イル・ロンバルディアではアレハンドロ・バルベルデ、ヴィンチェンツォ・ニバリなどレジェンドの引退レースとして注目されていた。
アレハンドロ・バルベルデは6位でゴール。素晴らしいキャリアを締めくくっている。
このイル・ロンバルディアでは、彼ら二人以外にも、引退レースとなるライダーがいた。
Caja Rural – Seguros RGAのケル・ニエベとIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxのドメニコ・ポッツォヴィーヴォ。
だが、二人共落車でリタイヤしてしまった。ここでは、ドメニコ・ポッツォヴィーヴォについてケガの様子について報告。
80km/hで落車
ドメニコ・ポッツォヴィーヴォは、残り137kmの下りで落車。チームメイトのレイン・タラマエも同じ位置で落車している。
ドメニコ・ポッツォヴィーヴは、すぐに歩いていたので大丈夫かと思われたけど、肘、あばら、肩などの検査のためにすぐに病院に直行となってしまった。
チームからの、ケガの報告はないのだけど最後まで走れなったのは本当に残念。
小さな山岳クライマー
この投稿をInstagramで見る
2022年シーズンは、2月14日にチームなしからIntermarché – Wanty – Gobert Matériauxに移籍。
これまで走ってきたチームは
-
Ceramica Panaria – Navigare (2005-2012)
-
AG2R La Mondiale(2013-2017)
- Bahrain Merida(2018-2019)
- NTT Pro Cycling(2020)
- QhubekaNextHash(2021)
165cmで53kgと小柄なドメニコ・ポッツォヴィーヴォは、山岳に強く特にジロ・デ・イタリアではバツグンの走りを見せてくれていた。
Bahrain Victoriousでは、ヴィンチェンツォ・ニバリのアシストも務めている。
今年は直前のレースでも良い成績を収めていた。
- コッパ・アガストーニ 5位
- ジロ・デッレミリア 3位
- トレ・ヴァリ・ヴァレジーヌ 8位
最後のイル・ロンバルディアでも最終グループに残るだろうなと思っていただけに本当に残念な結果となってしまった。
本人のコメントはないのだけど、最後までケガに泣かされたロード生活だったのかもしれない。キャリア終盤では、2019年に交通事故により腕と足を骨折して5回も手術している。
今後の予定はわからないが、まずはケガをしっかりと治して貰いたい。
コメント