やはり、Specializedは、チューブレス技術に戻ってくるようだ。
Quick-Step Alpha Vinyl Teamのイヴ・ランバールトのバイクに装着されているのは、新型のRovalホイールにチューブレスバルブがついた新しいタイヤが付けられている。
チューブレスに回帰するのは間違いないようだ。
S-Works Roubaixにチューブレス仕様
イヴ・ランパールトが乗るS-Works Roubaixは、旧世代のシマノ・デュラエース9150グループセットのまま。
これは以前にも紹介したけど、9200が全て揃っていないので混在することで発生するチェーン落ちのトラブルを避けるためだ。石畳では特に跳ねるので当然かもしれない。
イブ・ランパールトのバイクのホイールにはチューブレスバルブが隠されていた。現行のRoval Rapide CLX 32および50ホイールセットは2020年からチューブレス非対応のはずだけど。
このホイールはまだ発表されていない新型のチューブレスホイール「Roval」で、スペシャライズドS-Worksのまったく新しいタイヤが装着されていることがわかっている。
プロジェクト・ブラックと名付けられたこのタイヤは、サイドウォールにスペックや空気圧、サイズなどの詳細が記載されていないが、タイヤ幅は30mmと推測される。
スペシャライズドの新しいトップレベルのタイヤと並んで、ブランドはロードバイク用のチューブレスフォームインサートの実験も行っているとの憶測が広がっている。
フォームインサートは、リムへの衝撃ダメージを軽減するだけでなく、タイヤを大きく圧縮してビードから空気が抜ける「バーピング」による空気の損失も軽減することができる。
つまり、パンクしてもある程度は、そのまま走れる訳だ。インサートについては、下記の記事を参考までに。
パリ~ルーベのあとには、またホイールとタイヤの技術詳細がわかってくるだろう。
チューブレスタイヤの乗り心地、パンクシール性、そして低い転がり抵抗は捨てがたいというメリットがある。
Rovalは間違いなくチューブレス仕様のホイールとタイヤを開発している。
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