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タデイ・ポガチャルが2024シーズン最も印象に残った意外なレースとは?

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Image by Michal Jarmoluk from Pixabay
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記録ずくめの圧倒的なシーズンを送ったタデイ・ポガチャル。

3月に登場したタデイ・ポガチャルは、ストラーデビアンケで82kmの独走劇を披露。通常あり得ない距離からの攻撃を成功させてしまった。

 

そして、ジロ・デ・イタリア、ツール・ド・フランスのダブルを制覇。オリンピックを逃したけれど、世界選手権ロードで優勝しアルカンシェルも手にいれた。

58レース走って、25勝という素晴らしいシーズンを過ごした。では、タデイ・ポガチャルが最も印象に残ったレースはなんだったのだろうか。

パートナーのウルシガ・ジガードと共にSKYのインタビューに答えている。

 

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印象に残ったレースは?

 

今年は、ベストシーズンと位置づけることができますね。

そう、完璧なシーズンだったと言えると思う。 しかし、すぐに前を見なければならない。 今シーズンは忘れなければならない。

美しく、美しく、成功に満ちたシーズンだったが、今は来年のことを考えよう。

 

魔法のような不思議な瞬間が沢山ありましたが、もっとも印象に残ったレースはなんですか?

とても美しい写真です。 ひとつはストラーデビアンケのもので、もうひとつはイル・ロンバルディアのもの。

最後に歓声を上げるという点ではとてもよく似ているが、少し違った感情を持っている。 ストラーデビアンケのほうはシーズンの最初のレースで、ロンバルディアのほうは最後のレースだ。

ストラーデ・ビアンケでの勝利は、冬の間に行われた素晴らしい仕事を証明するものだった。 一方、ロンバルディアでの成功(2年連続4回目)は、素晴らしいシーズンを締めくくるためのケーキの上のアイシングだったと言える。

 

今年の焦点はペアリングだった。

計画ではジロとツールで勝つつもりだった。 ジロで、私たちが望んでいたものをすべて手に入れることができたのを見た。もしうまく回復できれば、フランスの道でも同じことを繰り返すことが可能だと気づいた。

ジロの後、彼女と一緒に数日間リラックスすることができた。 その後、一緒に準備を再開したときは、リラックスしたひとときだったが、同時に懸命に働いた。

その時、ジロ後の休養日に、良いコンディションでツールに参加し、優勝することが可能だと気づいたんだ。

 

オリンピックはありませんでしたね。

ツールの後、オリンピックに行くべきか、世界選手権の準備を始めるべきか、すぐに決めなければならなかった。

オリンピックのために肉体的に自分を殺すことはせず、数日間リラックスして少し呼吸を整え、チューリッヒでの世界選手権に100%集中することに決めた。

というのも、今のコンディションなら、世界チャンピオンになる道筋で自分のカードを切ることができると気づいたからだ。

 

そして2025年、次の目標は?

ミラノ~サンレモは視野に入れているレースのひとつ。 もちろん、1年を通して取り組むものではない。 ただ、自分を信じて、正しいモチベーションで臨まなければならない。

毎年挑戦する。 もしかしたら優勝できるかもしれない。 でも、もしそれが実現しなかったとしても、問題はない。

ミラノ~サンレモはすでに4、5回走っていて、優勝まであと一歩だった。パリ~ルーベは挑戦したことがない。 もしかしたらパリ~ルーベは僕には合わないレースなのかもしれない。

もっと象徴的なレースになるかもしれない。 でも、僕にとってはサンレモと同等なんだ。

 

自分が書き換える歴史について考えているのだろうか?

今は、自分が歴史の中で何を象徴するのかを考えることはそれほど重要ではない。 いつか孫に話す日が来るかもしれないが、今は過去を考えずに今を楽しみ、来年を迎えたい。

 

タデイ・ポガチャルは、楽天的で常に前を向いている。更に次を目指すあたり大谷翔平と似ている。

来シーズンは、UAEツアーからスタートするが、さらに進化した登りの走りをみせるのだろうか。誰もついていけるライダーはいそうにない。

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