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LOOKから安全性を5.5倍に高めるKEO Vision ママチャリか?

機材情報
Photo credit: Glory Cycles on VisualHunt.com
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ロードバイクの安全装備といえば、ライトはフレームやシートポストに装着するのが一般的な感じ。

しかし、フランスのコンポーネントメーカーLookが、ライトを内蔵した新型ビンディングペダルKEO Visionを発売した。

革新的とか言われているけど、ロード用ペダルにはなかったけれど、昔からママチャリなどのフラットペダルには光る反射材がついてましたね。

日本では義務ではないけれど推奨。

 

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KEO Vision

 

KEO Visionの最大の特徴は、ペダルの後方に小型のライトモジュールが完全に統合されていること。

Lookが強調するのは、この「バイオモーション(生体運動)」の活用だ。シートポストに取り付けられた通常のリアライトと異なり、ペダルはライダーの動きに合わせて上下に動く。

研究によると、この動きのある二つの光源は、ドライバーにサイクリストの位置だけでなく、スピードや距離をより正確に認識させる効果があり、標準的なリアライトと比較して最大5.5倍の視認性向上をもたらすと言われている。

実際夜間で車を運転している時に、もっとも目立つのが後方の点滅するライト。それと合わせてペダルの場合には上下に動くので嫌でも目に入る。

このライトは、昼夜を問わず最大1km先からでも視認可能とされており、なぜ今までロード用のペダルになかったのか不思議。反射材を自分もつけてましたけど。

KEO Visionシリーズは、異なるニーズを持つライダーに対応するため、2つの主要モデルとアップグレードキットで展開される。

モデル名 特徴 ボディ素材 ベアリング コンタクト面積 価格
KEO Blade Ceramic Vision パフォーマンスハイエンドモデル カーボン セラミック 705mm² €249.90(約4万4千円)
KEO 2 Max Vision 耐久性の高いエンデュランスモデル コンポジット スチール 500mm² €124.90(約2万2千円)

 

KEO Vision Spec

 

ライトの統合にあたり、Lookはパフォーマンスを損なわないように小型化と軽量化に注力している。

  • 光量: 60ルーメン(ペダル1個あたり)
  • モード: 4種類(デイフラッシュ、ナイトフラッシュ、コンティニュアス、ナイトコンティニュアス)
  • 稼働時間: 最大40時間
  • 充電時間: USB-Cでわずか2時間
  • 重量: ライトモジュール単体でペア約38g
  • 耐水性: IPX7(完全防水)
  • 視認性: 180度の広角視野

ライトモジュールは工具不要で簡単に着脱でき、充電も手軽に行える。

既存ユーザーへは朗報があり、アップグレードキットが用意されている。KEO Vision Upgrade Kitと呼ばれるもので、現行のKEO Blade V4ペダル向けに設計されており、ペダル本体を買い替えることなく、ライトシステムを追加することが可能となっている。

Vision Upgrade Kitの価格は、€60.00(約1万円)。ペダルは、2025年11月1日から販売が開始される予定。

着脱が出来るので夜間、早朝に練習するライダーは安全のためにもつけておいたほうがよさそうだ。

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