Lidl – Trekも大誤算。テイオ・ゲイガンハートが落車の影響とコロナで欠場となってしまう。
ジュリオ・チッコーネと二人いれば、色々な戦術もとれただろうに残念。さらに、マッズ・ピーダスンもクリテリウム・デュ・ドーフィネ以降に、コロナにかかっている。
Lidl – Trekのメンバー
A bottle of our finest for @letour! 🍷
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— Lidl-Trek (@LidlTrek) June 24, 2024
41.ジュリオ・チッコーネ
42.ジュリアン・ベルナール
43.ティム・デクレルク
44.ライアン・ギボンズ
45.マッズ・ピーダスン
46.トムス・スクインシュ
47.ジャスパー・ストゥイヴェン
48.カルロス・ベローナ
ジュリオ・チッコーネ
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ジュリオ・チッコーネもテイオ・ゲイガンハートと共同エースの立場ならば、プレッシャーも少なかったはず。体調を崩したのも気になる。
ジュリオ・チッコーネは、2019年はワールドツアーデビュー1年目で、2019年ジロ・デ・イタリア山岳賞を獲得し、ツール・ド・フランスでもマイヨジョーヌに袖を通した。
一躍トツプスターの仲間入りを果たし、2020年は飛躍が期待された。だが、2020年はコロナにかかってしまい、ジロでは気管支炎の症状を起こしてリタイヤ。
オフには鼻中隔形成術の手術もしている。
2023年にようやく調子を取り戻し、クリテリウム・デュ・ドーフィネ山岳賞、ツール・ド・フランスでも山岳賞を獲得。
2024年は、またも手術からスタート。ジロも出場できなかった。
クリテリウム・デュ・ドーフィネでは総合8位となったけれど、ツールでは総合狙いではないのでは。昨年同様に山岳賞を狙っていくのが面白い。
ただ、テイオ・ゲイガンハートがいないのである程度の順位は求められるのか。
マッズ・ピーダスン
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2019世界選手権ロード王者。2022 ブエルタ・ア・エスパーニャでは3勝をあげてポイント賞ジャージを獲得。
2023 ジロ・デ・イタリア第6ステージでも勝利。だが、ジロを完走することなく第13ステージでDNS。
2023 ツール・ド・フランスに出場。第8ステージでジャスパー・フィリップセンを破って勝利する。
マッズ・ピーダスンは、ジャスパー・フィリップセンとツールで対戦するが、彼のことは嫌いだ。
マッズ・ピーダスンは、2024年シーズン絶好調だ。
- エトワール・ド・ベセージュ第2ステージ優勝 総合優勝
- ツール・ド・ラ・プロヴァンス 第1・2・3ステージ優勝 総合優勝
- ヘント〜ウェヴェルヘム 優勝
- パリ~ルーベ 3位
- クリテリウム・デュ・ドーフィネ 第1ステージ優勝
世界王者と元世界王者のランデブーとなったヘント〜ウェヴェルヘムでは、マチュー・ファンデルプールをスプリントで撃破。これは凄かった。
Lidl – Trekはジロ・デ・イタリアでは、ジョナサン・ミランがポイント賞獲得。
マッズ・ピーダスンは、ジョナサン・ミランに続いて、ツールでポイント賞獲得となるか。ジャスパー・フィリップセンに対抗してグリーンジャージ争いが白熱することを期待したい。
ただ、クリテリウム・デュ・ドーフィネ以降にコロナになっているのが気がかりだ。平地のけん引はトラクターことティム・デクレルク。マッズ・ピーダスンのリードアウトはトムス・スクインシュかな。
Lidl – Trekは、新型のMadoneで勝負だ。
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