ジュリアン・アラフィリップは第11ステージの残り64kmのカーブで落車。
そのまま、救急車で運ばれてリタイヤとなった。
公式サイトでケガの様子がわかったので報告。
カーブでの落車
それほど難しいカーブであるとは思えなかったのだけど、ジュリアンは単独で落車。
ケガの様子だけど、右肩を脱臼したことが明らかに。X線では骨折は見られないとのこと。
医者は肩を元に戻している。木曜日に、ジュリアンはヘレンタール病院でさらなる検査を受けるためにベルギーに移動し、さらなる損傷を検査する。
骨折ではないというのは朗報だ。連覇を目指す世界選手権は9月25日、回復スケジュールは明らかになっていないけど、どうなんでしょうねえ~。
とにかく、今年のジュリアン・アラフィリップはついていない。
ジュリアン・アラフィリップは、シーズン最初のツール・ド・ラ・プロヴァンスも万全の状態で迎えた訳ではなかった。
そして、ストラーデビアンケでは宙を舞う落車をしてしまう。なんとかゴールしたけど失意の58位。
プランツパイルでは、チームサポートカーに落車をさせられてしまいDNS。
ミラノ~サンレモも気管支炎で欠場。
そして、リエージュ〜バストーニュ〜リエージュでは、肩甲骨の骨折、2本の肋骨の骨折、肺の虚脱の大けが。ツールも逃してしまう。
そして、復帰したツール・ド・ワロニーで第1ステージ優勝。だが、コロナでリタイヤとなってしまう。まさに踏んだり蹴ったりだ。
これで世界選手権も逃してしまうと呪われたシーズンとなってしまいそうだ。Quick-Step Alpha Vinyl Teamにとっても一大事で、レムコはブエルタの残りステージを5人のアシストで戦うことになる。
山岳の最初の部分を請け負っていたジュリアン・アラフィリップが抜けることで、ルイス・フェルファークとイラン・ファンワイルダーの負担は増してしまう。
チームにとっては大損害だ。ジュリアンの復帰時期についてはわかればまた報告したいと思う。
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