罰金がライダーにどのような影響を与えるのかという懸念の中で変更が行われている。
モトバイクとライダーの距離などは、良いルールが出来て欲しいが、中には選手に納得いかない罰金もチラホラ。
特にサイン遅れとかの罰金はちょっと高すぎのような気もしますがねえ~。
罰金の引き下げについて
UCIは、ライダーの違反に対するUCIポイントの罰金を引き下げるように働きかけている。
プロサイクリスト協会(CPA)会長の、ジャンニ・ブーニョ会長は、次のように述べている。
「我々はライダーに行った調査の結果を検討した。
当事者のニーズを満たし、より公正かつ適切な制裁措置を講じて規則の遵守を達成するために努力し続ける」
そりゃあ、そうでしょう。
お金ならばまだしも、一生懸命走ってやっと獲得したUCIポイントを剥奪されたのではライダーはたまったもんじゃないですよね。
公認会計士団は、ライダーの安全性を改善するための変更についてUCIと協議。
潜在的な改善についての見解を聞くために、Giro d’Italiaでライダーから聞き取りを行った。
フィードゾーンへの変更はもちろん、レースでの車両のドライバーのトレーニングや、車両とライダーとの間の最小安全距離も求められている。
極端な気象条件の場合の措置
もう一つの重要な変更点は、極端な気象条件のためのプロトコルが女性のWorldTourレースにも採用されるようになる。
女性のほうが、寒がりの人が多いので当たり前と言えば当たり前ですね。今までなかったのが不思議。
男子のレースでは、これまでも気象プロトコルが採用されてレース距離の短縮があった。
ジロ・デ・イタリアでも、ガリビア峠がカットされましたね。これはレース前からの決定でしたけど。
サインに遅刻したら罰金?
🗣️ WOUTER POELS …
— Team INEOS (@TeamINEOS) 2019年6月16日
🗣️ Winner of @LiegeBastogneL …
🗣️ Winner of #Dauphine🇫🇷 stage seven …
A great intro for @WoutPoels ahead of the final stage of the @Dauphine pic.twitter.com/kfv0FBlyFJ
レースの前に行われる、出場する選手のサインの問題。
今年2月、UAEツアーの開始時に27人のライダーがサインに遅れたため罰金を科せられた。
それぞれ、支払った罰金の額は
BORA-hansgroheのPeter Kennaugh は、そんなの無理だよ~と言っている。
so the @UCI_cycling is fining riders and teams for late sign on, do they understand how easy this is to do !!!! interviewed before sign can easily loose track of time just one example engaging with fans etc etc we cant arrive 2 hours before the start with 2 hr transfers…
— Peter kennaugh (@Petekennaugh) 2019年2月27日
UCIは、自転車レースに参加するのに必要なことを理解してない。
2時間前にステージに着くように、午前7時にホテルを出発するのかい?
レースの10分前までにサイン出来たらいいんじゃないの? 意味のない規則じゃないのか?
ライダーは、アップもあり、ファンへのサインなどのサービスもある。チームバスの到着も遅れることがあるのだから、融通をきかせてもよいのではないでしょうか?
ボトルのポイ捨ても罰金
2月に導入された新しいUCIのルールでは、ボトルのポイ捨で750ポンドの罰金(10万円)が科せられる可能性があることになった。
ボトルを投げた場合、200から500スイスフラン(2万2千円~5万円)までの罰金、そして投げ捨てが危険であると見なされる場合は最大1000スイスフラン(10万円)までの罰金となる。
沿道にファンがいる場合には、競って拾う人もいますが、例えばオマーンなどでは誰もいない。砂漠ですもんね~。
単なるゴミとなる場合。運河などに投げられても困る。
ライダーは、ボトルの投げ捨ても出来なくなってしまいそうです。
ボトルを拾おうとするファンは楽しみが減ることになりそう。
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