3月のトレーニング中に右大腿骨頸部の骨折をおったXDS Astana Teamのアレクサンドルヴィノクロフ。
9月にレース復帰していたけれど、最後のラストダンスはランカウェイとなってしまった。
ラストダンス
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アレクサンドル・ヴィノクロが自らラスト・ダンスと題した投稿をしている。
この決断は簡単だったとは言えない。この数ヶ月、怪我から回復する間、次に何をすべきかをずっと考えていた。ここ数年、私は何度か不愉快な怪我をしており、そのたびにすべての計画やライダーとして成長し続けるために努力してきたことが台無しになってきた。
ギリシャで負った怪我は非常に深刻で、回復には長い時間がかかった。しかし、ひとつだけ確信していたことがある。病院のベッドに横たわったままキャリアを終えたくはなかった。
レースに復帰し、大会に備え、コンチネンタル・チームとワールドツアー・チームの両方で再び走るために、可能な限りのことをした。
XDS Astana Teamでの最後のレースが、4つのステージ優勝とニコラスの総合4位、そしてアジア最優秀選手賞のジャージ獲得という大成功に終わったことは、私にとって重要なことだった。
これからは人生の他の側面に集中し、将来について考えることができる。XDSアスタナ・デベロップメント・チーム、そしてアスタナのプロジェクト全体に感謝している。
ニコラス・ヴィノクロフと双子の兄弟で、ニコラスは2024年からワールドチームに昇格。2025 ブエルタ・ア・エスパーニャでも逃げにのり存在感をしめしていた。
アレクサンドル・ヴィノクロフは、コンチネンタルチームで走っていたけれど、兄弟は袂を分かつことになる。
XDS Astana Teamのジェネラルマネージャーであり、父親でもあるアレクサンドル・ヴィノクロフは、息子の早すぎる引退を以下のように理解を示している。
アレクサンドルはこの決断を下した。彼は、現代のサイクリング界で競争力を維持することがいかに難しいか、特に怪我が再発し続けることがいかに難しいかを理解していた。
しかし彼は、怪我から復帰した後にそうすることを固く決めた。そしてアレクサンドルはまさにそれを実行した。
彼の最後のレースは素晴らしいものだった。兄とチームメイトが最高の結果を出すのを手助けしたのだから!彼の人生の新たな章が始まる。
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