Vittoriaは、これまでもマウンテンバイク用や、グラベルロード用のインサートを発表していた。
今回は、ロードバイク用のインサートVittoria Air-Liner Roadの発表だ。
空気を入れるとインサートは縮む。パンクすると膨張する。
このシステムは、すでにプロレースでも使用されていて、2019ヘント〜ウェヴェルヘムでアレクサンダー・クリストフが優勝。
更に、EF Education-Nippoも2021ストラーデビアンケで使用している。
Vittoria Air-Liner Road
上記の動画ではEF Education-EasyPostが使っている。
インサートには、小(25mm)、中(28mm)、大(30mm)の3つのサイズがあり、ウェイトはそれぞれ24、31、39g。
ロードシステムは、オフロードと同じ緑色の軽量EVAフォーム素材を使用しているが、パフォーマンスを向上させるために完全な円形インサートとして提供されるという点で異なっている。
フォームはシーラントの吸収に耐性があり、タイヤに空気を送り込むとそのサイズのほぼ半分に圧縮される。
パンクして、タイヤ内の圧力が解放されるとすぐに、フォームは元の形状に膨張し、タイヤを満たしてくれる。
つまり、パンクしてもそのまま走れるということだ。具体的には、時速20km未満の速度で50km以下を推奨している。
これらのライナーは、ビットリアだけでなく、どのタイヤにも使用できる。
キットの中には、2つのエアライナー、2つのチューブレスバルブ、ロードチューブレスツールキット、およびユニバーサルチューブレスタイヤシーラントのボトルが含まれている。
基本的に、シーラントも入れるので少しのパンクならば問題なく走れる。
技術仕様:Vittoria Air-LinerRoadインサート
- 価格: シングルユニット : £34.99(約5,300円))・エアライナーロードTLRキット£89.99(約13,000円)
- サイズ:小(25c)、中(28c)、大(30c)
- 重量: 24g(小)、31g(中)、39g(大)
シングルユニットには、1 xバルブ、1 x ALR、1 xホイールステッカーが含まれる。
プロレースでも実績があるというのが凄い。若干重くなるけど、パンクしても帰ってこられるというのが良い所ですね。
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