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ワウト・ファンアールトのビアンキ OLTRE XR4

http://www.cyclingnews.com/features/wout-van-aerts-bianchi-oltre-xr4-gallery/ 機材情報
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3度のシクロクロス世界チャンピオンのワウト・ファン・アールトは、Team Jumbo-Vismaと3年の長期契約を結びました。

今年は、彼のロードレースのワールドツアーではフルシーズンでの参加となります。

今回、Strade Biancheではジュリアン・アラフィリップ(Decuninck-QuickStep)、ヤコブ・フルサン(アスタナ)に続いて、後続に追いつかれることなく3位を獲得。2年連続での表彰台となりました。

そんな彼の乗るビアンキOLTRE XR4を見てみましょう。

 

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ビアンキ

https://www.teamjumbovisma

ビアンキは1885年に創業を開始。最も古い自転車メーカーの一つだ。

実に130年以上もの歴史を誇るイタリアンブランドであるビアンキ。その歴史は常にロードレースシーンとともにあり、ビアンキに乗ったレーサーは輝かしい栄光を手にしてきた。

 

 

https://www.teamjumbovisma

昨年も3位になっているファン・アールトはチームのHpで今回の ストラーデビアンケの結果について

 

私はこの3位にとても満足している。 気持ちは最高で、これからのクラシックレースに自信を与えてくれる。ストラーデビアンケは素晴らしいレースであり、ここで勝つためにはすべてが揃っていなければなりません。

このレースは攻撃するライダーが報われるコースだ。 そして攻撃は私がしたことだ。 私は間違いなく勝利のために参加するためにここに戻ってくるでしょう。

 

ビアンキのCountervail

彼が乗ったビアンキOLTREは、2010年にシリーズデビューしOLTRE4となっている。

このフレームに使われているCountervailが、フレームの振動吸収を抑えているという。

Countervailとは?
 

「Countervail(カウンターヴェイル)」(特許取得品)

NASAでの採用実績を持つ素材メーカー、マテリアル・サイエンス社との共同開発により生み出された、独自のカーボン繊維構造と粘弾性により優れた振動除去性能を持った特殊素材。

これをシート状にしカーボン積層に挟み込むことで、路面からの微振動をカット。

従来品に比べ最大80%もの振動を除去しているという。その上、フレームの剛性や強度も向上にも貢献している。

 

http://www.japan.bianchi.com/technology/road/

 

Countervailの説明動画もあるのですが、イマイチ意味はわかんない?

 

ビアンキOltre XR4

セミエアロのOLTRE XR4

https://www.bianchi.com/tavolozza/en/oltrexr4?code=020A01G

 

フレームについて

CFD解析、風洞実験、フレーム本体の空気の流れを可視化するフロービジュアライゼーションといったプロセスを経て最適化。

振動吸収のために横方向に極薄の扁平形状とされていたシートステーは、カウンターヴェイルの採用により、剛性を確保するやや太めで縦に扁平となった形状へ変更されている。

 

http://www.cyclingnews.com/features/wout-van-aerts-bianchi-oltre-xr4-gallery/

Team Jumbo-Vismaはパイオニアのパワーメーターを使用する。

 

http://www.cyclingnews.com/features/wout-van-aerts-bianchi-oltre-xr4-gallery/

ハンドルは、Vision Metron 6Dでステム一体型。ファン・アールトは410mmのハンドル幅。

 

サドルはFizik アンタレス00だ。重量は140gと軽量。

 

http://www.cyclingnews.com/features/wout-van-aerts-bianchi-oltre-xr4-gallery/

ファン・アールトの名前が貼ってありますね。

 

http://www.cyclingnews.com/features/wout-van-aerts-bianchi-oltre-xr4-gallery/

26mmのVittoria Corsaチューブラーを使用。

 

http://www.cyclingnews.com/features/wout-van-aerts-bianchi-oltre-xr4-gallery/

11-30のギア選択。

http://www.cyclingnews.com/features/wout-van-aerts-bianchi-oltre-xr4-gallery/

フロントは53×39。Team Jumbo-Vismaは、Dura-Ace R9100ホイールにマッチしたShimano Dura-Ace R9150ドライブトレインを装備。

 

http://www.cyclingnews.com/features/wout-van-aerts-bianchi-oltre-xr4-gallery/

ダイレクトマウントリムブレーキ。

 

http://www.cyclingnews.com/features/wout-van-aerts-bianchi-oltre-xr4-gallery/

Tacx Ciroのボトルとゲージ。Bianchiのチェレステカラーとマッチしてますねえ~。

 

http://www.cyclingnews.com/features/wout-van-aerts-bianchi-oltre-xr4-gallery/

Shimano Di2インターフェースのボタンがエンドバーについてます。

 

Wout van AertのBianchi Oltre XR4フルバイク仕様

  • フレームセット: Bianchi Oltre XR4
  • フロントブレーキ: Shimano Dura-Ace R9100、ダイレクトマウント
  • リアブレーキ: Shimano Dura-Ace R9100、ダイレクトマウント
  • ブレーキ/シフトレバー: Shimano Dura-Ace R9150
  • フロントディレイラー: Shimano Dura-Ace R9150
  • リアディレイラー: Shimano Dura-Ace R9150
  • カセット: Shimano Dura-Ace R9100、11〜30
  • クランクセット: Shimano Dura-Ace R9100、53 / 39、172.5mm
  • ホイールセット: Shimano Dura-Ace R9100、C40
  • タイヤ: Vittoria Corsa、26mmチューブラー
  • ハンドル/ステム: Vision Metron 6D、幅410mm、ステム140mm
  • ペダル: Shimano Dura-Ace R9100
  • サドル: Fizikアンタレス00
  • シートポスト:ビアンキオルトレXR4
  • ボトルケージ: Tacx Ciro
  • ライダーの身長: 1.87m
  • サドルの高さ(ボトムブラケットから): 780 mm
  • ハンドルバーへのサドルノーズ(中央): 610mm

 

今回のStrade Biancheで、素晴らしい走りを見せたファンアールト。これからのクラシックシリーズも更なる活躍を期待したいですね。
 
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