ロードバイクの情報を発信しています!

2023 クラシック・グラン・ブザンソン・ドゥー  フランスの登りゴールのワンデーを制したのは?

海外情報
Photo credit: Antonio Marín Segovia on VisualHunt
この記事は約10分で読めます。

フランスのドゥー県ブザンソンからスタートするワンデーレース、クラシック・グラン・ブザンソン・ドゥー。Classic Grand Besançon Doubs(1.1)

今年で3回目の開催となる。記念すべき第1回の優勝者は、Intermarché – Wanty – Gobert Matériauxのビニヤム・ギルマイ。2021年8月6日にDelkoから移籍して初めての勝利だった。

 

過去優勝者は

  • 2022 ヘスス・エラダ
  • 2021 ビニヤム・ギルマイ

 

スポンサーリンク

ブザンソン~モンフォコン 169.6km

コースプロフィール photo classicgrandbesancondoubs

 

ドゥー県ブザンソンからスタートして、周辺を大きく周回して同じドゥー県モンフォコンでゴールする。

途中の登りは5km程度だけど、最後のゴールが厳しい。ゴール手前3.8kmからのモンフォコンの登りは、平均勾配は9.1%。足のあるライダーしか生き残れないコースだ。

 

  1. 山岳ポイント Côte de Marchaux   2.1 km・6.6%
  2. スプリントポイント  Emagny
  3. スプリントポイント  Plage d’Osselle
  4. 山岳ポイント Côte d’Epeugney  4.6km・3.4%
  5. 山岳ポイント  Cote De La Malate   3.3km・9.5%
  6. スプリントポイント Saone

 

注目されるライダーは

  •  Groupama – FDJ ティボー・ピノ
  •  AG2R Citroën Team ベン・オコナー、クレマン・ヴァントゥリーニ
  •  Cofidis ギヨーム・マルタン、ヘスス・エラダ、ヴィクトル・ラフェ
  •  Team Arkéa Samsic マキシム・ブエ、ユエン・コスティウ
  •  Burgos-BH アンヘル・マドラソ
  •  Euskaltel – Euskadi ゴッツォン・マルティン
  •  Lotto Dstny
  •  TotalEnergies ヴィクトル・デラパルテ、ピエール・ラトゥール、ジュリアン・シモン

 

6人の逃げ

Tiz-cycling ストリーミング スクリーンショット以下同様

6人が逃げている。

  1. Rory TOWNSEND (Bolton Equities-Black Spoke Pro Cycling)
  2. Charles QUARTERMAN (Team Corratec)
  3. Wesley MOL (Bike Aid)
  4. Emil Mielke Vinjebo(Leopard TOGT Pro Cycling)
  5. Morne VAN NIEKERK (St-Michel-Mavic-Auber 93)
  6.  Sean CHRISTIAN (Etats-Unis)

 

残り90kmで集団は4分31秒差。Groupama – FDJ、AG2R Citroën Team、Cofidisが先頭を引く。

 

AG2R Citroën Teamのベン・オコナーは最後の登りで狙ってくるはず。

 

なんと、ここからずっと放送が繋がらず。ずっと、風景が映し出される状態に~。

 

残り48kmで先頭は3人。

  1. Rory TOWNSEND (Bolton Equities-Black Spoke Pro Cycling)
  2. Emil Mielke Vinjebo(Leopard TOGT Pro Cycling)
  3. Morne VAN NIEKERK (St-Michel-Mavic-Auber 93)

 

 

残り47.7kmで1分40秒差に。残り2kmでスプリントポイントだ。

 

逃げていたメンバーが捕まる。

 

先頭は二人に。

 

スプリントポイント Saone

スプリントポイントを通過。

  1. Rory TOWNSEND (Bolton Equities-Black Spoke Pro Cycling) 5ポイント
  2. Morne VAN NIEKERK (St-Michel-Mavic-Auber 93) 3ポイント
  3. Emil Mielke Vinjebo(Leopard TOGT Pro Cycling) 1ポイント

 

集団はAG2R Citroën Teamが二人出して引いている。

 

ティボー・ピノは先頭から4番目で走っている。ラストシーズンだ。

 

残り25.2kmで26秒差に。少し泳がされている感じか。

 

残り21.2km。CofidisとAG2R Citroën Teamが先頭を引く。

 

先頭二人は27秒差で逃げている。集団は遠くに見えている状態。

 

そろそろ捕まえる頃か。

 

後ろに集団が迫ってくる。

 

二人はグータッチして、健闘をたたえ合う。

 

 

先頭二人は、残り14.2kmで集団に吸収された。

 

さあ、集団は最後の登りに向けて位置取りが始まる。

 

大きくカーブを曲がって最後の登りに入った。

 

モンフォコンの登り 3.8km・9.1%

先頭はGroupama – FDJのエンツォ・パレーニが引く。

 

ここは、Groupama – FDJとAG2R Citroën Teamの争いとなるか。

 

残り3.6km。すでに集団は絞られている。

 

ティボー・ピノは4番手。隣はCofidisのギヨーム・マルタン。

 

Groupama – FDJがペースを上げる。

 

さらにAG2R Citroën Teamのベルテ・クレモントが先頭に。

 

ここで、Cofidisのヴィクトル・ラフェがアタック!

