第2戦はオーベルエイセで開催。ベルギーのフランドル地方でおこなれる。
過去の優勝者は
- 2024年 ティボー・ネイス
- 2023年 エリ・イーゼルビット
- 2022年 マイケル・ファントーレンハウト
- 2021年 エリ・イーゼルビット
- 2021年 ワウト・ファンアールト
- 2019年 マチュー・ファンデルプール
- 2018年 トーン・アールツ
- 2017年 マチュー・ファンデルプール
- 2016年 マチュー・ファンデルプール
- 2015年 マチュー・ファンデルプール
第2戦オーベレルエイセ

コースマップ photo Superprestig
シクロクロスサーキットの中でも最も難易度が高く変化に富んだコースの一つ。コースの大部分は森の中。雨はないので、滑ることはないのでは。
女子エリート

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様
スタート。昨日の優勝した世界王者のフェム・ファンエンペルは体調不良で欠場。

トップはArkéa – B&B Hotels womanで走っているアマンディーヌ・フーケネ。

アマンディーヌ・フーケネの後ろは、マリオン・ノルベルト・リベロル。

スタートしてすぐに3人がパックに。ルシンダ・ブランド、ブランカ・カタバス、アマンディーヌ・フーケネ。

スタートが良かったベルギー王者のマリオン・ノルベルト・リベロルはコースを逆走してバイク交換に。

先頭の人数が増える。
残り5周

サラ・カサソラがトップで通過。

トップ3人はサラ・カサソラ、ルシンダ・ブランド、アニエク・ファンアルフェン。

ルシンダ・ブランドが先頭に。
残り4周

ルシンダ・ブランドが相当飛ばしたけれど、サラ・カサソラはついている。アニエク・ファンアルフェンがすこし遅れ気味。

ルシンダ・ブランドは時折後ろを確認しながら走っている。

サラ・カサソラは離れないので、一度前に出す作戦。
残り3周

ここからルシンダ・ブランドが前に出る。

ルシンダ・ブランドが飛ばしてアニエク・ファンアルフェンが離れた。

サラ・カサソラは互角で走り続ける。
残り2周

残り2周に。

ルシンダ・ブランドが飛ばしている。

あっと、ルシンダ・ブランドがポールにひっかかった。

激しく落車。

すぐに立ち上がったけれど。
残り1周

11秒遅れで通過。勝負あった。

ルシンダ・ブランドはバイク交換に。

15秒開いた。

さらにリードを23秒に。

サラ・カサソラはオーベレルエイセで優勝した初めてのイタリア人となった。

スーパープレスティージュ第2戦での勝利。ルシンダ・ブランドの猛攻を防ぎ切ったのが大きかった。

最終周にサラ・カサソラを前に出したのは間違いだったか。焦ってしまって落車に繋がったようにみえる。

アニエク・ファンアルフェンは3位。調子は良いけれど勝利には中々つながらない。
リザルト

優勝したサラ・カサソラ
最高です。信じられないほど嬉しい。少し運が良かった部分もあったが、この勝利に興奮している。
シクロクロスレースの母と呼ばれるこのレースで優勝した初のイタリア人ですね。
本当に特別なことす。今日、イタリア人として表彰台の頂点に立てたことは素晴らしいことです。
ライバルの落車に気づいただろうか?
実は、気づいた。大きな音が聞こえて、スピーカーから何かが聞こえたんです。振り返ってみたら、突然、差が開いていることに気づいた。ルシンダは今日はあまり運がなかったけど、ライダーとしては運も必要だよ。
この勝利は、今後のシクロクロスにとってどれほど重要ですか?
このレベルを維持できればと思っている。昨年は自信を深めることができた。ここ数ヶ月は弱点克服に取り組んでおり、自信を持って残りのシーズンに臨めると思っている。
では、その秘訣は何でしょうか?
純粋なパワーと強さを鍛えてきた。ここのハイレベルなレースにもどんどん慣れてきている。最初は主に小規模なクロスカントリーレースに出場していたが、今ではステップアップできた。おかげで、より良いライダーになれた。

2位 ルシンダ・ブランド
あの最終ラップで何が起こったのか?
ハンドルが不意にポールに当たってしまい、オーバーシュートしてしまったんです。怪我をしたけれど、転ぶときはいつもそうなんだ。
ふたりとも、すでにかなり壊れていた。ハンドルが曲がったバイクで半周も走り続けなければならないし、フレームに異常があるかどうかもわからない。あの時点では、ポストに向かって生き残り、2位を確保することが主だった。
もちろん、常に優勝を狙いたいものだが、一夜にしてそうなるものではないことは、今朝すでにわかっていた。今週はあまりいいことがなかった。その点では、すでにここで優勝争いに加わっていることを誇りに思うことができる。
さらに、サラはここ数週間で、現在非常に高いレベルのライディングを見せている。もちろん、最終ラップでバトルできないのは残念だけど、次を頑張るしかない。
男子エリート

ニルス・ファンデプッテ。

マイケル・ファントーレンハウト。

トーン・アールツ。

ジョラン・ワイセア。

ローレンス・ウィーク。

ラース・ファンデルハール。

フェリペ・オルツ。

スタート前。

スタート!

