Bahrain Victoriousのペッリョ・ビルバオにかける思いは強い。
ミケル・ランダがSoudal – Quick Stepに移籍、親友のジーノ・マーダーは亡くなった。ツールで総合を狙うのはペッリョ・ビルバオだけとなった。
だが、ペッリョ・ビルバオ本人の希望としては、ステージを狙いたいと考えている。しかし、チームは総合を放棄することは望んでいないのだ。
目標は2024ツール・ド・フランスだが
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2023年のツール・ド・フランスではステージ優勝に総合でも6位となる活躍でしたが、来年のツールの目標は?
もっとステージに集中したい。でも、この考えを持ってレースに行くたびに、チームはすぐにGCを手放さないようにと背中を押してくれる。だから今はどうなるかわからない。
僕にとっては、ステージの成功を追いかける方が面白いんだ。日々の戦いの方が楽しい。GCで生き残ろうとしても、レースでは同じ感覚は得られない。
僕にとっては、ただ生き残ることに忙殺されるのではなく、1日1日を大切にする方がいいんだ。
2023年を振り返って、どうでしたか?
とても特別なシーズンだった。いいことも悪いことも含めて、いろいろなことが起こったけど、最終的には、感情を込めて走ること、そして自分の仕事を愛することで、素晴らしいことが起こるということを学んだよ。
過去最高の成績を収めていたのに、予定されていたブエルタは走りませんでしたね。
ツール・ド・フランスとクラシカ・サンセバスティアンで2位になった後、たぶん今までで一番調子が良かったんだけど、やめなきゃいけないと思ったんだ。
ペッリョ・ビルバオは、33歳で15回のグランツールに出場した。その15回のうち、最終順位でトップ10に入ったのは5回。
2018ジロ・デ・イタリア総合6位。2020ジロ・デ・イタリア総合5位。また、2019年ジロでは2ステージを制している。
2023ツール・ド・フランス第10ステージでは、亡き友、ジーノ・マーダーに奉げる勝利をあげた。
2024ツール・ド・フランスでは、総合順位をチームのアシストにより狙わないといけない。これは使命となるだろう。
ペッリョ・ビルバオは、ジーノ・マーダーの意志を引き継いでいる。
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