今シーズン限りで契約の切れる、AG2R La Mondialeのエースであるロマン・バルデ。
彼は、今シーズン限りでチームを離れることを希望しており、Team Sunwebと2021年に契約すると噂されている。
Sunwebがロマン・バルデを望んでいる
Team Sunwebは、クライマーであるサム・オーメンが2020年限りでチームを離れると言われている。
このためSunwebは、新たなクライマーを望んでおり、ロマン・バルデは変化を望んでおり、両者の考えは一致する。
Sunwebは、クライマーを維持するのに苦労しており、ワレン・バルギルが2017年シーズン終わりに移籍し、トム・デュムランは2019年末にJumbo-Vismaに切り替えた。
Sunwebにとって、強力なクライマーを獲得するのは急務を要している。若手は次々と育っているが、中核となるライダーはすぐには育たない。
つい先日も17歳のライダーと契約したばかりで、期待出来る若手ライダーは沢山いる。
強い倫理観を持つチーム
Trek-SegafredoとMitchelton-Scottも、バルデに関心があると言われている。
ロマン・バルデのエージェントである、ジョナ・ラウッカ(Joona Laukka)は、彼の目的地は現在不明だと述べているが、ドーピングに強く反対するチームとの署名が義務付けられていると言う。
Sunwebや他のチームではなく、何も確定されていない。彼が行くことができるチームの名前を書き留めることは非常に簡単だ。
すべてのライダーが100%確信することはできないが、彼らは(ドーピングに対して)強い倫理観を持つチームです。
つまりロマン・バルデが移籍するならば、ドーピングについて厳しい倫理観を持つチームに移籍するということだ。
バルデは、今シーズンはツール・ド・フランスに出場せず、ジロを目指すと言っていた。
だが、レーススケジュールはブエルタにイル・ロンバルディアとなっている。
まあ、スケジュールについては、まだわからないと言っても良いだろう。AG2R La Mondialeはオリバー・ナーセンに続いて次々と中核選手の契約延長を結んでいる。
普通は、エースが真っ先のはずだが。ロマン・バルデの移籍は決定事項なのかもしれない。
コメント