北の地獄またはクラシックの女王ともよばれるパリ~ルーベ。Paris-Roubaix(1.UWT)
1896年に第1回大会が開催され、第122回目を迎える。
今シーズンのモニュメントの結果は
- ミラノ~サンレモ マチュー・ファンデルプール Alpecin-Deceuninck
- ロンド・ファン・フラーンデレン タデイ・ポガチャル UAE Team Emirates – XRG
- パリ~ルーベ
- リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
- イル・ロンバルディア
Alpecin-Deceuninckの二人が勝利。果たして、北のクラシックの総決算、パリ~ルーベを制するのは誰だろうか?
過去の優勝者は
- 2024 マチュー・ファンデルプール
- 2023 マチュー・ファンデルプール
- 2022 ディラン・ファンバーレ
- 2021 ソンニ・コルブレッリ
- 2019 フィリップ・ジルベール
- 2018 ピーター・サガン
- 2017 グレッグ・ファンアーヴェルマート
- 2016 マシュー・ヘイマン
- 2015 ジョン・デゲンコルプ
- 2014 ニキ・テルプストラ
- 2013 ファビアン・カンチェラーラ
- 2012 トム・ボーネン
- コンピエーニュ~ルーベ 259.2km
- スタート
- 8人の逃げ
- 30. Troisvilles à Inchy 2.200m – ***
- 26. Vertain à Saint-Martin-sur-Écaillon 2.300m – ***
- 25. Verchain-Maugre à Quérénaing 1.600m – ***
- 23. Artres à Famars 1.200m ***
- 22. Quérénaing à Maing 2.500m – ***
- 21. Maing à Monchaux-sur-Écaillon 1.600m – ***
- 20. Haveluy à Wallers 2.500m – ****
- 19. Trouée d’Arenberg 2.300m – *****
- 18. Wallers à Hélesmes 1.600m – ***
- 16. Warlaing à Brillon 2.400m – ***
- 15. Tilloy à Sars-et-Rosières 2.400m – ****
- 14. Beuvry à Orchies 1.400m – ***
- 13. Orchies 1.700m – ***
- 12. Auchy à Bersée 2.700m – ****
- 11. Mons-en-Pévèle 3.000m – *****
- 10. Mérignies à Avelin 700m – **
- 9. Pont-Thibault à Ennevelin 1.400m – ***
- 8. Templeuve (L’Épinette) 200m – *
- 8. Templeuve (Moulin-de-Vertain) 500m – **
- 7. Cysoing à Bourghelles 1.300m – ***
- 6. Bourghelles à Wannehain 1.100m – ***
- 5. Camphin-en-Pévèle 1.800m – ****
- 4. Carrefour de l’Arbre 2.100m – *****
- 3. Gruson 1.100m – **
- 2. Willems à Hem 1.400m – ***
- 1. Roubaix (Espace Charles Crupelandt) 300m – *
- リザルト
コンピエーニュ~ルーベ 259.2km

コースマップ photo paris-roubaix
1968年より、パリの北東60kmにある、フランス・オワーズ県コンピエーニュからスタートとなっている。
パリ〜ルーベ2025のルートは、若干の変更がある。石畳は一つ増えて30か所。スタートから98kmで最初のセクターが現れる。
セクターはカウントダウン方式で、ゴールに近づくにつれて減っていく。

