ツール・ド・フランスでは新しい技術が色々と見られるけど、ブランドを混在するというのは珍しい。
ツールに出場するトレックのエドワード・トゥーンスのバイクは、SRAMのコンポが搭載されている。
エドワード・トゥーンスはSRAMに、ShiamanoのDi2SW-R610のスプリンターシフターを組み合わせて使っている。
スプリントをリードアウトするために、最適なシステムの組み合わせということだろう。
小さくて取付も簡単
SRAM Red EtapAXSを搭載したバイクで、Di2コンポーネントを見るというのは面白い。
SRAMにも、電子グループ用のシフターオプションのMultiClicがある。Shiamanoの場合には、スプリント用とクライミング用のオプションを備えた様々なシフターを提供している。
以下の動画では、SRAMのMultiClicシフターオプションの取り付け方を説明してくれている。
見ていたら、結構取り付けるのも難しそうだ。
SRAMのシフターは結構大きい。しかも取付位置はハンドルバー部分。
SRAMもShiamanoも機能的には良く似ており、内部には単純なマイクロスイッチがある。
Shimanoのシフターを取り付けるには、ユニットのワイヤーを切断して、コネクターを交換。あとははんだ付けするだけで良い。
ワールドツアーチームのメカニックならば簡単に出来る技だ。
使い勝手については、Di2シフターのほうが良いのは見ても単純にわかる。特に、スプリントのリードアウトをする時に、シフトチェンジするならばドロップ位置にあったほうが便利なのは当然だ。
最初からDi2を使えば良いけど、これはSRAMがスボンサーになっているTREKでは出来ないこと。
必要に迫られて編み出した技ということですね。
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