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ジュリオ・チッコーネが2021シーズンに向けて受けた意外な手術とは?

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Image by Sammy-Williams from Pixabay
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ジュリオ・チッコーネ(Trek-Segafredo)の今シーズンはあまり良いものではなかった。

開幕戦のイタリアのトロフェオ・ライグエーリアでは優勝。

 

その後、コロナになり自宅でエベレストチャレンジしたり、2020のマイヨ・ジョーヌをコロナのために寄付したりしている。

 

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イル・ロンバルディアが最高順位

 
 
 
 
 
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再シーズンの開幕以降、最高順位はイル・ロンバルディアの5位。バウケ・モレマ、ヴィンチェンツォ・ニバリと3人で上位を占めたが優勝には届かなかった。

その後、ジュリオ・チッコーネはジロの前にコロナウイルスにかかってしまう。

なんとか、間に合わせてジロには出場したが、2週間バイクに乗れない状態では、調子が上向くことはなかった。結局リタイヤしてしまう。

気管支炎の症状が出ており、無理をする必要はないとの判断だった。

 

ジュリオ・チッコーネはジロの撤退について、以下のように語っている。

様々な理由で非常に悩ましいシーズンだった。ジロの撤退は自然な結論のようだ。

ジロで自分の実力が発揮出来なったのはとても残念に思っている。失望はライダーのキャリアの一部であり、それを受け入れなければならないが、それで落ち込むことはない。

今は挽回することだけを考えて、2021年のシーズンに向けて計画を練っていきたい。

 

来シーズンに向けて

 
 
 
 
 
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ジュリオ・チッコーネはシーズンオフを利用して、長年の課題だった鼻中隔形成術の手術を受けている。

 

鼻中隔形成術とは

左右二つある鼻の孔の奥は左右の鼻腔に分かれており、間には鼻中隔という仕切りがある。この鼻中隔が左右どちらか、もしくはS字状に強く曲がった状態を鼻中隔彎曲症という。

 

鼻中隔の彎曲自体は実は成人の90%以上にあるらしい。

チッコーネの場合、この症状がひどく鼻づまりとなり、中隔が完全に逸脱していて機能性が極端に低下していた。

鼻で呼吸できないため、口を開けて走るしかない状態だった。手術を受けたことで来シーズンは鼻の問題から解放される。

2020ジロ山岳賞、ツールでもマイヨジョーヌを着用したジュリオ・チッコーネの実力は、来シーズンから再びみられるはずだ。

来シーズンのジュリオ・チッコーネの走りに期待しよう。

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