エリア・ヴィヴィアーニは、ツール・ド・フランス第3ステージで優勝したにもかかわらず、2020年にDecuninck-QuickStepを去ることが確認されている。
ヴィヴィアーニは、Tour de Franceが自分の将来を決定するだろうと語っていた。
だが、スプリントの勝利は、彼の次の契約の価値を押し上げただけだった。
移籍は決定的か?
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— Elia Viviani (@eliaviviani) 2019年7月9日
以前から、エリア・ヴィヴィアーニの移籍の噂はあった。
UCIの規定では、移籍については8月1日まで発表することはできない。
だが、2021年までフランスのローンメーカーの後援を受ける Cofidisとの契約に達したことは間違いないとされている。
CofidisとTotal Direct Energieは、2020年にWorldTourチームにレベルアップする。
ヴィヴィアーニとしては、これまでの強力なリードトレインがなくなるので、これまでのような勝利の量産は厳しいかもしれない。
第3ステージの勝利も、ラスト180mまではチームのトレインに引かれていた。Cofidisのリードアウトの補強が必要ですね。
Decuninck-QuickStepのGM、パトリック・ルフェーブルは、Bora-Hansgroheからサム・ベネットを移籍させようとしている。
サム・ベネットがヴィヴィアーニのかわりとなるだろう。
Decuninck-QuickStepの契約情報
Decuninck-QuickStepは
- ジュリアン・アラフィリップ
- アルバロホセ・ホッジ
- ゼネク・スティバル
と契約延長を結んでいる。
チームの移籍の噂では、リードアウトマンのマキシミリアーノ・リケーゼを失う可能性もあると伝えられている。
Decuninck-QuickStepは、これまでマーク・カヴェンディシュ、マンセル・キッテルなどの強力なスプリンターの活躍で勝利を重ねてきた。
しかし、常勝軍団でありながらスポンサー探しで苦労しているのは毎度のこと。
昨シーズンの終わりに、ベルギーのウィンドウメーカーであるDeceuninckをタイトルスポンサーとして確保し、チームを救うことに成功した。だが、限られた予算でライバルチームと競争するのには苦労が伴う。
ジュリアン・アラフィリップは契約延長したが、パリ~ルーベの覇者であるフィリップ・ジルベールはベルギーのチームLotto Soudalに動くと予想されている。
「ライダーは自分のキャリアを作らなければならない。だから、他のチームが高いサラリーを出すならば、それをブロックすることは出来ない。
もちろん、それはお金の問題だ。私は自分の予算を持っているが、私は会計係であり、年末に予算がなくなった場合、自分でそれをしなければならない。
みんなもヴィヴィアーニがチームを去ることを知っている。だが、12月末までは私達はチームだ」
パトリック・ルフェーブルは苦しい胸の内を語っている。
強力なスポンサーが確保出きれば、毎年こんな苦労はしなくても済むのでしょうが仕方ないですね。
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