2に近い重量。
この重量には、シフター、前後のディレイラー、バッテリー、ケーブル、ブレーキが含まれる。
チェーンや、カセット、クランクセットなどは含まれていないので、別途調達する必要がありそうだ。まだ、販売されていないので詳細はわからない。
価格は、アルミニウム製のeR9モデルは約500ドル(約6万5千円)、eRXは約650ドル(約8万6千円)。公式サイトにも、まだ情報は少ない。
これからわかってくるだろうが、値段的にはShiamanoやSRAMの半額近くとなる。
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