Tour de Franceイエロージャージに袖を通している、ジュリオ・チッコーネがTrek-Segafredoから契約延長を手渡された。
発表はジュリオ・チッコーネがツール・ド・フランス第6ステージを2位で終えて、イエロージャージを獲得した後24時間以内にされた。
ジュリオ・チッコーネ
ジュリオ・チッコーネはBardiani-CSFで3年走った後に、今シーズンからTrek-Segafredoに移籍した。
彼は5月にGiro d’Italiaを駆け抜け、山岳賞獲得とステージ1勝。
山岳が得意なジュリオ・チッコーネは第1ステージからバイクチェンジしてマリア・アッズーラ(山岳賞)を獲得したのだ。
初めての、プロツアーステージでジロを走ったチッコーネは、まさかツール・ド・フランスにも出場出来るとは思っていなかったようだ。
今大会初めて迎えたツールの山岳ステージ。
この第6ステージで、彼はディラン・トゥーンス(Bahrain Merida)に続いて2位でゴール。
2級山岳シュヴレール峠に設定されたボーナスタイム8秒が明暗を分け、ジュリアン・アラフィリップからマイヨ・ジョーヌを奪いとることが出来た。
ワールドプロツアー1年目で、ジロの山岳賞、そしてマイヨ・ジョーヌ獲得となればチームも彼を手放す訳にはいかない。
#TDF2019 S7
Reaction from @giuliocicco1 who keeps yellow for another stage. pic.twitter.com/pgPFj28xz4— Trek-Segafredo (@TrekSegafredo) 2019年7月12日
チッコーネの契約期間は2年だったが、2021年シーズンの終わりまで契約延長された。
「Trek-Segafredoとの契約を更新できたことはとてもワクワクしています。私にとって大きな家族のようなチームで本当に楽しんで走っている。
Giroの後、私に興味を持ったチームがいたことは確かだ。
でも、チームにいて経験を積みたい。山岳ではリッチー・ポートをサポートするためにツール・ド・フランスにやってきた。
このジャージをできるだけ楽しむことを試みるが、焦点はリーダーであるリッチーにある。
できるだけ彼を助け、守るために最善を尽くします」
Trekは来年のために、ヴィンチェンツォ・ニバリを迎える。
Trek-Segafredoとしては、チッコーネの未来のためにグランドツアーでニバリからの膨大な経験を学ぶことが出来ることを願っている。
「私たちは彼の才能を信じているのでサインしました。
ネオプロとしてジロ・デ・イタリアでステージを勝ち取った彼をそれ以来ずっと追ってました。(2016 Giro d’Italia Stage10優勝)
今シーズン、ジュリオはすでに大きな一歩を踏み出したが、彼にはまだ大きな改善の余地があると確信している。彼の限界がどこにあるかを知りたいと思っている。
私たちは彼と一緒にいます」
とTrek-SegafredoのゼネラルマネージャーLuca Guercilenaはコメントした。
💛💛💛💛
🔑🔑🔑🔑We are giving away 4️⃣ @PCyclingManager 🇫🇷 #TDF2019 game keys for @giuliocicco1 taking the yellow jersey today!
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Good luck! pic.twitter.com/3lSWBZokxg— Trek-Segafredo (@TrekSegafredo) 2019年7月11日
Trek-Segafredoは来シーズン、ヴィンチェンツォ・ニバリがリーダーとなれば
- リッチー・ポート
- バウケ・モレマ
- ジュリオ・チッコーネ
がアシストに回れる。
強力なチームとなるだろう。
ジュリオ・チッコーネは将来に向けて、タイムトライヤルを強化すれば総合系ライダーとして活躍できるようになるかもしれない。
山岳での何度も繰り返されるアタックは見ていてワクワクする。
まだ、24歳なので将来に向けて期待が大きくなった。今後の山岳での走りに注目しておきたい。
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