photo paris-roubaix
昨年はシケインが導入されたアランベールの森の前は、う回路となった。カーブの落車がありそうだけど、位置取り争いは大集団ならば壮絶なものとなりそうだ。
30か所の石畳セクター
30. Troisvilles à Inchy 2.200m – ***
29. Viesly à Quiévy 1.800m – ***
28. Quiévy à Saint-Python 3.700m – ****
27. Saint-Python 1.500m – **
26. Vertain à Saint-Martin-sur-Écaillon 2.300m – ***
25. Verchain-Maugre à Quérénaing 1.600m – ***
24. Artres à Quérénaing 1.300m – **
23. Artres à Famars 1.200m ***
22. Quérénaing à Maing 2.500m – ***
21. Maing à Monchaux-sur-Écaillon 1.600m – ***
20. Haveluy à Wallers 2.500m – ****
19. Trouée d’Arenberg 2.300m – *****
18. Wallers à Hélesmes 1.600m – ***
17. Hornaing à Wandignies 3.700m – ****
16. Warlaing à Brillon 2.400m – ***
15. Tilloy à Sars-et-Rosières 2.400m – ****
14. Beuvry à Orchies 1.400m – ***
13. Orchies 1.700m – ***
12. Auchy à Bersée 2.700m – ****
11. Mons-en-Pévèle 3.000m – *****
10. Mérignies à Avelin 700m – **
9. Pont-Thibault à Ennevelin 1.400m – ***
8. Templeuve (L’Épinette) 200m – *
8. Templeuve (Moulin-de-Vertain) 500m – **
7. Cysoing à Bourghelles 1.300m – ***
6. Bourghelles à Wannehain 1.100m – ***
5. Camphin-en-Pévèle 1.800m – ****
4. Carrefour de l’Arbre 2.100m – *****
3. Gruson 1.100m – **
2. Willems à Hem 1.400m – ***
1. Roubaix (Espace Charles Crupelandt) 300m – *
注目のライダーは
- Alpecin – Deceuninck マチュー・ファンデルプール、ジャスパー・フィリップセン、シルヴァン・ディリエ、ジャンニ・フェルメルシュ
- Lidl – Trek マッズ・ピーダスン、ジョナサン・ミラン、マティアス・ヴァチェク
- UAE Team Emirates – XRG タデイ・ポガチャル、ティム・ウェレンス、アントニオ・モルガド、フロリアン・フェルメルシュ
- Team Visma | Lease a Bike ワウト・ファンアールト、ディラン・ファンバーレ、マシュー・ブレナン
- INEOS Grenadiers フィリッポ・ガンナ、ジョシュア・ターリング、コナー・スウィフト
- Groupama – FDJ シュテファン・キュング
- Red Bull – BORA – hansgrohe オイエル・ラスカノ、ヨルディ・メイウス
- Decathlon AG2R La Mondiale Team シュテファン・ビッセガー、オリバー・ナーセン
- Uno-X Mobility アレクサンダー・クリストフ、ヨナス・アブラハムセン、ソーレン・ヴァーレンショルト、ラスムス・ティレル
- XDS Astana Team マイク・テウニッセン、ダヴィデ・バッレリーニ
- Soudal Quick-Step ティム・メルリエ、イヴ・ランパールト
- Tudor Pro Cycling Team
- Cofidis
- Bahrain – Victorious マテイ・モホリッチ、フレッド・ライト
- Intermarché – Wanty ビニヤム・ギルマイ、タコ・ファンデルホールン
- Arkéa – B&B Hotels アルノー・デマール
- EF Education – EasyPost カスパー・アスグリーン
- Team TotalEnergies アントニー・テュルジス
- Israel – Premier Tech トム・ファンアスブロック
- Team Jayco AlUla
- Lotto アレック・セガート
- Movistar Team イバン・ガルシア
- Team Picnic PostNL パベル・ビトナー
- Q36.5 Pro Cycling Team マッテオ・モスケッティ
スタート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
ニュートラルスタート。

残り257.9km。さあ、始まった。

Q36.5 Pro Cycling Teamのマッテオ・モスケッティが単独で抜け出す。

猛烈なスピードで抜け出そうとしている。

残り233kmで9秒差。
8人の逃げ

残り244.4kmで14秒差。これは決まったか。
- キム・ハイドック INEOS Grenadiers
- オイエル・ラスカノ Red Bull – BORA – hansgrohe
- ヨナス・ルッチ Intermarché – Wanty
- マックス・ウォーカー EF Education-EasyPost
- ジャスパー・デブイスト Lotto
- ロリー・タウンゼント Q36.5 Pro Cycling Team
- アブラム・ストックマン Unibet Tietema Rockets
- マーカス・ホエルガード Uno-X Mobility

キム・ハイドックが回せ回せと言っている。

残り218km。タデイ・ポガチャルが先頭に立つ。風の危険性があったので警戒している。

タデイ・ポガチャルは、もう半そで半パン。

残り197.2kmで2分48秒差。Alpecin-Deceuninckが引き出した。

Alpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセンは、落車の影響で頭痛などが残っていると。完璧ではないようだ。

落車だ。
- マンリオ・モロ (Movistar Team)
- ミケーレ・ガッゾーリ (XDS Astana Team)
30. Troisvilles à Inchy 2.200m – ***

先頭は最初のセクターに入る。

なんと先頭付近にいた INEOS Grenadiersのフィリッポ・ガンナが遅れていく。パンクだ。

残り148.4kmで1分58秒差。

残り146.6kmで1分54秒差。
26. Vertain à Saint-Martin-sur-Écaillon 2.300m – ***

先頭は1分40秒差。

落車だ。

これはひどい。アレクサンダー・クリストフも落車。
- Kristoff Alexander (Uno-X Mobility)
- Theuns Edward (Lidl – Trek)
- Flynn Sean (Team Picnic PostNL)
- Giddings Joshua (Lotto)
- Lienhard Fabian (Tudor Pro Cycling Team)
- Schwarzmann Michael (Israel – Premier Tech)
- Tiller Rasmus (Uno-X Mobility)
- Vries Hartthijs (Unibet Tietema Rockets)
- Brunel Alexys (Team TotalEnergies)
- Blume Levy William (Uno-X Mobility)
- Kluckers Arthur (Tudor Pro Cycling Team)
25. Verchain-Maugre à Quérénaing 1.600m – ***

2分差で突入。

Team Visma | Lease a Bikeのニクラス・ベーレンスが落車。

ジャスパー・フィリップセンもフィリッポ・ガンナも戻ってきた。
23. Artres à Famars 1.200m ***

セクター23に。
22. Quérénaing à Maing 2.500m – ***

1分21秒差。三ツ星セクターに。

ジャンニ・フェルメルシュはマシントラブルか。遅れている。
21. Maing à Monchaux-sur-Écaillon 1.600m – ***

Alpecin-Deceuninckが先頭を引く。石畳の上を40km/h前後で走る。

アルノー・デマールもパンク。サポートを呼んでいる。

ワウト・ファンアールトは今日Graavaを使っている。

中央分離帯で落車。Arkéa – B&B Hotelsの誰だろう。
20. Haveluy à Wallers 2.500m – ****

マッズ・ピーダスンが先頭にたって加速。

なんとマッズ・ピーダスンをタデイ・ポガチャル抜いて先頭にたった。

集団が引き延ばされる。

きた~! マチューが引くと50km/hオーバーに。

マチュー・ファンデルプール、タデイ・ポガチャル、マッズ・ピーダスンと続く。

ワウト・ファンアールトも小集団の後ろにいる。

タデイ・ポガチャルが先頭から降りると集団は20人程度に。

先頭は、もう追い付かれる。

先頭まで20秒。アランベールの森までに捕まえるのは難しい。

アランベール前のう回路。
19. Trouée d’Arenberg 2.300m – *****

先頭はアランベールに。

タデイ・ポガチャルがすーと前に。

タデイ・ポガチャル、マッズ・ピーダスンと続く。

マチュー・ファンデルプールが3番手から先頭交代。いや、アタックだ!

ワウト・ファンアールトが中切れしている。

マチュー・ファンデルプールが先頭でアランベールをクリアー。

マチュー・ファンデルプールが先頭集団に追い付く。

マチュー・ファンデルプールが加速。

新たな先頭集団ができた。

後ろに第2集団、メイン集団が見えている。

マチュー・ファンデルプールがアタック。

タデイ・ポガチャルが中切れを埋めている。
18. Wallers à Hélesmes 1.600m – ***

これは一旦追いつかれるか。

マッズ・ピーダスンが先頭に。

またも、マチュー・ファンデルプールがアタック!

