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2021年シーズンに登場する新しい機材は?

機材情報
Image by Javier Rodriguez from Pixabay
この記事は約6分で読めます。

2021年も新しい技術が登場してくるだろう。

バイクは、軽量でエアロという段階に入っているように見える。そして、グラベルでもロードでも、なんでも使えるオールバイクが増えていくことも予想される。

2021年には、どんな技術開発が期待できるのか見てみよう。

 

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3月23日 シマノデュラエースが発表されるか

photo shimano

 

2021年最も期待されるのは新型Dura Aceの登場だ。シマノ100周年記念の3月23日に発表されるというのが、最もインパクトのある登場の仕方となる。

特許によると、新しいDura Aceは、レバーの動きから独自の電力を生成出来る圧電コンポーネントか、コイン電池を搭載したワイヤレスシフターとなる。

 

ワイヤレスとなるならば、配線が減ることは間違いない。バッテリーはどうなるだろう。フロントとリアは独自のバッテリーとなるのか、疑問となる点はとても多い。

いつもならば、レースで見られてから登場となるだろうけど、今年はレースでプロが使用している状態が見れるだろうか?

もう少し、メディアに情報を流してくれても良いと思うのだけど。プロはもうテストしているのでしょうにね。誰もリークしてくれない(^^;

 

トップカーボンフレームは更に高くなる

photo masterpiece

 

カーボンフレームの価格は、これまで以上に高くなるかもしれない。この原因は2018年にリリースされた東レM40Xによる。

これは年に1回、合計2トン製造され、東レの日本独自のプリプレグ会社に独占的に供給されている。究極に軽量で強力なフレーム作りの開発には、より多くの開発資金が必要なのも原因の一つだ。

更に、アジアでは人件費が上昇しており、それはフレーム価格にも跳ね返る。

コストが上昇するもう一つの理由には、需要と供給の関係もあり、自転車熱が高まっているのも要因の一つとなっている。

2021年もトップクラスの自転車の価格が高騰し続けることが予測され、一般市民にはますます手の届かない価格になるかもしれない。

 

エアロが全てではない

©Chris Sansom

 

エアロがすべてであり、バイクの軽量化は上り坂のタイムトライアリストやナイーブな人たちのものだという感じに、ここ数年で変化してきている。

実際、平地ではバイクの軽量化はあまり意味がない。

しかし、超軽量バイクの瞬時の反応と遊び心には、何か特別なものがある。普通に走っているだけでは、味わえないライディングに活力を与えてくれる。

エアロを追求する追い風に対抗してデザインされたバイクが増えてきている。

伝統的なラウンドチューブをディープセクションのカムテールに置き換え、内部ケーブルルーティングはヘッドセットの周りをスッキリとさせた。

デザインの全体的な焦点は、秒単位で数値化されたパフォーマンスよりも、むしろ乗り心地に集中している。

2021年には絶対的なスピードを追うよりも、軽快な走りを優先したバイクを生産し始めるブランドが増えると予想される。

 

リム幅が広がり、フックがなくなる

photo sram.com

 

ディスクブレーキが普及し、ブレーキキャリバーの制約から解放されたリム設計者はデザインを革新する機会が増えている。

内部リム幅が増加し、より低い空気圧で、より幅の広いタイヤに対してサイドウォールサポートを提供している。

 

photo sram.com

これは、タイヤとリムの間のスムーズな移行を提供することを目的とした、はるかに広い外部リムと組み合わされており、乱気流がなくなり、空気力学がさらに向上している。

リム幅が広くなっても、多くは重量が極端に増えていない。これはマウンテンバイクからの技術によってもたらされた、フックレスリムのおかげだ。

フックレスリムは、チューブレスタイヤとみ互換性がある。だが、このテクノロジーにより、リムに使用できる材料がはるかに少なくなるため、ホイールの総重量は依然として低くなる傾向がある。

2021年には、より多くのブランドがリム幅を広げ、フックレスリムの時流に乗るだろうと予測される。

 

狭いコクピット

 
 
 
 
 
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走行中のエアロを求めるために、多くのプロライダーは様々なエアロポジションを取ってきている。

トップチューブに座ってペダリングしたり、ハンドル上部に肘を載せてタイムトライヤル風にして乗ったり様々だ。

2021年シーズンは、より多くのメーカーが空力的に最適化されたポジションに対応し、従来の古いハンドル周りのポジションでライダーが苦労することが少なくなると予測される

幅の狭いハンドルは、少しづつ増えているが、それでも34cmのハンドルバーを製造しているメーカーはほとんどない。

これまで、プロはステムを目一杯長くして、ハンドル上部に肘をついてエアロポジションを取っていた。

これをしなくても、Speeco Aero Breakaway Barならば、ハンドル幅は狭く、リーチ部分はTTのエアロバーのようにアームレス形状にもなっている。

こんなハンドルがレースでも、見られるようになるかもしれない。

 

コメント

  1. y.shimoyama より:

    ホイールの話のところ
    フレックスリムとあるのは「フックレスリム」の間違いではありませんか?

    • ちゃん より:

      y.shimoyamaさん、コメントありがとうございます!
      全部で、6か所修正しました。大変ありがとうございます。
      また、よろしくお願いします<(_ _)>

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