10月15日に2026年シーズンのライセンス申請があった。
この時にライセンス申請していなかったのはIntermarché – WantyとArkéa – B&B Hotels。
そして、Team Jayco AlUlaも銀行保証の項目で申請が遅れていたようだ。UCIの申請リストには入っていたと思っていたのだけど。
Team Jayco AlUlaの状態
📑 SEASON REVIEW
📙 Grand Tour success the highlight of Team Jayco AlUla’s 2025 season
🎤 Ben O’Connor: “In terms of special moments, it’s by far my stage win at the Tour. Especially coming later in the race, on the queen stage.”
— GreenEDGE Cycling (@GreenEDGEteam) October 22, 2025
男子チームと女子チーム(Liv AlUla Jayco)の両方が、2026年以降のワールドツアーライセンスの申請手続きを、UCI(国際自転車競技連合)の当初の期限までに完了できていないと報じられている。
複数の報道によると、ライセンス申請の遅延は、チームのオーナーであるジェリー・ライアンの銀行保証が不足していることに起因している。
つまり、必要な資金がまだ確保できていない状態にあるということ。これはチームが消滅してしまった場合などに、 選手に支払う賃金に問題が出てくる。
Team Jayco AlUlaは2025 UCIランキング16位。記憶に残る勝利ではジロ・デ・イタリア第8ステージでルーク・プラップが独走勝利。
そして第20ステージのチマコッピをクリス・ハーパーが制した。
2025 ツール・ド・フランス第18ステージのクイーンステージをベン・オコナーが制しており最も大事なステージを制しているのだ。
チーム全体の勝利数は19勝。女子チームは、創設以来2番目に少ない勝利数に終わっている。だが、育成チームとなったHagens Berman Jayco(旧Hagens Berman Axeon)からも、以前のような有望な若手選手を輩出できていない。
チームは2020年末に、Team BikeExchangeというチーム名だった時にも存続の危機があった。今回はAlUlaがスポンサーについており万全かと思っていたのだけど。
少し前にGMのブレント・コープランドが予算を多く持つチームの一強体制がスポーツの健全な発展を阻害していると指摘していた。
これは自分のチームが苦境に陥っていることの現れだったのだろうか。
Jayco AlUlaには、ライセンスに必要な書類を提出するための新たな期限が設けられている。チームは自信を見せているが、最終的な承認リストが12月10日に公表されるまで、この財政的な不確実性は続くことになる。
多分大丈夫だろうけれど、所属している選手はたまったものではないだろう。もし仮に間に合わなかったら….。多くの選手が路頭に迷うことになる。









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