ついに答えがでた。
アップデートサイクルからいうとÉmondaなのだけど、Madoneとも噂され、わからなかったTrekの新型バイク。
結局答えは、新型のMadoneだった。そして、軽量クライミングバイクのÉmondaは廃止でMadoneと統合となった。
Émondaユーザーとして気になるのは新型Madoneのフレーム重量。320gも削られて、796gに。Émonda SLRフレームの重量が698gなので、102gの差しかない。
エアロ性能も向上しているので、バイクの重量差は十分に補える。これならば、一つのバイクで全ての用途がかなえられる。
Trek Madone SLR
トップチューブの二つの円が重なっているのは、MadoneとÉmondaの統合という意味だ。
Madone SLR Gen 8 は現在のEmonda SLR フレームセットと同じくらい軽く、320g軽量化している。
この軽量化は、900シリーズOCLVカーボンと呼ばれるまったく新しいレベルのTrekカーボンによるもの。 新しいOCLV 900シリーズカーボンは、以前の800 OCLV カーボンよりも最大20%強度の高い素材となっている。
Trekの新しい、より効率的な成形プロセスにより、使用する素材が少なくなり、重量が軽減された。
また、新しいMadone Gen 8は、一体型のカーボンフォークを使用して、余分な重量を節約している。
Madone Gen 8では、Trekはこれまで使用していたKamtail Foilとは異なる、異なるチューブ形状と「フルシステムフォイル」エアロデザインを採用している。
エアロシュミレーションで、何千もの形状を作成。フレームの各部分で最適な形を導き出している。
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Trekは、第7世代のMadoneで導入された独自のIsoFlowシステムをバイクに採用し続けている。
シートチューブのこの穴によりシートマストが曲がるようになり、空力性能が向上すると言われている。
IsoFlowの改良バージョンは若干スリム化され、空気力学的形状が改良されて重量が軽減され、パフォーマンスが向上。
これを新しいレイアップ技術と組み合わせることで、IsoFlowのオリジナル版で使用されていたフォームコアを取り除くことができ、垂直コンプライアンスが80%向上すると言われている。
Émondaを廃止して、Madoneに統一したのは、在庫比率とモデル縮小の流れもあったからだ。
Madone SLR と Madone SLの違い
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2 つのMadoneの違いは、カーボンの素材による
- SLR : 900シリーズ OCLV
- SL : 500シリーズ OCLV
最上位のMadone SLR のフレーム (サイズ ML、ハードウェアなし) が 796g、フォークが 350g。 Madone SLの同等の数値はそれぞれ フレームが、1,054g。フォークが363gとなる。
Madone SLRには、Trek の改良されたワンピース カーボンファイバー ハンドルバー/ステムも付属するが、Madone SLには別々のハンドルバーとステムが付属する。
最上位モデルのMadone SLR 9 AXSは、SRAM Red AXS (パワーメーター付き)で、ホイールがBontrager Aeolus RSL 51が装備され7.00kg。価格は200万円となる。
詳しい技術情報は以下で。
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