地元のクラブレースで驚異的なスピードで走っていたINEOS Grenadiersのジョシュア・ターリング。
ジョシュア・ターリングは、2023英国選手権個人タイムトライヤルで優勝している。2年連続優勝していた、INEOS Grenadiersのイーサン・ヘイターは、骨折で出場していない。
19歳でエリート優勝
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— INEOS Grenadiers (@INEOSGrenadiers) June 21, 2023
クロフト・モーター・サーキットで開催された男子エリート・タイムトライアルは、41.1kmの距離。
これをジョシュア・ターリングは、av50.498km/hで駆け抜けている。2位はBahrain Victoriousのフレッド・ライト。しかし、1分3秒もの大差を付けられている。
3位にはチームメイトのコナー・スフィフト。こちらは1分11秒差。
ジョシュア・ターリングは、19歳で史上最年少のイギリスチャンピオンに輝いた。
2月のエトワール・ド・ベセージュの個人タイムトライアルでマッズ・ピーダスンに次ぐ2位に入賞。
86年ぶりのパリ〜ルーベ最年少スターターとなるなど、将来のチームを背負ってたつライダーとして力をつけている。
英国選手権個人タイムトライヤル リザルト
Rnk | Rider | Team | UCI | Time | Avg |
---|---|---|---|---|---|
1 |
TARLING Joshua
|
INEOS Grenadiers | 50 | 0:48:50 | 50.498 |
2 |
WRIGHT Fred
|
Bahrain – Victorious | 30 | 1:03 | 49.435 |
3 |
SWIFT Connor
|
INEOS Grenadiers | 20 | 1:11 | 49.304 |
4 |
TANFIELD Charlie
|
Saint Piran | 15 | 1:35 | 48.912 |
5 |
VERNON Ethan
|
Soudal – Quick Step | 10 | 1:48 | 48.703 |
6 |
ARCHIBALD John
|
5 | 2:03 | 48.464 | |
7 |
BIGHAM Daniel
|
3 | 2:16 | 48.258 | |
8 |
GILL Michael
|
3 | 3:06 | 47.484 | |
9 |
ASKEY Lewis
|
Groupama – FDJ | 1 | 3:27 | 47.166 |
10 |
PECKOVER Ollie
|
trainSharp Cycling | 1 | 3:28 | 47.151 |
11 |
PERRETT William
|
Embark Spirit BSS | 3:33 | 47.076 | |
12 |
QUARTERMAN Charlie
|
Team Corratec – Selle Italia | 3:34 | 47.061 | |
13 |
TORRIE Timothy
|
trainSharp Cycling | 3:58 | 46.705 | |
14 |
PRITCHARD Alexander
|
4:17 | 46.426 | ||
15 |
KYFFIN Zeb
|
Saint Piran | 4:28 | 46.266 | |
16 |
HUCKS Oliver
|
Kalas Motip Race Team | 4:46 | 46.007 | |
17 |
CROOK Jack
|
Richardsons – Trek DAS | 4:48 | 45.979 | |
18 |
GILES Jordan
|
Primera-TeamJobs | 4:59 | 45.822 | |
19 |
TANFIELD Toby
|
Club Ciclista Padronés – Cortizo | 5:10 | 45.667 | |
20 |
ROBERTS William
|
Saint Piran | 5:44 | 45.192 |
ベン・トゥレット
Happy new year!🎉
First day with the Grenadiers coming up! @INEOSGrenadiers pic.twitter.com/5RjTy2Tp1K— Ben Tulett (@bentulett01) January 1, 2022
INEOS Grenadiersとは3年契約を結んでいると言われていたベン・トゥレット。世界選手権ジュニアシクロクロスで2度の世界チャンピオンとなっており、2022年にAlpecin-Fenixから移籍している。
今シーズンは、ツール・ド・ハンガリー総合2位。続く、ツアー・オブ・ノルウェーのプロローグでプロ初勝利をあげて、総合優勝にも輝いた。
今回の英国選手権個人タイムトライヤルはDNSとなっている。
シクロクロスで鍛えた爆発力に、クライミング能力もあり、将来チームを背負っていく選手だと思っていたのだけど、なんと来シーズンは移籍だという。
しかも、ライバルチームのJumbo-Vismaという話だ。Jumbo-Vismaでは、将来のエース候補として育てられるらしい。英国選手でもあり、若返りをはかっているはずのINEOS Grenadiersが何故、手放すのか良くわからない。
実際の発表は少し先となりそうだ。
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