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2023 ツール・ド・フランス Groupama – FDJのメンバー発表

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Photo credit: Flowizm on Visualhunt
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Groupama – FDJは、ダヴィ・ゴデュの総合を優先するメンバー構成に。そのためスプリンターのアルノー・デマールは出場出来ない。

 

ただ、フランスのチームとして総合を目指すのは良いけれど、ツールで1勝もできなければスポンサーとしては、露出度が少なく満足いかないのでは。スポンサーとしては、目立って貰うのが一番の宣伝となる。

Groupama – FDJのツールのメンバーを見てみよう。

 

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Groupama – FDJのメンバー

 

31.ダヴィ・ゴデュ
32.ケヴィン・ゲニッツ
33.シュテファン・キュング
34.オリヴィエ・ルガック
35.ヴァランタン・マデュアス
36.クエンティン・パチャー
37.ティボー・ピノ
38.ラース・ファンデンベルフ

 

ダヴィ・ゴデュ

 

2021ツール・ド・フランス総合11位。2022ツール・ド・フランス総合4位と着実に順位を上げているダヴィ・ゴデュ。

今年チームは、ダヴィ・ゴデュのための山岳メンバーを選択した。上記のツイートのように少年時代から一緒にレースをしていたヴァランタン・マデュアスがアシストに回る。

ダヴィ・ゴデュの気になる点は個人タイムトライヤルに弱いこと。2023ツールでは第16ステージの山岳個人タイムトライヤルの22kmがある。山岳なので完全平地ではないので、大きくタイム差を開けられることはないとは思うけれど。

春先は、重度の花粉症のために不調。これは仕方ない。

それと気になるのは、直前の クリテリウム・デュ・ドーフィネでの不調。得意の山岳で遅れる場面が散見された。果たしてツールでは調子はどうなのだろうか。

Netflixのツール・ド・フランス、風の彼方にでも描かれていたけど、本人はとても静かな人。力はあるので、後は精神力だけだ。

 

ティボー・ピノ

 

引退を発表してからのティボー・ピノはとても調子が良い。今シーズンで走り終えるので悔いがないように全開の走りを見せている。

ただ、勝利には届かなくて惜しい2位が続いている。特にジロでの第13ステージ、第18ステージの2位は残念でならない。そこまで引かなくても良いと思うのだけど逃げを成功させるために引き続けていた。

 

それでも、総合5位に入り、山岳賞も獲得。続くツール・ド・フランスではダヴィ・ゴデュのアシストとステージ優勝狙いに全てをかけてくるだろう。

果たしてツール4勝目を飾ることが出来るのか、その一点にかかっている。

 

シュテファン・キュング

 

個人タイムトライヤルだけでなく、独走力を生かしてクラシックでも強さを見せるシュテファン・キュング。

ヴォルタ・アン・アルガルヴェ第5ステージの個人タイムトライヤルでは、フィリッポ・ガンナ、レミ・カヴァニャを破っての優勝。

 

春のクラシックでも好調。

  • E3サクソクラシック 6位
  • ロンド・ファン・フラーンデレン 6位
  • パリ~ルーベ 5位

ジロ・デ・イタリアでは、山岳ポイント前でティボー・ピノをアシストする姿も見られた。ジロは、ツール・ド・スイスに備えて途中リタイヤ。

見事にツール・ド・スイス第1ステージの個人タイムトライヤルを制している。ここでは、レムコ・エヴェネプール、ワウト・ファンアールトを破っての勝利なので素晴らしい限りだ。

 

ツール・ド・フランスではチームを支える走りを披露するはずだ。

 

 

 

 

 

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