2022ヴォルタ・アン・アルガルヴェ第1ステージ　スプリンターステージを制したのは?

ポルトガルで行われるヴォルタ・アン・アルガルヴェ。多くのクラシックライダーにとって準備レースとして理想的なコース設定となっている。

過去の優勝者

2021:  ジョアン・ロドリゲス
2020:  レムコ・エヴェネプール
2019:  タデイ・ポガチャル
2018:  ミハウ・クフィアトコフスキ
2017:  プリモッシュ・ログリッチ
2016:  ゲラント・トーマス
2015:  ゲラント・トーマス
2014:  ミハウ・クフィアトコフスキ
2013:  トニー・マルティン
2012: リッチー・ポート

昨年はコンチネンタルチームのジョアン・ロドリゲス(W52 / FC Porto)がイーサン・ヘイターを破っている。

 

ヴォルタ・アン・アンガルヴェの最終ステージでイネオスのイーサン・ヘイターの総合優勝は?

ヴォルタ・アン・アンガルヴェ第4ステージでは、イネオスのイーサン・ヘイターが落車しながらも、総合トップを死守。 最終ステージは登りゴールとなっているが、12秒のタイム差を守れれば良い。だが、イーサン・ヘイターは元々トラックの得意なスプリンタ...

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2021.05.10

昨年は、2月開催ではなく、コロナのためにジロと同時期に開催されたが、今年は通常開催なのでワールドツアーチームも10チーム参加している。

第1ステージ　ポルティマン～ラゴス　 199.1 km

第1ステージ　photo voltaaoalgarve

初日はスプリンターの日となる。スタートは大西洋のアルガルヴェの最南端のポルティマンから。

ポルトガル海岸に沿って西に向かい、その後内陸に向かう。中間に山岳もあるけど、ゴールまでの距離が長いのでスプリントで決着だ。

1. 4級山岳　Aldeia dos Matos  1.6km・6.1%
2. スプリントポイント　São Bartolomeu de Messines
3. 3級山岳 Nave  6.0km・4.2%
   
4. スプリントポイント　Aljezur
5. スプリントポイント　Vila do Bispo

注目されるライダーは

•  INEOS Grenadiers　ゲラント・トーマス、ダニエル・マルティネス、イーサン・ヘイター、トム・ピドコック
•  Astana Qazaqstan Team　サムエーレ・バティステッラ
•  BORA – hansgrohe　セルジオ・イギータ
•  Cofidis　ブライアン・コカール、ヨン・イサギレ
•  Groupama – FDJ　ダヴィ・ゴデュ、シュテファン・キュング
•  Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux　アレクサンダー・クリストフ
•  Jumbo-Visma　トビアス・フォス
•  Quick-Step Alpha Vinyl Team　レムコ・エヴェネプール
•  Trek – Segafredo　トニー・ガロパン
•  UAE Team Emirates　ブランドン・マクナリティ、フアン・モラノ
•  Alpecin-Fenix　ティム・メルリエ
•  Team Arkéa Samsic　ワレン・バルギル、コナー・スウィフト

4人の逃げ

Tiz-cycling　ストリーミング　スクリーンショット以下同様

レース前に注目されていたスプリンターはやはり、ティム・メルリエ。今日もプロチームのスプリンターが勝つと面白いけど。

ただ、Alpecin-Fenixはケガ人が多い。

• マチュー兄弟は腰痛　兄は休養中
• ライオネル・タミニオーはアンタルヤで鎖骨骨折
• シルヴァン・ディリエは年初に骨盤骨折
• アレックス・ボグナ　膝痛
• エディ・アンダーソン　胃腸炎
• ジェイ・ヴァイン　胃腸炎
• アレクサンダー・クリーガー　コロナ感染
• シュールト・バックス　膝痛

好調なコフィディスのブライアン・コカールも注目だ。

リードアウトが最強なのはファビオ・ヤコブセン。本命かな。

スペインのプロチームが最前列に。

ポルトガルも快晴の中スタート。

スタートして約20kmして4人の逃げが完成。

1. ETXEBERRIA Asier (Euskaltel – Euskadi)
2. OLIVEIRA Fábio Marcelo Pinto (ABTF – Feirense)
3. NUNES Hugo (Rádio Popular – Paredes – Boavista)
4. MATIAS João (Tavfer-Mortágua-Ovos Matinados)

Alpecin-Fenixが先頭を引く。後ろにはクイックステップのティム・デクレルの姿も見える。

今日はスプリンターステージなので逃がさない。

っ

タイム差は1分45秒。まあ、このステージでは逃げ切りはない。

残り58kmで集団はまとまって追っている。意思統一が出来ている。

タイム差は、射程圏内でひたすら進む。

ティム・デクレルも先頭交代に入っている。

残り50.5kmで57秒まで詰められた。早めに捕まえられるかな。

残り38kmで大きな落車が。

なんとUAEのフアン・モラノも落車。モラノはここでリタイヤしてしまう。UAEはスプリンターを失ってしまった。

集団が4人に迫り、ここで吸収。

Alpecin-Fenixが集団前方でペースを上げる。ドリース・デポンドが積極的引く。

残り12.4kmで落車。

集団から抜け出そうとするライダーもいるけど無理だ。

先頭にクイックステップが集まる。

すでに集団は30人程度に絞られた。

レムコ・エヴェネプールがチームの先頭に。

残り2.2kmではクイックステップが4人で先頭を固める。またもレムコ・エヴェネプールが先頭を引きまくる。

クイックステップは、イヴ・ランパールト、ベルト・ファンレルベルフとリードアウト。

最後にファビオ・ヤコブセンがベルト・ファンレルベルフから発射!

完璧なお膳立てでファビオ・ヤコブセンが勝利!

ヤコブセンはこれで早くも3勝目。シーズン序盤から絶好調だ。

リザルト

第1ステージ　リザルト

総合

ファビオ・ヤコブセンのコメント

チームメートに感謝しなければならない。スプリンターは彼らなしでは勝てない、これが彼らの勝利だ。

ラゴスで再び優勝できてうれしい。近くの合宿に行く予定で、ここで2回優勝したことがあるので、ここでかなりうまくいったことを知っている。

私はレムコ・エヴェネプールに感謝しなければならない。彼は一般的な分類のためにここにいるが、彼はリードアウトで完璧に仕事をしている。

ポイント賞

山岳賞

新人賞