2022ツール・ド・ラ・プロヴァンス第2ステージ　登りゴールを制したライダーは誰だ?

第1ステージは、まさかのファン攻撃で集団は大きく割れた。

エリア・ヴィヴィアーニは、唯一残った一流スプリンターで、移籍後の初勝利を掴んだ。ヴィヴィアーニは、このステージも狙いたいと言っているけど、ゴールは登っている。

イネオスは、イーサン・ヘイターもいるのでプランBもあるかもしれない。

なお、リチャル・カラパスはコロナ陽性で、4日間の隔離となりDNS。コロナには、UAEのフアン・アユソー、ディエゴ・ウリッシも、このレースには出てないけど感染。きりがない感じだ。

 

第2ステージ 　アルル～マノスク　180.5 km

 

コース前半こそ優しいが、中盤からはフランス特有のアップダウンの連続。ゴール手前27kmに2級山岳があるけど多くのライダーは集団復帰するはず。

昨年も、ダヴィデ・バッレリーニがスプリントで勝利しており、今年もスプリントで決着となりそうだ。

 

1. スプリントポイント　フニッシュライン
2. 3級山岳  コートドローリス   1.3km・4.2％
3. スプリントポイント　フニッシュライン
4. 3級山岳    Col de la Mort D’Imbert   5.8km・3.9%
5. 2級山岳   Col de l’Aire Dei Masco    6.6km・4.8%

 

5人の逃げ

最初に、ボール・ウルスランとアレクシー・グジャールのアタックに3人がジョイン。

5人の逃げが完成した。アレクシー・グジャールは2021年までAG2Rで走っており、キャリア11勝をあげている。

1. 97  ボール・ウルスラン (TotalEnergies)
2. 102 アレクシー・グジャール (B&B Hotels – KTM)
3. 125 トニー・ユレル(St Michel – Auber93)
4. 132 エバルダス・シスケビシウス(Go Sport – Roubaix Lille Métropole)
5. 162 ケヴィン・ベッソン(Nice Métropole Côte d’Azur)

 

今日はコフィディスとイネオスが交互に先頭交代。コティディスは、ブライアン・コカールで勝利を狙う。タイム差は、残り81.7kmで4分54秒差。

 

クイックステップも先頭牽引に加わる。

 

3級山岳    Col de la Mort D’Imbert   5.8km・3.9%

ここはスバートしたボール・ウルスラン (TotalEnergies)がトップ通過。

1. 97  ボール・ウルスラン (TotalEnergies)　2ポイント
2. 162 ケヴィン・ベッソン(Nice Métropole Côte d’Azur)　1ポイント

 

残り50.2kmでタイム差は3分12秒。今日は昨日のようにファン攻撃もないし、普通のステージとなりそう。まあ、毎日ドンパチは出来ませんよね。

 

今日は、FDJも先頭交代に加わる。アルノー・デマールで勝たないといけませんからね。チームのシーズン初勝利も欲しいところだし。

 

ジュリアン・アラフィリップは、今日は動かないかな。ジュリアンが着ているのはポイント賞ジャージ。

 

2級山岳   Col de l’Aire Dei Masco    6.6km・4.8%

登りで先頭は4人になる。

1. 97  ボール・ウルスラン (TotalEnergies)
2. 102 アレクシー・グジャール (B&B Hotels – KTM)
3. 125 トニー・ユレル(St Michel – Auber93)
4. 162 ケヴィン・ベッソン(Nice Métropole Côte d’Azur)

 

さらに3人となった。

1. 97  ボール・ウルスラン (TotalEnergies)
2. 102 アレクシー・グジャール (B&B Hotels – KTM)
3. 162 ケヴィン・ベッソン(Nice Métropole Côte d’Azur)

 

なんとイネオスのイーサン・ヘイターが遅れている。プロローグでは2位だったけど、やはりコロナから回復して2週間では体調は万全ではないようだ。

 

集団はコフィディスが引いている。その後ろから一人がアタックをかける。だが、これは捕まる。

1.  MIFSUD Andrea(Nice Métropole Côte d’Azur)

 

先頭は実力ある二人に。2級山岳を二人で越えていく。

1. 97  ボール・ウルスラン (TotalEnergies)　5ポイント
2. 102 アレクシー・グジャール (B&B Hotels – KTM)　4ボイント
3. 162 ケヴィン・ベッソン(Nice Métropole Côte d’Azur) 3ポイント

 

集団はずっとコフィディスが引き続ける。コフィディスは、昨日の追走でGroupama-FDJに手を貸さなかったことについて批判されてましたからね。

残り17.9kmで44秒差まで迫る。

 

ボール・ウルスラン (TotalEnergies)が厳しいか。

 

先頭は、登りでアレクシー・グジャールが単独となる。

 

逃げていた ボール・ウルスラン (TotalEnergies)は集団に吸収。

 

アレクシー・グジャールは、残り11.2kmで51秒差。なんとかタイム差を保って進んでいる。どこまで粘れるか?

 

コティディスからクイックステップに先頭交代。まだ、40秒ある。

 

アレクシー・グジャールは、2015ブエルタ・ア・エスパーニャでも逃げ切り勝利している。

 

AG2Rも牽引に加わる。残り5.2kmで28秒。ゴール手前1kmくらいで捕まえそうだ。

 

アレクシー・グジャールの足が重たくなってきたか。

 

あ～、後ろにクイックステップの姿が～。

 

アレクシー・グジャールは残り1.8kmで捕まってしまう。

 

コフィディスのピエールリュック・ペリションがアタックだ。

 

後ろが見えなくなるくらいのスピード!

 

かなり引き離したが、どうだ。

 

あ～、イラン・ファンワイルダーに捕まった。

 

イラン・ファンワイルダーをフィリッポ・ガンナが抜いていく。

 

ガンナが先頭を譲った瞬間に、ピエール・ラトゥールがアタック!

 

だが、後ろからブライアン・コカールが追い抜く。

 

ゴールまで距離があるがブライアン・コカールは届くか?

 

ブライアン・コカールの伸びが凄い!

 

ブライアン・コカールが登りスプリント勝利だ!

ブライアン・コカールは、エトワール・ド・ベセージュ第2ステージの勝利に続いて今シーズン2勝目となった。

これだけ厳しい登りで、勝利するとは素晴らしい。チームメイトの献身的なアシストと、最後は、ピエールリュック・ペリションのアタックが効いた。

ジュリアン・アラフィリップが2位、ガンナが3位。ガンナがここまで残っているのというのは驚きだ。これだけの力があるのだから、リーダーに据えられたらもっと走れるはず。

ガンナは総合を死守。ジュリアンは2秒差だ。

 

 

リザルト

第2ステージ　リザルト

ブライアン・コカールは昨日のステージで、Groupama-FDJの追走にコフィディスが追従しなかったことについて批判を受けていることも含めてコメント。

彼らはとても一生懸命働いた。今朝のプレステージブリーフィングで、昨日は悪い日だったと言ったので、もっと上手くやって戻ってきたいと思っていた。

私たちは一日中乗った。できるだけ多くのスプリンターを排除するために、その日の最後の登りを難しくすることにしたんだ。

作戦は大成功でしたね。

 

総合

ポイント賞

山岳賞

ヤングライダー賞