ロット・スーダルはツール・ド・フランス初日から悲劇が繰り返されている。
まずはカレブ・ユアンとジョン・デゲンコルプがラスト65kmで落車してデゲンコルブは膝を痛めてゴールしたもののタイムアウト。
同じく落車したフィリップ・ジルベールは病院で検査を受けていた所、なんと膝の骨折が判明。第2ステージをスタートすることなく去ることが決定した。
ツールでは2度目か
Broken knee cap for @PhilippeGilbert . Bad day for #LottoSoudal after we’ve also lost @johndegenkolb . Get better soon both! https://t.co/ZBpiOPqAMK pic.twitter.com/zICGj3o8qL
— Lotto Soudal (@Lotto_Soudal) August 30, 2020
ロットのツイッターでは、ジョン・デゲンコルプとフィリップ・ジルベールが並んでベットにいる。
フィリップ・ジルベールはゴール後に病院に直行。長い検査の後に膝蓋骨骨折が判明してしまう。
ジルベールによると、先頭から20番手付近を走っていて落車に巻き込まれた。
すぐに起きたかったのだが、それは不可能だった。
クラッシュバリアに数分間座った後、私は一人で立ち去った。ペダルに力をかけることができなかった。
助けがなければ、完走できなかっただろう。痛みが多く、2018年に受けた痛みと似ている。
じん帯にも損傷があるかと思われたが変位のない骨折だそうだ。
フィリップ・ジルベールは2018年ツールでも第16ステージでトップを走りながら落車している。
丁度カサルデッリが落車して亡くなった場所でもある。
その時の膝の映像が上記記事の中にあるが、膝が2倍くらいに腫れあがっている。今回もそんな状態となれば今シーズンの復帰は難しい。
たとえ復帰出来てもクラシックが走れるとは思えない。
二人のドロップアウト
ロット・スーダルはツアー初日に2人のドロップアウトを受けてしまった。
ジルベールはため息をつきながら
私たちはどちらもスポーツと仕事をとても愛している。私たちは同じ闘志と同じ価値観を持っている。
私はジョンがしたことに対して多くの敬意を持っている。重大な衝突の後、彼は一人で65 km走り切り、制限時間の2分前に到着した。
彼はフルガスで走ったが、陪審員からの尊敬は得られなかった。
彼らができることは少なくとも、結果に彼を含めることだ。これは受け入れがたい。
今回のような非常にウェットで滑りやすい路面の場合、カーブなどでは何倍も気を使ってゆっくりと走らないといけない。
普通の状態ならば、問題なく走れただろうけど。もう少し選手よりの裁定があっても良いと思うのは誰しもだろう。
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