ロードバイクの情報を発信しています!

ベルギーで行われたブレーデネ・コクサイデ・クラシックで勝利したライダーは誰だ?

海外情報
PexelsのGotta Be Worth Itによる写真
この記事は約8分で読めます。

セミクラシックのブレーデネ・コクサイデ・クラシック(Bredene Koksijde Classic)がベルギーで開催。

ミラノ~サンレモの前日ということもあり、有力ライダーはイタリアに集結している。

UCI ProSeriesの一部であり、12のワールドチームが参加。前回優勝は2019年で、パスカル・アッカーマン( BORA – hansgrohe)が勝利している。

 

スポンサーリンク

ブレーデネ~コクサイデ 199.9km

コースマップ photo bredenekoksijdeclassic

 

ブレーデネ・コクサイデ・クラシックの歴史は長くなく、2002年から始まっている。2018年までは、ハンドザーメクラシックと呼ばれていた。

2018年以降に名前が変更。ハンドザーメではゴールせずコクサイデでゴールすることが2024年まで決定している。

 

コースマップ photo bredenekoksijdeclassic

名前の通りブレーデネをスタートし、コクサイデにゴールする。コースルートは2019年と一緒。

風と石畳、そして中間には登りが登場するが難易度は高くない。最後はコクサイデで13.5kmのローカルラップを3周走ってゴール。

最後の40kmは平坦なので、北のプリマヴェーラは大量のスプリントが避けられないだろう。

 

photo Tiz-cyclingストリーミングより 以下同様

今日の優勝候補ナンバーワンは、ワールドチームのライダーではなくて、プロチームのティム・メイリエ(Alpecin-Fenix)だ。

すでに、ル・サミンとグランプリジャンピエール・モンセレで勝利している。

特にル・サミンではマチュー・ファンデルプールとの連携で勝利を上げており、今回出場しているスプリンターでは実力はナンバーワンではないかな。

まあ、元世界チャンピオンのマッズ・ピーダスン(Trek – Segafredo)もいるけど。

 

 

マーク・カヴェンディシュは、グランプリジャンピエール・モンセレではティム・メルリエに続いて2位。

だが、ダニリス・ノケレ・コールス(Danilith Nokere Koerse)では、ラスト6.5kmで落車してしまう。今日は、優勝候補の一人としてあげられているけど、どうかな。

 

スタート

晴天の中、スタートが切られる。

 

放送開始時は、すでに中盤。ケンメルベルグ(7.3%で0.6 km)の登りを越えているところから。

 

先頭集団はいいメンバーで13人が乗っている。後続は残り38.6kmで45秒差で第2集団が18人で追っている。

集団はさらに後方で3分30秒開いている。

 

先頭集団は3周のローカルラップに突入した。

メンバーには、元世界チャンピオンのマッズ・ピーダスンに、BORAのニルス・ポリッツもいる。マッズ・ピーダスンは普通にスプリントを狙っても強いが、逃げても強い。

1 POLITT Nils
BORA – hansgrohe
2 PÖSTLBERGER Lukas BORA – hansgrohe
3 SÉNÉCHAL Florian
Deceuninck – Quick Step
4 OLIVEIRA Rui UAE-Team Emirates
5 LEKNESSUND Andreas Team DSM
6 PEDERSEN Mads Trek – Segafredo
7 KIRSCH Alex Trek – Segafredo
8 VAN ASBROECK Tom
Israel Start-Up Nation
9 JANSE VAN RENSBURG Reinardt Team Qhubeka ASSOS 
10 HANSEN Lasse Norman Team Qhubeka ASSOS 
11 WALSCHEID Max
Team Qhubeka ASSOS
12 PLANCKAERT Edward Team Qhubeka ASSOS
13 DECLERCQ Benjamin
Team Arkéa Samsic

 

BORAのルーカス・ベルトルベルガーが3人で抜け出していたが、一人だけになった。後続は結構お見合いをしているので、少しずつタイム差が開いていきそうだ。

残りは25.6kmなので、逃げ切れない距離ではないけど後続の人数が多いので泳がされている感じもする。

すでに、後続の大集団は4分以上のタイム差となったので、これは少人数でのスプリント勝負となるかもしれない。

 

ルーカス・ベルトルベルガーは2018年のオーストリアチャンピオン。2017年にはジロでステージ優勝もしている。グランドツアーでは、スプリントトレインのメンバーを務めている。

タイム差は、一時25秒まで開いていたが10数秒まで縮まっている。

 

35秒差の第2集団にいるティム・メルリエは、チームメイトのジョナス・リカールトが全開で引いているが、他チームの協力が得られないので中々追いつかない。

残り距離が少ないので、早く追いつかないと足もなくなってしまう。

 

後続から2人が前のルーカス・ペストルベルガーを追う。残りは10.2kmで、最後の展開に向かって進んでいる。

 

ティム・メルリエの第2集団が先頭に追いつく。ルーカス・ペストルベルガーは、もう前に見えている。

これはスプリントになりそうだ。

 

29人が第2集団。この中から勝者が決まる。Alpecin-Fenixは、3人おり勝利する確率は高そうだ。

 

ルーカス・ペストルベルガーは、早く捕まえてくれ~といった感じか。ラスト3.5kmで14秒あるが、すぐになくなるタイム差だ。

 

ルーカス・ペストルベルガーは、ラスト1.4kmで捕まってしまう。本当にお疲れだ。

 

ゴール前では、Alpecin-Fenixがトレインを組む。エドワード・プランカールトとジョナス・リカールトがティム・メルリエを引く。

 

ゴールに突っ込んでいくAlpecin-Fenixのスプリトトレイン。

 

Alpecin-Fenixの二人のアシストをうけたティム・メルリエはロングスプリントで2度も後ろを振り返りながらも、追いすがるマッズ・ピーダスンを振り切った。

3位には、フロリアン・セネシャル(Deceuninck – Quick Step)が入っている。

Alpecin-Fenixは、最後の集団に3人が残っており、ワールドツアーチームを相手に見事なトレインを組んで勝ってしまった。

さすがは、スプリント力ではマチュー・ファンデルプールと同じ力を持つティム・メルリエだ。二人か練習で同時にスプリントを初めている映像があるが互角のスピードだ。

ティム・メルリエは、これで今季3勝目だ。

 

こちらはハイライト動画

 

リザルト

Rnk Rider Team UCI Pnt Time
1  MERLIER Tim Alpecin-Fenix 200 125 4:13:43
2  PEDERSEN Mads Trek – Segafredo 150 85 ,,
3  SÉNÉCHAL Florian Deceuninck – Quick Step 125 60 ,,
4  VAN ASBROECK Tom Israel Start-Up Nation 100 50 ,,
5  GROSU Eduard-Michael DELKO 85 45 ,,
6  ANIOŁKOWSKI Stanisław Bingoal – Wallonie Bruxelles 70 40 ,,
7  WALSCHEID Max Team Qhubeka ASSOS 60 35 ,,
8  WELTEN Bram Team Arkéa Samsic 50 30 ,,
9  POLITT Nils BORA – hansgrohe 40 26 ,,
10  LEMOINE Cyril B&B Hotels p/b KTM 35 22 ,,

後続の大集団は5分38秒遅れで帰ってきた。この集団のトップはマーク・カヴェンディシュ。でも、30位ではねえ~。

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました