Specialized、Trek、Pinarello、Cerveloなど、空気抵抗を最小限に抑え、スピードを最大限に高めるエアロロードバイク。みんな注目していると思います。
ツール・ド・フランスのほとんどのライダーは、フラットで起伏のあるステージではスピードを重視するエアロロードバイクを選択して走ります。
平坦ステージで、アタックが決まっている時にはゆったりしているので、選手のバイクをアップでもっと写してほしいですね。
エアロロード、これは最も興味深いものです…
チームのエアロロードバイクを見てみましょう。
Trek-Segafredo:Trek Madone Disk
多くのエアロロードバイクはほとんど同じように見えます。
結論としては、デザイナーは同じ結果を達成しようとしている。しかし、Trek Madone Diskは独特のデザインの外観を持っている。
その主な特徴の1つは、フレームコンプライアンスを微調整することができる IsoSpeedシステム(シートチューブはフレームの他の部分に対してわずかに動くことができる)。
エアロ性能だけでなく、快適性も備えたエアロバイクはほかに見当たらない。
Trek-Segafredoは、今年ShimanoからSRAM Red eTap AXSグループセットに切り替えた。
他のほとんどのコンポーネントは、Trekの自社ブランドであるBontragerからのものを使用している。
Bahrain Merida :Merida Reacto KOM
ReactoはMeridaのエアロロードバイクで、Sculturaは軽量モデルとなる。
エアロロードのReactoの重量は7.2kg。そのため、Bahrain-Meridaは、UCIのレースの最小制限である6.8kgまで減らすことに懸命に取り組んできた。
Bahrain-Meridaはフレームのレイアップを変更してないが、可能な限り最も軽いカーボンを使用したと言う。
まず、塗装を最小限に抑えている。数グラムを節約するために統合されたVision Metron 5Dデザインよりもむしろ別々のハンドルバーとステムを使うほどの気の使いよう。
Team INEOS :Pinarello Dogma F12
Dogma F12は典型的なエアロロードバイクのようには見えないかもしれないが、PinarelloはそれがDogma F10と比較して、40km/hで8ワットの節約をするとしている。
Flat Back downチューブのプロファイルは狭くなった。
最初にDogma F10に現れたときのデザインの主な目的はボトルの周りの抗力を減らすことだった。Dogma F12では、ボトルケージを5mm低く取り付けることができるようにピナレロがボトムブラケットの形状を変更し、空気の流れを改善している。
Team IneosはShimanoのグループセットとホイールを使用しているが、エガン・ベルナルのバイクにはLightweight Meilenstein Obermayersが装備されている。
チームは、ツール・ド・フランスでシマノのものと一緒にこれらのホイールを使っていることを確認している。
Team Sunweb:Cervelo S5
サーベロS5はディスクブレーキモデルでのみ利用可能なエアロバイク。最近の新しい傾向の一つとなっている。
Cerveloによると、S5の最新バージョンはその前作よりも空気力学的に効率的であるだけでなく、ボトムブラケットとヘッドチューブの両方でより剛性があり、100g軽量化されている。
Shimano Dura-Ace Di 2シフト用のブレーキホースとワイヤーは、ハンドルバー/ステムを通って内蔵されフレーム内に延びている。
Astana Pro Team:ARGON18 NITROGEN DISC
これは、AstanaのGCに有望なヤコブ・フルサンが乗っているARGON18 NITROGEN DISC。
ARGON18 Nitrogenバイクのリムブレーキを単にディスクに変更するのではなく、Nitrogen Discはゼロから開発された。
Argon 18によれば、重要な機能はねじり剛性の向上という。カーボンモノコックフォークのNitrogen Proと比較して、横方向剛性が80%向上したと主張している。
ヤコブ・フルサンのバイクは、Argon 18の3Dシステムを特徴としており、標準的なヘッドセットスペーサーに関連したフレックスの増加なしにヘッドチューブの高さを追加している。
3Dヘッドシステムはコラムスペーサーを使わずにポジションを調整することができるARGON 18のコアテクノロジー。
Bora-Hansgrohe:Specialized S-Works Venge
Peter Saganは、ディスクブレーキと電子シフト専用に設計されたバイクである、Specialized S-Works Vengeに乗っている。
スペシャライズドは、最初に数百万ものチューブ形状を生成し、それらを空力特性、表面積、剛性に基づいて分析することができる独自のFree Shape Optimizationソフトウェアを開発することによって、最新バージョンのVengeの設計を始めた。
このバイクは、上部へのエアロプロファイルと内部ケーブル/ブレーキホース配線を備えたAerofly IIハンドルバーを備えている。
Saganが以前に使用したZipp SL Sprintを含め、テストしたどのステムよりも堅いという。
Team Dimension Data :BMC Timemachine Road
BMCのTimemachine Roadは、ディスクブレーキのみで設計されているエアロロードバイク。
BMCがAero Moduleと呼んでいるものにおいて、統合されたウォーターボトルは設計の重要な部分となる。
目的は、フレームからウォーターボトルへの移行をスムーズにして、従来のウォーターボトルケージで発生する抗力を排除することだ。BMCはEliteと協力して特別なケージと550mlのウォーターボトルを開発した。(写真みつけられず)
この自転車はBMCのICS(Integrated Cockpit System)エアロハンドルバーとステムを備えており、Di2ワイヤーとブレーキホースを内部配線にしている。
エドヴァルド・ボアッソンハーゲンのバイクには取り付けられてないが、このシステムでは取り外し可能なステアラーチューブスペーサーを使って簡単にフィット調整できるようになっている。
Dimension DataがRotorチェーンセットで使用する際立ったゴールドチェーンはKMC X11SLだ。
Arkea Samsic:BH G7 PRO
BHはG7 Proでは、ディスクブレーキの将来がまだ不確実だった時に、ダイレクトマウントのリムブレーキバージョンを発売した。
BHはそれがそれがディスクブレーキモデルよりも、チューブ形状を改善することができたと言っている。
フレームは主にT800とT700の炭素繊維でできていて、フレーム重量は840gとなっている。
アントニー・ドゥラプラスのバイクは、Shimano Dura-Ace Di 2グループセットとFSAチェーンセット、そしてVision Metron 5Dハンドルバーとステムを組み合わせたもので構成されている。FFwd F4ホイールの深さは45mm。
BHは、本格的なエアロロードBH G8 DISKを発表している。
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