ベルギーで行われたセミクラシックのダニリス・ノケレ・コールス(Danilith Nokere Koerse)。
優勝は、まさかの逃げ切り勝利をあげた、ルドヴィク・ロベート(Bingoal-Wallonie Bruxelles)。
そして、期待されていたマーク・カヴェンディシュは、ラスト6.5km地点の石畳で落車してしまう。
ペダルが外れず、横倒しになったままだったが、その後サポートカーを待ってバイク交換して走り出していた。
だが、その先ではチームメイトのヤニック・シュタイムレも落車。ゴール後に病院直行となっている。
シュタイムレは手術に
レース序盤から、常に集団前方に位置しており、この時も集団中ほどで食らいついていたのに残念。
落車の原因は、前の走者にホイールにタッチしてしまったとによる。
バイク交換してから、すぐに走り始めチームメイトのステイン・ステールスと共に84位でゴールしている。
問題は、ヤニック・シュタイムレで、現場でレースドクターの治療を受けており、横たわったままだった。
シュタイムレは、レースの早い段階で一度落車している。この時には頭にはなにも影響はなかった。この時の落車も石畳の上で起こっており、雨のために滑りやすくなっていたことが原因だ。
すぐ病院に直行となり、肩鎖間接離開を患っており、手術の必要がある。更に肋骨骨折、軽度の気胸、脳震盪の症状もある深刻な状態だ。
自分でグローブを外すことも出来ないほど、寒さにもやられていたようだ。
完走した選手は86人で、半分しか走り切れていない厳しいレースだった。
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