タデイ・ポガチャルが必死で穴埋めに。

タデイ・ポガチャル、マッズ・ピーダスン、ジャスパー・フィリップセン、シュテファン・ビッセガーが追いつく。

ジャスパー・フィリップセンがガシガシと先頭に。

ワウト・ファンアールトを28秒引き離した。

この5人で決まりなのか。まあ、ワウト・ファンアールトとフィリッポ・ガンナがいないだけで、優勝候補が4人入っている。

タデイ・ポガチャルが手をあげたけど何だったのだろうか。

タデイ・ポガチャルはボトルを貰っている。とにかくaiを使った綿密な補給計画、体温管理、あらゆる戦術を使っている。

これだけのメンバーならばゴールまでいくだろう。 INEOS Grenadiers、Team Visma | Lease a Bikeが追わないといけない。

さあ、あとはどこでマチューがアタックするのか。
1919年、大戦後初のパリ〜ルーベで優勝したアンリ・ペリシエは、有名な言葉を残した。
「戦場の真ん中に入った。 木は1本もなく、すべてが平らになっている! 1平方メートルたりとも、ひっくり返されていないものはない。 次から次へと砲弾の穴が開いている。 この荒れ果てた大地で目立つのは、青、白、赤のリボンをつけた十字架だけだ。 地獄だ! これはレースではなかった。 巡礼だったんだ。」
それゆえ、このレースは俗に『北の地獄』と呼ばれる。

タデイ・ポガチャルは顔をしかめている。バイクの上で背伸びしているけど、腰が痛いのでは。限界が近いのか。
16. Warlaing à Brillon 2.400m – ***

タイム差は54秒に。

ワウト・ファンアールトが先頭で追うが1分3秒差に。

タデイ・ポガチャルはアタックをかけるのだろうか。
15. Tilloy à Sars-et-Rosières 2.400m – ****

まだ、乾いていない。

マッズ・ピーダスンがパンク。これは痛い。

タデイ・ポガチャルがアタックだ。

これは引き離された。

マチューは追いついたが、シュテファン・ビッセガーとジャスパー・フィリップセンが遅れる。

残り70kmから二人の戦いか。

ポガチャル元気だ。マチューと真っ向勝負だ。

マチューはジャスパー・フィリップセンを待っている。

さあ、ジャスパー・フィリップセンが追いついた。

2対1となったが、タデイ・ポガチャルは先頭交代に入る。真っ向勝負だ。

マッズ・ピーダスンはワウト・ファンアールトに追い付かれている。

マッズ・ピーダスンは回せと言っている。追いつかないと終わりだ。

ジャスパー・フィリップセンも2年連続の2位。
14. Beuvry à Orchies 1.400m – ***

タデイ・ポガチャルが先頭を引く。

シュテファン・ビッセガーは単独4位で1分離れている。これは後続に捕まりそう。

ジャスパー・フィリップセンとタデイ・ポガチャルは話してる。何を?

マチューにとっては願ってもない展開だろう。
13. Orchies 1.700m – ***

残り60km。昨年は~。

シュテファン・ビッセガーは第2集団に吸収されている。1分22秒差。

あ~、タイヤもインサートも外れてしまった。XDS Astana Teamのマイク・テウニッセンは脱落だ。

マッズ・ピーダスンは単独で追う。ただ、追いついても足がなくなっているだろう。

ワウト・ファンアールトはマッズ・ピーダスンのアタックについていけない。最後尾はマシュー・ブレナン。

残り56.1km。タイム差は1分17秒。

セクターも半分以上消化。
12. Auchy à Bersée 2.700m – ****

4つ星セクター。

後続は1分18秒差。

軽量級のタデイ・ポガチャルの疲労はどうなんだろうか。

平均時速は昨年を上回っている。48km/hオーバーだ。

ジャスパー・フィリップセンは、膝・指から出血。落車の影響はないのか。

ワウト・ファンアールトはマッズ・ピーダスンのグループに追い付いている。
11. Mons-en-Pévèle 3.000m – *****

このままゴールまでいくとタデイ・ポガチャルの勝ち目はない。

あとはアクシデントがあると、勝てない。パンクがなければ良いのだけど。

マチュー・ファンデルプールがアタック!

タデイ・ポガチャルが一瞬遅れる。

だが、タデイ・ポガチャルは追いつく。これにはジャスパー・フィリップセンが遅れてしまう。

ジャスパー・フィリップセンが下を向いてしまった。

タデイ・ポガチャルが前に。

タデイ・ポガチャルにとってはジャスパー・フィリップセンがいないほうがチャンスが多いか。

20秒離れた。そろそろ、あきらめて先頭交代しないといけない。
10. Mérignies à Avelin 700m – **

残り10セクターに。

ジャスパー・フィリップセンとのタイム差が広がっていく。まだ、アタックが早すぎたのか。

ジャスパー・フィリップセンは32秒と開く。このままだと表彰台は確保だ。
9. Pont-Thibault à Ennevelin 1.400m – ***

このタイム差ならばスプリントに持ちこめば良い。

あ~、タデイ・ポガチャルがオーバーラン。

フェンスにぶつかってしまう。

チェーンも外れたか。

マチューはどうする。

ようやくタデイ・ポガチャルが再スタート。

20秒差。

残り35.3km。パンクならばマチューも待つだろう。しかし、これはタデイ・ポガチャルのミスと言っても良い。

落車による身体のダメージはなさそう。17秒までせまる。
8. Templeuve (L’Épinette) 200m – *

45km/hでぶっ飛ばす。
8. Templeuve (Moulin-de-Vertain) 500m – **

15秒差に。

ひどい! 黄色いボトルがマチューに投げつけられた。一歩間違えば大けがだ。

13秒差。

残り30.7km。13秒差。新旧の世界王者対決だ。

スーパーワウトは見られなかったか~。

マチューは17秒差に開かせる。少しずつタイム差が広がるか。

18秒差。タデイ・ポガチャルからマチュー・ファンデルプールの姿が見えてこない。12秒差まで迫ったのが最高となるのか。
7. Cysoing à Bourghelles 1.300m – ***

タデイ・ポガチャルからマチュー・ファンデルプールについているモトバイクがかすかに見える。

マッズ・ピーダスンは2分10秒開く。パンクがなければ~。

残り24.5km。21秒と開いてしまった。
6. Bourghelles à Wannehain 1.100m – ***

残り6セクターに。

ジャスパー・フィリップセンは集団からも切れてしまいそう。

あっと、タデイ・ポガチャルがバイクチェンジ。

6秒のタイムロス。
5. Camphin-en-Pévèle 1.800m – ****

マチューは4つ星セクターに。

ついにマチューは3連覇となるのか。

このままタデイは追いつかないのか。

タデイ・ポガチャルが、ついに1分差。まさか、こんな展開になるとは~。
4. Carrefour de l’Arbre 2.100m – *****

タデイ・ポガチャルのスビードが落ちた。

あっとマチューが止まる。

パンクでバイク交換だ。

これもタデイ・ポガチャルと1分離れているのでサポートカーが後ろにいてすぐに交換できた。
3. Gruson 1.100m – **

タイム差は1分4秒と変わらない。

表彰台はマッズ・ピーダスン、ワウト・ファンアールト、フロリアン・フェルメルシュの3人に絞られた。スプリントでは~。

フロリアン・フェルメルシュがアタック!

