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ジュリアン・アラフリップは、データを打ち破り本能で走るライダーであり続ける

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Photo credit: seetezadi on Visualhunt
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切れのあるアタックで集団から抜け出し、ゴールをさらっていくジュリアン・アラフリップ。

2024年シーズンは、見事にその走りが復活。ジロ・デ・イタリアでは8回の逃げにのり第12ステージで奇跡的な勝利。

 

最終的にジロ・デ・イタリアの敢闘賞も獲得した。

 

ジュリアン・アラフリップは、ウルフパックからTudor Pro Cycling Teamに移籍して最初のレースであるフィゲイラ・チャンピオンズ・クラシックに出場する。

 

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永遠にアタックライダー

 
 
 
 
 
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ジュリアン・アラフィリップはこの10年以上、ファンを熱狂させてきた同世代の傑出したライダーのひとりだ。

現在のレースでは、逃げて勝つのは本当に難しくなっている。レースは管理されており計画的に逃げを追い詰めていく。アタックのタイミングもあらかじめ決められた場所で行われることが多い。

ジュリアン・アラフリップは、フィゲイラ・チャンピオンズ・クラシックでのシーズン開始前にインタビューに答えている。

 

開幕レースですが、ここ数年でレースのやり方が変わったと思いますか?

今と10年前との大きな違いは、私のような本能的なライダーが活躍する場が少なくなっていることだ。 トレーナーの計算がますます重要になってきている。

ライダーがレース後に走ったパワーだけを気にするのは悲しくなる。 5分台の記録を更新したら、レースで何が起こったか気にもとめない。

それは私にとってサイクリングではない。 私にとってのサイクリングはショーであり、レースを作り、結果を出すことなんだ。

 

シーズンオフにウルフパックからTudor Pro Cycling Teamに移籍した後も、スタイルを変えるつもりはないということですか?

私の希望はアタックライダーであり続けること、人々を楽しませ続けること。 それがこのスポーツを愛する理由なんだ。

可能な限り最高のレベルに戻るために努力しているけど、2014年にプロになったときと同じようにこのスポーツを生きている。

多くのことが変わったけど、自分らしくいることが大事だと思う。

 

では、攻撃的なスタイルを続けていく訳ですね。

そして、そう、現代のサイクリングではそれがますます難しくなっている。 新しい現実に合わせて進化しようとするけど、自分らしくいたいとも思っている。

もちろん、ハートのあるアグレッシブなレースは、生の数字に打ち勝つことができる。 もしそうでなくなったら、私はもうここにいない。

このスポーツには “華 “が必要だ。 通常のシナリオの少し外側を彩るライダーたち。 私はやめるまでそれを続けるだろう。

正直なところ、自分の実力を見ることはほとんどない。記録に記録を重ねることはできるが、結局はバイクに乗っているときのフィーリングがすべてだからだ。それが、Tudor Pro Cycling Teamを選んだ理由のひとつでもあるんだ。

ここにはプロフェッショナルな体制があるが、自分の好きなようにレースをする自由もある。

 

Tudor Pro Cycling Teamに移籍し、マルク・ヒルシと共にアグレッシブな走りを見せてくれるはずだ。本能でアタックのタイミングを探るのは、ヴィンチェンツォ・ニバリともよく似ている。

数少ない、本能型のライダーとなったが、スタイルを変えず見ていて面白いレースを続けて貰いたい。

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