マークス・ブルグハートは、2021ツール・ド・ボローニュで腕を骨折し、その後出場できなくなった。
BORA-hansgroheとは、契約を延長されることはなかった。
マークス・ブルグハートは所属先を探していたが、38歳という年齢もあり契約を結ぶことはなく、事故から8か月後、静かに引退を発表した。
8か月後に沈黙を破る
In August 2021 I crashed at the Tour of Poland. Since then, a lot of things changed. Now, after 8 months, I‘ve decided to finally break the silence. Click the link to watch my first interview since then in German or English!https://t.co/JluWf4Luia pic.twitter.com/eeE0bfpOc1
— Marcus Burghardt (@MBurghardt83) April 13, 2022
マークス・ブルグハートは2004年、T-Mobileでプロとしてのキャリアをスタートさせた。
マーク・カヴェンディッシュ、カデル・エヴァンス、サガンといったライダーのサポート役が主であったが、時には自らも大きなレースで勝利することがあった。
2007年にはヘント〜ウェヴェルヘムで優勝し、その1年後にはツールのステージ優勝、2017年にはドイツチャンピオンとなっている。
2004年からプロとなり、T-Mobile、Team High Road、BMC、そしてBORA-hansgroheでライドしていた。
最後となった、ボローニュでのケガの後遺症でプロペロトンに別れを告げる決心をすることになる。
しかし、マーカス・ブルグハートは今後も自転車競技に携わっていく。
「ファンに何かお返しをする時だと思うんです。いつも応援してくれる人がたくさんいる」と語るブルクハートは、2022年9月にファンや友人たちのためのサイクリングイベントを開催する。
サガンからのコメント
BORA-HANSGROHEで長年にわたってブルグハートのサポートを得てきたペーター・サガンも、かつてのチームメイトとの別れに反応を見せている。
マーカスは、非常に優れたライダーであるだけでなく、まさにチームに必要なタイプだ。目標に向かって集中し、懸命に努力する。
彼は面白くて、いつも喜んで助けてくれる。プロフェッショナル・サイクリングには、彼のような人がもっと必要なんだ。
マーカス・ブルグハート自身は、これまでのキャリアを満足げに振り返っている。
10歳の時にスチールフレームで始めたことが、小さなクラブから世界最大の自転車競技大会に参加するまでになったことを思えば、この上ない満足感を味わうことができる。
今思えば、すべて同じことをやっている。完璧なキャリアを積んできた!
最後はケガに泣かされたが、17年のキャリアは素晴らしい。現在は9月のイベントに向けて、代理店やスポンサーと打ち合わせをしている。
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