ちょっと石畳が短い。

マチューは補給を貰っている。すでにタデイ・ポガチャルとは1km離れた。
【追記】
ゴール手前14kmからは補給は許されない。マチューとクリストフ・ルードホフトは1,000スイスフランの罰金。まあ、これで十分な栄養を取ってゴールまで走り続けられたので問題ないかな。

残り9.6km。タデイ・ポガチャルは無線で話している。まあ、後ろとも1分あるので追いつかれることはない。
2. Willems à Hem 1.400m – ***

残り2つのセクター。タイム差は1分5秒と少し縮まる。

タデイ・ポガチャルは、なんとかして石畳のない部分を走っている。障害物ギリギリまで路肩を走っている。

タデイ・ポガチャルは、後続と29秒差に。

さすがにマチューも疲れている。

タデイ・ポガチャルの左手首のあたりに血がにじんでいるような。これは痛みがあるのでは。

ワウト・ファンアールトがアタック!
1. Roubaix (Espace Charles Crupelandt) 300m – *

いよいよ最後のセクターだ。

さあ、単独でペドロドームだ。

残り1周。

マチュー・ファンデルプールは、指3本を立てて3連覇を自らアビール!

強かった。何度もアタックをかけて集団を絞り、最後はタデイ・ポガチャルの落車はあったけれど、追いつかせることはなかった。

ゴールではバイクを掲げてゴール。残るは最多勝の4勝目に並ぶことだ。

新型Canyon Aeroad CFR Tensorの威力は実績で証明された。

タデイ・ポガチャルは落車がなければ~。

初参加で2位。タデイ・ポガチャルが北の地獄を制するのは来年以降だ。

表彰台争いはマッズ・ピーダスンが先頭でゴールへ。

マッズ・ピーダスンはワウト・ファンアールトをまくらせなかった。

マチュー・ファンデルプールは、タデイ・ポガチャルと抱擁。ゴールすれば二人は仲間だ。しかし、巨人同士の戦いはタデイ・ポガチャルの落車という形で差がついてしまった。
マチュー・ファンデルプールもパンクしたけれど、すでにタイム差は1分以上ついていたので問題はなかった。

マッズ・ピーダスンは3位となったけれど、もう少し勝負に絡みたかっただろう。パンクで遅れたのでは仕方ないが、運も必要なのだ。

これでマチュー・ファンデルプールは、3連勝という偉業を達成した。
リザルト

優勝したAlpecin-Deceuninckのマチュー・ファンデルプール
これは私にとって大きな意味を持つ。 とても厳しいレースだったし、とても苦しんでいた。 タデイがあのコーナーでミスをしたのは残念だった。その後は全力で攻めるしかなかったが、それでもかなり距離があった。
特に最後の2つの石畳セクションでは風が逆だったので、本当に大変だった。本当に苦労したけど、なんとかゴールできて本当に嬉しい。
ポガチャルがコーナーをミスしたとき、いったい何が起こったのでしょうか?
スピードがすごく速かったので、彼はコーナーの判断を誤ったんだと思う。僕は十分に素早く反応してコーナーを曲がることができた。その後どうなったのかは分からない。
すぐに大きなギャップができたので。それからは全力で攻めるしかなかった。これもレースの一部だ。
カルフール・ド・ラルブルでパンクに見舞われるという不運に見舞われしたね。
ラジオが機能していなかったので違いがわからなかった。タイム差を聞くことも、タイヤがパンクしたと言うこともできなかった。それに、そこはとても狭いので、車が自分のところに来るまで少し時間がかかった。でも、結局はうまくいった。
先週日曜日のフランドルでポガチャルに敗れので復讐心を持ってレースに臨んだのですか?
いや、ただ脚がまた調子を取り戻して嬉しかっただけだ。でも、タデイが本当に素晴らしいチャンピオンだということはみんな知っている。彼が初めてのルーベでここまでやってのけたことは…驚きではないけど、同時に普通じゃない。
彼は信じられないほど才能があるんだ。ポガチャルに先んじて優勝できたのは本当に嬉しい。彼があのミスをしていなかったら、一緒にトラックに出てスプリントしていただろう。
彼を落とすのは非常に難しかっただろうが、それもレースの一部だ。来年、彼はリベンジに戻ってくると思う(笑)。

