ロードバイクの情報を発信しています!

2022ツアー・オブ・オマーン第3ステージ 登りゴールを制した若者は?

海外情報
Photo credit: Joel's Luminosity on VisualHunt
この記事は約11分で読めます。

マーク・カヴェンディシュが第2ステージで勝利を上げてリーダーとなった。

だけど、今日は登りゴールなのでジャージキープは出来ない。総合勢が動いてきそうな丘陵ステージが用意されている。

 

スポンサーリンク

第3ステージ スルタンカブース大学~クライヤト 180 km

第3ステージ photo tour-of-oman.com

 

オマーンで唯一の公立大学であるスルタンカブース大学からスタート。海岸沿いの平坦な道路を少し通過した後、オマーンの内部に向かう。

問題は最後のゴールで、3kmの距離で7%という勾配を上がらないといけない。総合順位はここで大きくシャッフルされる。

 

  1. 山岳ポイント アルジャバルストリート 3.6km・8.9%
  2. スプリントポイント Al Amerat
  3. スプリントポイント Toll gate

 

6人の逃げ

OmanSports TV ストリーミング スクリーンショット以下同様

昨日とジャージの色が入れ替わったマーク・カヴェンディシュとフェルナンド・ガビリアが話をしている。

 

さあ、スタート。

 

少しの登りで、サミュエル・ゾッカラート(Bardiani-CSF-Faizanè)のアタックに逃げたいメンバーが合流。

 

スタートしてすぐに6人の逃げが決まる。

  1. 46 ケヴィン・ファンメルゼン (Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)
  2. 95 サミュエル・ゾッカラート(Bardiani-CSF-Faizanè)
  3. 102 ルイス・ブロウ(Bingoal Pauwels Sauces WB)
  4. 114 ペイオ・ゴイコエチェア(Euskaltel – Euskadi)
  5. 134 アンヘル・フエンテス(Burgos-BH)
  6. 156  ウンベルト・ポーリ(Team Novo Nordisk)

 

山岳ポイント アルジャバルストリート 3.6km・8.9%

スタートして40kmの登りを上がる。

 

集団は2分40秒差で追っている。

 

ペイオ・ゴイコエチェア(Euskaltel – Euskadi) がアタック。

 

山岳ポイントの通過順位は

  1. 114 ペイオ・ゴイコエチェア(Euskaltel – Euskadi)  3ボイント
  2. 95 サミュエル・ゾッカラート(Bardiani-CSF-Faizanè) 2ポイント
  3. 102 ルイス・ブロウ(Bingoal Pauwels Sauces WB)  1ポイント

 

スプリントポイント Al Amerat

スプリントポイント通過は、敢闘賞ジャージのペイオ・ゴイコエチェアがそのまま通過。話してましたね。

  1. 114 ペイオ・ゴイコエチェア(Euskaltel – Euskadi) 3ボイント・3秒
  2. 102 ルイス・ブロウ(Bingoal Pauwels Sauces WB)  2ポイント・2秒
  3. 95 サミュエル・ゾッカラート(Bardiani-CSF-Faizanè)1ポイント・1秒

 

集団はUAEとクイックステップが交互にひいている。

 

マーク・カヴェンディシュは、2019年にTeam Dimension Dataで一緒に走っていたライアン・ギボンズと喋りながら走っている。

 

ポイント賞ジャージのフェルナンド・ガビリアは、チームメイトのオリヴィエロ・トロイアにボトルを渡している。

 

ウンベルト・ポーリ(Team Novo Nordisk)が先頭から切れる。

 

残り85kmでタイム差は2分40秒。

 

登りで後方を走っていたケヴィン・ファンメルゼン (Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)が切れていく。先頭は4人に。

  1. 95 サミュエル・ゾッカラート(Bardiani-CSF-Faizanè)
  2. 102 ルイス・ブロウ(Bingoal Pauwels Sauces WB)
  3. 114 ペイオ・ゴイコエチェア(Euskaltel – Euskadi)
  4. 134 アンヘル・フエンテス(Burgos-BH)

 

残り25kmでタイム差は1分25秒に。まだ遠いが後ろに集団が見えている。

 

クイックステップは、イーリョ・ケイセが先頭交代に参加。

 

スプリントポイント Toll gate

スプリントポイントも旗があるだけなのでわかりにくい。

  1. 114 ペイオ・ゴイコエチェア(Euskaltel – Euskadi) 3ボイント・3秒
  2. 95 サミュエル・ゾッカラート(Bardiani-CSF-Faizanè)2ポイント・2秒
  3. 134 アンヘル・フエンテス(Burgos-BH)1ポイント・1秒

 

直線では後方に集団が見えている。

 

二人がまだ、頑張って逃げる。

 

残り13kmで逃げは吸収された。あとは登りゴールの位置取りだけだ。

 

フェルナンド・ガビリアは集団牽引が終わって切れていったが、マーク・カヴェンディシュは、ファウスト・マスナダのために集団先頭で頑張っている。

 

仕事を終えたマーク・カヴェンディシュが切れていく。

 

残り2kmを切った。

 

まだ、崩れない。

 

3人が集団から抜けた。

 

ファウスト・マスナダが先頭を譲る。

 

やや牽制気味か?