 

ヴィクトル・ラフェのアタックに集団はバラバラに。

 

変わって先頭にたったのはGroupama – FDJの19歳、レミー・マルティネス。

  1.  ヴィクトル・ラフェ Cofidis
  2. レニー・マルティネス Groupama – FDJ
  3. ロジャー・アドリア Equipo Kern Pharma

 

これには、後続もついていけない。

 

さらにレニー・マルティネスがアタック!

 

ティボー・ピノは追走から遅れてしまう。

 

レニー・マルティネスのアタックにEquipo Kern Pharmaのロジャー・アドリアは遅れてしまう。

 

レニー・マルティネスは、またもアタック!

 

ヴィクトル・ラフェは逃がさない。

 

レニー・マルティネスは、一度横を見てちぎれないと思ったか。

 

後続はロジャー・アドリアとギヨーム・マルタンが追ってくる。

 

これは4人となるのか。残り1kmだ。

 

ロジャー・アドリアが近づいた時に、またもレニー・マルティネスがアタック!

 

決勝のゴールはこの二人の勝負か。

 

ティボー・ピノがなんと復活してきた。先頭に追いつく勢いだ。

 

先頭に追いついたロジャー・アドリアがアタック!

 

ロジャー・アドリア先頭でゴールに向かう。

 

最後のコーナーをロジャー・アドリア先頭でクリアー。

 

だが、ヴィクトル・ラフェがロジャー・アドリアを抜く。

 

ロジャー・アドリアは、あきらめて後ろを確認だ。

 

 

ヴィクトル・ラフェが3人のスプリントを制した!

最後は、レニー・マルティネスを5m以上引き離して、足があるところを見せつけた感じだ。これでキャリア3勝目。

2位のレニー・マルティネスは、勝てば19歳でプロ初勝利となるところだったが、アタックの連続で足を使い過ぎたようだ。これからの選手だ。

 

スポンサーリンク

リザルト

ヴィクトル・ラフェのコメント(チーム公式サイトより)

本当に幸せだ。トップ10に3人のライダーが入ったのは本当に素晴らしいことだ。どこでアタックすればいいのか、よくわからなかったんだ。

スタートはとても早かったし、すぐ後ろにギヨーム・マルタンがいたので、なんとか頑張れた。スプリントでは、特にバンプがあったので、まだオーバーテイクできると思っていた。フランソワ・ビダールとトーマス・チャンピオンがポジションをとってくれて、とてもうまくいった。この勝利を自分のものにできて、とてもうれしい。

 

Rnk Rider Team UCI Time
1
 LAFAY Victor
Cofidis 125 4:10:31
2
 MARTINEZ Lenny
Groupama – FDJ 85 ,,
3
 ADRIÀ Roger
Equipo Kern Pharma 70 0:02
4
 MARTIN Guillaume
Cofidis 60 0:05
5
 PINOT Thibaut
Groupama – FDJ 50 0:08
6
 BERTHET Clément
AG2R Citroën Team 40 0:18
7
 HERRADA Jesús
Cofidis 35 0:23
8
 COSTIOU Ewen
Team Arkéa Samsic 30 0:25
9
 BOL Jetse
Burgos-BH 25 0:39
10
 GESBERT Élie
Team Arkéa Samsic 20 ,,
11
 O’CONNOR Ben
AG2R Citroën Team 15 0:46
12
 IRIBAR Unai
Euskaltel – Euskadi 10 0:49
13
 MONIQUET Sylvain
Lotto Dstny 5 ,,
14
 DÍAZ José Manuel
Burgos-BH 5 0:54
15
 SEPÚLVEDA Eduardo
Lotto Dstny 5 ,,
16
 MERTENS Julian
Bingoal WB 3 1:07
17
 THOMPSON Reuben
Groupama – FDJ 3 ,,
18
 OURSELIN Paul
TotalEnergies 3 ,,
19
 JEGAT Jordan
CIC U Nantes Atlantique 3 1:09
20
 JOALLAND Yaël
CIC U Nantes Atlantique 3 ,,
21
 BOU Joan
Euskaltel – Euskadi 3 1:13
22
 DELBOVE Joris
St Michel – Mavic – Auber93 3 1:16
23
 PETERS Nans
AG2R Citroën Team 3 1:21
24
 VAN BOVEN Luca
Bingoal WB 3 1:23
25
 RIES Michel
Team Arkéa Samsic 3 1:28
26
 CURRIE Logan
Bolton Equities Black Spoke   1:34
27
 MARTÍN Gotzon
Euskaltel – Euskadi   1:43
28
 PALENI Enzo
Groupama – FDJ   1:46
29
 MURGANO Marco
Team Corratec   1:49
30
 SÁNCHEZ Pelayo
Burgos-BH   1:56

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました