2019ジロ・デ・イタリアの山岳賞。そして、ツールでもマイヨジョーヌを着用したジュリオ・チッコーネ(Giulio Ciccone)。
チッコーネは、第14ステージの個人タイムトライヤルをスタートすることなくリタイヤした。
ジュリオ・チッコーネは気管支炎の症状を示しており、これ以上ステージを続けることは無理だと判断された。
不純な天候も関係ありか
今年のジロは秋に行われており、すでに気温も低い。それに加えて雨が降れば更にコンデションを保つことは難しくなる。
ジュリオ・チッコーネは数日前から、気管支炎の症状を出しており咳き込んでいたようだ。
9月に、ジュリオ・チッコーネはコロナ陽性反応となっており、ティレーノ・アドリアティコを欠場している。
2週間バイクから離れており、コンデションを整える時間は全くなかっただろう。ジロ前には、陰性に戻っていたが好調であるはずはない。
コロナにかかると後遺症がある人も少なからずいる。
今回のジュリオ・チッコーネの場合には、ジロの検査では全くコロナの陽性反応は出ていない。だが、身体が弱っている状態も少なからずあったのではないだろうか。
それに加えて、雨の中を何時間も走っては治ることも難しい。
チームにとっても大きなマイナスだ。特に第15ステージの重要な山岳を迎えるヴィチェンツァ・ニバリにとっては大きな痛手だろう。
ジュリオ・チッコーネは今シーズン、もう走ることはないが来年には体調を整えて、また素晴らしいアタックを見せて貰いたい。
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