 

ここで飛び出したのは、ヤン・ヒルト(Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux)。

 

ヤン・ヒルトはかなりリードしたが逃げ切れるか?

 

後ろから追うのは、アンソニー・チャーミグ(Uno-X Pro Cycling Team)。サウジツアーでも逃げに乗って目立っていた選手だ。

 

アンソニー・チャーミグが、ヤン・ヒルトを抜いた!

 

これは逃げ切ったか?

 

アンソニー・チャーミグ(Uno-X Pro Cycling Team)が初優勝だ~!

23歳の若者で、やはり時代は変わっていると言わざるを得ない。サウジツアーでは第3ステージで3位。総合でも7位となっていた。

今年開発チームから昇格したばかりなのに凄い選手が現れた。ファウスト・マスナダ、ルイ・コスタ、レイン・タラマエという優勝候補が全く太刀打ちできなかった。

これでアンソニー・チャーミグは総合でもトップに。明日はスプリンターステージなので、クイーンステージまではジャージをキープ出来そうだ。

 

こちらはハイライト動画

 

スポンサーリンク

リザルト

第3ステージ リザルト

アンソニー・チャーミグのゴール後のコメント

サウジツアーの3位は私に自信を与えてくれた。ここに来たとき、私は足が良いことを知っていた。このステージは私の資質に合っていたので、勝てるのはいいことだ。

ここはとても暑いので、たくさん飲んでトラブルに巻き込まれないようにしなければいけなかった。

チームは私を最後の登りに向けてうまく配置し、それを終えることができてうれしい。

今はリーダーのジャージを持っており、今後数日は厳しいものになるでしょうが、できる限りジャージを守るために最善を尽くします。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 CHARMIG Anthon
Uno-X Pro Cycling Team 20 4:19:30
2
 HIRT Jan
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 10 ,,
3
 GESBERT Élie
Team Arkéa Samsic 5 0:02
4
 MASNADA Fausto
Quick-Step Alpha Vinyl Team   0:04
5
 COSTA Rui
UAE Team Emirates   ,,
6
 TAARAMÄE Rein
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   ,,
7
 VANDENABEELE Henri
Team DSM   ,,
8
 LOPEZ Harold Martin
Astana Qazaqstan Development Team   0:07
9
 NEKRASOV Denis
Gazprom – RusVelo   ,,
10
 SCHMID Mauro
Quick-Step Alpha Vinyl Team   ,,

総合

Rnk Prev ▼▲ Rider Team UCI Time
1 39 ▲38
 CHARMIG Anthon
Uno-X Pro Cycling Team 5 11:46:55
2 38 ▲36
 HIRT Jan
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   0:04
3 21 ▲18
 GESBERT Élie
Team Arkéa Samsic   0:08
4 7 ▲3
 COSTA Rui
UAE Team Emirates   0:12
5 49 ▲44
 TAARAMÄE Rein
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   0:14
6 19 ▲13
 NEKRASOV Denis
Gazprom – RusVelo   0:17
7 24 ▲17
 LOPEZ Harold Martin
Astana Qazaqstan Development Team   ,,
8 25 ▲17
 PAGE Hugo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux   ,,
9 33 ▲24
 GIBBONS Ryan
UAE Team Emirates   ,,
10 34 ▲24
 ZANA Filippo
Bardiani-CSF-Faizanè   ,,

ポイント賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Points
1 1
 CAVENDISH Mark
Quick-Step Alpha Vinyl Team 30
2 2
 GAVIRIA Fernando
UAE Team Emirates 22
3 3
 GROVES Kaden
Team BikeExchange – Jayco 21
4 4
 CAPIOT Amaury
Team Arkéa Samsic 16
5  
 CHARMIG Anthon
Uno-X Pro Cycling Team 15
6 6
 GOIKOETXEA Peio
Euskaltel – Euskadi 12
7  
 HIRT Jan
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux 12
8  
 GESBERT Élie
Team Arkéa Samsic 9
9 5 ▼4
 PENHOËT Paul
Groupama – FDJ 9
10 17 ▲7
 COSTA Rui
UAE Team Emirates 8

ヤングライダー賞

Rnk Prev ▼▲ Rider Team Time
1 17 ▲16
 CHARMIG Anthon
Uno-X Pro Cycling Team 11:46:55
2 7 ▲5
 NEKRASOV Denis
Gazprom – RusVelo 0:17
3 9 ▲6
 LOPEZ Harold Martin
Astana Qazaqstan Development Team ,,
4 10 ▲6
 PAGE Hugo
Intermarché – Wanty – Gobert Matériaux ,,
5 14 ▲9
 ZANA Filippo
Bardiani-CSF-Faizanè ,,
6 18 ▲12
 BOU Joan
Euskaltel – Euskadi ,,
7 25 ▲18
 SCHMID Mauro
Quick-Step Alpha Vinyl Team ,,
8 8
 VERMAERKE Kevin
Team DSM 0:27
9 27 ▲18
 COLLEONI Kevin
Team BikeExchange – Jayco ,,
10 29 ▲19
 VANDENABEELE Henri
Team DSM 0:28

コメント

タイトルとURLをコピーしました