ニルス・ファンデプッテが先頭でフィールドに。

まだまだ一列棒状。

なんと、トーン・アールツはチェーンがはまらず走ってピットまで。
残り8周

まず1周回完了。エミール・フェルストリンゲがトップ。
残り7周

高速コースなので差がつく場面が少ない。

好調なピム・ロンハールがトップに。
残り6周

ピム・ロンハールがトップ通過。エミール・フェルストリンゲ、ニルス・ファンデプッテと続く。

ピム・ロンハールが昨日に続いて、独走態勢となるか。

ピム・ロンハールが追いつかれた。
残り5周

ヨリス・ニューウェンハイスがトップで通過。

4人が抜け出しつつある。ヨリス・ニューウェンハイス、マイケル・ファントーレンハウト、ニルス・ファンデプッテ、ピム・ロンハール。

また集団に戻る。
残り4周

かなりの人数がいる。

また、ピム・ロンハールがアタック。

マイケル・ファントーレンハウトが追いついてきた。
残り3周

2人は3位のヨリス・ニューウェンハイスを10秒引き離した。
残り2周

2人がトップで推移する。差がつくのはどこだろうか。

登りあるけど、それほど差がつかない。

あっと、ローレンス・ウィークがリタイヤだ。

マイケル・ファントーレンハウトが飛ばし始めて、ピム・ロンハールが少し離れる。

ピム・ロンハールが追いついて、またランデブーに。
残り1周

最終周回で決着となるか。

ピム・ロンハールが猛烈に仕掛ける。

しかし、離れない。

マイケル・ファントーレンハウトが引き離した。

6秒差でマイケル・ファントーレンハウトがゴールに向かう。

マイケル・ファントーレンハウトが第1戦に続いて連勝。

今シーズンの3勝目に。

ピム・ロンハールは、またも2位。これで3回連続の2位だ。

3位はエミール・フェルストリンゲ。
リザルト

優勝したマイケル・ファントーレンハウト
今のところ、どのコースも順調だ。体調には非常に満足している。
戦術的に大きな飛躍をしたのでしょうか?
レース前にその件について話し合い、私がレースの重荷を背負う必要はないという結論に達した。スタートが悪かったことが、むしろ私にとって有利に働いた可能性もあったかもしれない。
レースをあんな形で背負う必要は一度もない。レースを全力で受け止め、最終ラップで自分のタイミングを見計らうだけだった。それで勝利を掴むことができた。
慎重にスタートし、適切なタイミングで攻める。これが新しい戦術なのか?
そうかもしれない。だが、もちろん、もっと良いスタートを切った方がいい。それは体力を消耗することを意味する。今日はなんとか挽回できたが、もしラッデルフォールドであんなことが起きれば、二度とレースには出場できないだろう。
次のレースでは、より良いスタートを切ることにもっと力を入れていく。ルッデルフォールデの後、背中がひどく痛くなった。その夜、ソファから起き上がろうとしたが、背中が完全にガクガクしてしまった。
そこで、ナハト・ファン・ウールデン(夜のレース)は欠場することにした。水曜日には軽いクロスカントリートレーニングをしたが、これもあまりうまくいかなかった。
実は木曜日になってようやく良くなり始めたんだ。昨晩、理学療法士と整骨医のところに行って、それ以来、腰に力が入るようになってきたのを感じている。
現在最高のシクロクロスライダーであることは間違いないと言えるでしょう。しかし、これは今後のシクロクロスイベントであるコッペンベルグクロスやヨーロッパ選手権にとってどのような意味を持つのでしょうか?
とにかくトレーニングを続け、体調管理に気を配るだけだ。あとは良い日が来ることを祈る。そうすれば、どうなるか分かる。今のところとても順調なので、これから良くなるばかりだ。

2位 ピム・ロンハール
クライミングで攻撃的な一面を見せましたが、これがこの日の起爆剤になったと考えているのだろうか?
うーん、わからない。最初の3周は先頭に出れなかった。その後、一度加速した。ただ、それを維持することができなかった。その後、みんなに戻ってきて、再びアタックするのを待った。
終了3周前に、マイケルと離れて走った。一瞬、同等の強さを感じたけど、彼の脚にはまだパンチがあった。
優勝までの距離は?
それほどでもない。昨日も今日と同じように8~9秒差で負けている。いつか逆転するかもしれない。シーズン中に成長することは自分でもわかっている。目標はひとつ、ヨーロッパ選手権だ。それに向かって努力している。だからといって、急に調子が良くなるわけではないが、軌道には乗っている。
初勝利はまだ待たれているが、困難な時期を経てシクロクロス戦線に戻ってきましたね。
それは喜ばしいことだ。どうしてこうなったのかとよく聞かれるけど、あまり振り返りたくないんだ。今はとても調子がいいし、この調子をキープしたい。いい状態を保つために何をすべきかはわかっている。それだけだ。
自分が本当に輝きたい特定のクロスに注目していますか?
本当にいい成績を残したいレースはいくつかある。ヨーロッパ選手権は、私が本当に目標にした最初のクロスのひとつだ。オステンド(U23年代)で世界チャンピオンになったし、似たようなラウンドだと思う。いい1日を過ごせば、入賞争いもできるだろう。ワールドカップもとても楽しみだ。


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