2位 UAE Team Emirates – XRGのタデイ・ポガチャル

3位 Lidl – Trekのマッズ・ピーダスン
パンクがなかったらどうなっていたか分からない。 でも、それがこのレースの魅力でもあるんだ。このレースを見れば、何が起きてもおかしくない。
残念ながら、僕は本当に最悪なタイミングでパンクしてしまった。タデイがアタックしてきた時にパンクするのは最悪だ。今は家で謝らなければなりませんが、何が起きてもおかしくないですよね?(笑)。
自分を襲った挫折にどう対処したのでしょうか?
さて、こういう時に何ができるだろうか? 状況を受け入れ、最善を尽くす。それが私のやり方だ。
3位を争うスプリントでは、ワウト・ファンアールトとフロリアン・フェルメールシュという2人のベルギー人選手と対峙しなければなりませんでした。
彼らが少し話しているのが聞こえた。私もバカじゃないんだ。フラマン語は話せないけど、耳は使えるし、頭も少しは使える。
彼らがアタックしたがっていると感じたけど、ペースを上げて、どんな状況にも対応できるという印象を与えた。幸いにも、ワウトは登りでしかアタックしなかった。
そこからは片側に留まることが課題だった。そうすれば相手は片側からしか攻撃できない。私はコースを最大限に活用した。これはミケル・モルコフとの100キロ・マディソンで学んだことだ。

5位 UAE Team Emirates – XRGのフロリアン・フェルメルシュ
ここでレースに負けたのは残念だ。まずポガチャルが転倒し、そして新しいバイクのホイールを壊してしまった。 我々は勝つためにここに来た。 でもうまくいかなかった。
だからガッカリしているんだ。でもその一方で、喜ぶべきこともある。 2位と5位は、このようなレースではとても良い結果だ。 我々はクラシックのチームとしても優秀であることを証明した。 しかし、現時点では失望が勝っている。
来年になるかどうかはわからないが、またタデイに会えるだろう。 今日の2位で、彼には将来ここでやるべき仕事が残っている。
新しいチームで自分の力を証明できましたね。
クラシックのシーズン中、素晴らしい脚で走り回っていた。 今、5位以内に入れたことは、僕にとって大きな意味がある。 表彰台を目指してスプリントした。 このようなレースでは、誇りに思うべきことだ。

11位 Alpecin-Deceuninckのジャスパー・フィリップセン
セクターに進入する直前に転倒しましたね。
最初のレーンに向かうときはすごく緊張した。滑って、グリップが効かなくなってしまった。最悪な状況だった。実はチームメイトが二人いたんだけど、理想的とは言えなかった。
でも、結局レースに復帰して、レースでトップの二人のライダーと一緒に選考を生き延びた。そこからは、ただ生き延びるだけだった。
クラッシュで背中に痛みも出た。特に先頭の二人と並んで走っていた時は特にそうだった。徐々に自分のエネルギーが尽きていくのを感じたのに、彼らは余裕で走っていた。
突然、彼らがアタックし始めた。そこで諦めざるを得なかった。フェアなレースだった。
最強の選手たちが前にいる。決勝に出場できたのは嬉しいが、スーパーチャンピオン2人を相手に十分ではなかった。マチューは素晴らしい形で終えた。 3年連続優勝は本当に特別なこと。まさに現象だ。

| Rnk | Rider | Team | UCI | Time |
|---|---|---|---|---|
| 1 |
VAN DER POEL Mathieu
|
Alpecin – Deceuninck | 800 | 5:31:27 |
| 2 |
POGAČAR Tadej
|
UAE Team Emirates – XRG | 640 | 1:18 |
| 3 |
PEDERSEN Mads
|
Lidl – Trek | 520 | 2:11 |
| 4 |
VAN AERT Wout
|
Team Visma | Lease a Bike | 440 | ,, |
| 5 |
VERMEERSCH Florian
|
UAE Team Emirates – XRG | 360 | ,, |
| 6 |
RUTSCH Jonas
|
Intermarché – Wanty | 280 | 3:46 |
| 7 |
BISSEGGER Stefan
|
Decathlon AG2R La Mondiale Team | 240 | ,, |
| 8 |
HOELGAARD Markus
|
Uno-X Mobility | 200 | ,, |
| 9 |
WRIGHT Fred
|
Bahrain – Victorious | 160 | 4:35 |
| 10 |
REX Laurenz
|
Intermarché – Wanty | 135 | 4:36 |
| 11 |
PHILIPSEN Jasper
|
Alpecin – Deceuninck | 110 | 4:38 |
| 12 |
HALLER Marco
|
Tudor Pro Cycling Team | 95 | 4:43 |
| 13 |
GANNA Filippo
|
INEOS Grenadiers | 85 | 4:45 |
| 14 |
MIHKELS Madis
|
EF Education – EasyPost | 65 | ,, |
| 15 |
GIRMAY Biniam
|
Intermarché – Wanty | 55 | ,, |
| 16 |
TEUNISSEN Mike
|
XDS Astana Team | 50 | ,, |
| 17 |
HOOLE Daan
|
Lidl – Trek | 50 | ,, |
| 18 |
VAN DIJKE Mick
|
Red Bull – BORA – hansgrohe | 50 | ,, |
| 19 |
MAYRHOFER Marius
|
Tudor Pro Cycling Team | 50 | ,, |
| 20 |
VAN DER HOORN Taco
|
Intermarché – Wanty | 50 | ,, |
| 21 |
JACOBS Johan
|
Groupama – FDJ | 30 | 4:48 |
| 22 |
DE BONDT Dries
|
Decathlon AG2R La Mondiale Team | 30 | 5:20 |
| 23 |
BAUHAUS Phil
|
Bahrain – Victorious | 30 | 5:41 |
| 24 |
MORGADO António
|
UAE Team Emirates – XRG | 30 | ,, |
| 25 |
DAUPHIN Florian
|
Team TotalEnergies | 30 | ,, |
| 26 |
RESELL Erik Nordsæter
|
Uno-X Mobility | 30 | ,, |
| 27 |
HUENS Axel
|
Unibet Tietema Rockets | 30 | ,, |
| 28 |
LAMPAERT Yves
|
Soudal Quick-Step | 30 | ,, |
| 29 |
BOL Cees
|
XDS Astana Team | 30 | ,, |
| 30 |
VAN DIJKE Tim
|
Red Bull – BORA – hansgrohe | 30 | ,, |





コメント
いつも楽しみに拝読させて頂いております。
恐縮ですが、文頭に記載されている今期のモニュメントの優勝者がサンレモとロンドそれぞれ異なっているように思います。
もろへいさん、教えていただきありがとうございます。
マチュー・ファンデルプール、タデイ・ポガチャルの順番でしたね。そして、またもマチュー・ファンデルプール。
こうなると残りは~。
また、よろしくお願いします
今季のモニュメント表彰台は、レインボー経験者達が全てを埋めていめすね、順序違えど、今回はロンドと同じメンツ。(ミランサンレモのガンナもTTレインボーや、五輪金メダル、アワーレコードなど)
実力者たちの底力を感じます。
ポガチャルの左手首付近の血のにじみについて、すごく気になってます。
レースではカメラにもクローズアップされてました。フィリップセンマチューの3人で走っているときにズームアップされて映ってました。つまり、落車する前の段階で血でてます。
チームカーと接触したときかな? それとも振動で手の皮がめくれたのかな? ぜひ知りたいところです。
注目選手紹介のところトレックの欄にもフィリップセンの名前がありますよ。
タデイ・ポガチャルの手首の血は落車する前だったんですね。そうするとチームカーとの接触くらいしかぶつかっている場面がないですね。
手の甲なので、ぶつかった時なのは間違いないでしょうね。
タデイはレース後にシャワーを浴びているのですが、超高級腕時計の少し上に傷がありますね。
小さなものなので、ここから血がにじんだのかと。
注目選手のところ、ジャスバー・ストゥイヴェンと書きたかったのですが、変換で変なのがでたのをそのままクリックしてました。いつもながら、ありがとうございます