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ワウト・ファンアールトは、アメリカでレースしないのは勿体ないと

海外情報
Image by Gerd Altmann from Pixabay
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Team Visma | Lease a Bikeのワウト・ファンアールトは、オフを利用してアメリカで様々な体験をしている。

ワウト・ファンアールトは、市場を大きなアメリカでもっとレースをしたらどうだと意見している。

 

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市場開拓

 
 
 
 
 
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グレッグ・レモンは、1986年にヨーロッパ以外の選手として史上初めてツール・ド・フランスの個人総合優勝を果たた。

これはヨーロッパ中心だったロードレース界における歴史的な快挙であり、アメリカのメディアやファンに大きな衝撃と誇りをもたらした。

また、ランス・アームストロングの活躍は、競技の枠を超えた社会現象となった。

精巣がんを克服し、1999年からツール・ド・フランスで前代未聞の7連覇を達成した彼のストーリーは、アメリカ全土で「がんを克服した英雄」として広く報じられた。

彼が立ち上げたがん患者支援団体「LIVESTRONG」と、その象徴である黄色のリストバンドは世界的なブームとなり、自転車競技ファン以外の一般層にもアームストロングの名が浸透し、自転車への関心を間接的に高めた。

これらの期間を通じて、アメリカ国内ではロードバイクの販売が増加し、一般のサイクリングイベントへの参加者も増加するなど、自転車熱が確かに高まっていた。

しかし、アームストロングの成功は後に大規模なドーピングスキャンダルによって覆され、その後のアメリカの自転車競技への影響は複雑なものとなっている。

ワウト・ファンアールトは、Team Visma | Lease a Bikeの使用してる機材などの本社がアメリカにあることや、サイクリングに関心のある市場であることも考慮して以下のようにコメントしている。

 

ワウト・ファンアールトのコメント

いつか、より大規模なアメリカでのレースカレンダーが実現することを願っている。

アメリカは巨大な市場だ。そして、私たちのスポンサーのほとんどは、本社、あるいは少なくともオフィスをここに構えている。

サイクリングはここで本当に人気があるのに、この最高レベルのプラットフォームを使って自分たちの実力を示すことができないのは、本当に残念だ。

チームは海外でのレースに慣れているので、ロジスティクスは開催しない言い訳にはならない。最大の問題は、カレンダーがすでに満杯で、完璧にフィットするタイミングが見当たらないこと。しかし、それは常に難しい問題だ。

Red Bullのような大企業が自転車競技に投資するチームこそ、私が将来的に望む姿だ。こうしたスポンサーが私たちのスポーツに投資してくれることを願っている。

もちろん、私たちはこれらのブランドにとって価値ある存在となるための全てを備えていると確信している。

より多くの米国ブランドが参入することは、本当に良いことだと思う。彼らは、私たちのスポーツに投資する資金がより豊富にあるからだ。

ここ数ヶ月見られたような、財政難に陥っているチームに関するニュースが、今後数ヶ月はなくなることを願っている。

 

ワウト・ファンアールトが言うようにレースカレンダーは調整が難しいほど一杯になっている。これにアメリカでのシリーズ戦とか入ったら更に複雑になる。

さらに、ヨーロッパからアメリカだと機材の運搬もかなりのコストがかかる。中々難しいのが現状だ。ただ、ワウトのいうようにアメリカの大企業がスポンサーになってくれると変わるかもしれないけど。

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