ラース・ボーム(33歳)は、ロードキャリアの終了を正式に決定し、グラベルロードとマウンテンバイクのレースに集中することを発表した。
これは、所属するRoompot-Charlesチームが終了するため、新しい契約を探していたが見つからなかった為だ。
2018年までTeam LottoNL-Jumbo で走っており、まだまだロードで活躍出来るのに残念な感じもする。
輝かしい経歴
2007年には世界選手権U23タイムトライヤル優勝。2008年にはシクロクロス世界チャンピオンにもなっている。
2009年からRabobank ProTeamでブロデビュー。
オランダでは何度もロード・マウンテン・シクロクロス・タイムトライヤルのチャンピオンになっている。
2014年のツール・ド・フランスでは、パリ~ルーベで使用された石畳の多数のセクションを横断した雨の日のステージでも勝利した。
Rabobank ProTeamで6シーズン走った後に、2015年から2年間Astana Pro Teamに在籍。
2017年にTeam LottoNL-Jumboに在籍中に不整脈の治療のために心臓出術を受けた。
だが、彼はカムバックして、ツアー・オブ・ブリテンとBinckBankツアーのステージで優勝。
だが、それ以来ロードでは表彰台に立っていない。
彼のマネージャーは、ボームの将来にまだロードレースがあるかもしれないと示唆した。
下位レベルであろうとなかろうと、彼はロードレースをすることを除外していません。
しかし、これからはグラベルとマウンテンバイクの競技をサポートするでしょう。それがラースが現在最高の優先順位を持っているところです。
ラース・ボームは、シクロクロスやビーチレースにも出場していおり、2018年には欧州ビーチ選手権でも優勝している。
Trek – Segafredoのピーター・ステティーナも、ロードレースから離れて、グラベルレースと超耐久マウンテンバイクでのキャリアを開始する。
ラース・ボームも同じ道を歩むつもりだ。だが、ロードへの道も捨てていない。
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