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ジロ・デ・イタリア第21ステージ ジロの総合優勝をしたのは誰だ?

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Photo by jean wimmerlin on Unsplash
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ジロ第20ステージは、史上まれにみる素晴らしい二人の若者の戦いで総合タイム差0秒という結果となった。

ローハン・デニスの引きにより素晴らしい戦いが見れた。ジロはついに最終日で総合優勝者が決定する。

これほど、面白い展開はないだろう。3位のウイルコ・ゲルデルマンは1分32秒。いくらTTが得意でも15.7kmの中での逆転は厳しいと言わざるを得ない。

ジェイ・ヒンドレーかテイオ・ゲイガンハートが勝つのか、歴史に残る名勝負となることだろう。

 

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第21ステージ チェルヌスコ・スル・ナヴィーリオ~ミラノ 15.7㎞

ジロ第21ステージ photo giroditalia

 

これは、フィリッポ・ガンナのためにあるようなコースだ。世界チャンピオンの馬力を持ってすれば間違いなく優勝だ。

 

photo giroditalia

コース的にも、最初から全開で走れる直線。90度カープがゴール前にあるが厳しいクランクでなければスピードを失うこともないはず。

今年のTTではガンナにかなう相手はいないだろう。ローハン・デニスも山岳であれだけ引いたら、自分のためのTTの足はないはずだ。

問題は、ジェイ・ヒンドレーとテイオ・ゲイガンハートのどちらがTTが速いかという問題だけ。ジェイ・ヒンドレーは最終走者でスタートする。

前を走るテイオ・ゲイガンハートのタイムを聞きながら走りを調整することも出来る。逆に遅れていれば焦るかもしれないけれど。最終日に決着がつくのは凄いことだ。

 

ここまで二人のTTでの対決は8勝2敗でタオ・ゲオゲガンハートが勝っている!

KM ヒンドレーゲイガンハート
202034.1Giro d’Italia 1:15
202015.1Giro d’Italia0:49 
202010.1Tirreno-Adriatico 0:06
201934.8Giro d’Italia 1:33
20198Giro d’Italia 0:56
201832La Vuelta ciclista a España0:17 
20188La Vuelta ciclista a España 0:28
201834.7Amgen Tour of California 2:45
201819.4Itzulia Basque Country 1:14
201616.5Tour de l’Avenir 0:44

もし、これでイネオスが勝ったら。チームにとっては最高の結果となる。総合優勝にステージ優勝も飾るかもしれない。

 

ジョナサン・ディペン

photo cycling todsy ストリーミングより 以下同様

第1出走は123. ジョナサン・ディペン(Jonathan Dibben)Lotto Soudal。彼は、元スカイのライダー。第1出走ということは、現在最下位ということ。

あらら、第14ステージと全く同じ順位。しっかりとミラノまで完走出来ましたね。

 

アルノー・デマール

アルノー・デマールはサガンを寄せ付けずにマリアチクラミーノ(ポイント賞)を獲得した。

サガンの僅差の2位になど、ステージ勝利数の違いがポイント数に反映した形。中間スプリントポイントも強かったし。ジロ4勝は圧倒的。

今年のジロでのアルノー・デマールの強さは手が付けられなかったと言ってよい。

 

ヴィクトール・カンペナールツ

今年はロックダウン中から、低酸素トレーニングを取り入れて爆発的なパワーをみにつけた。

だが、チョコツアーの落車により、背骨に2つの小さな亀裂骨折。

TTではやや成績が伸びていない状態が続いていた。

だが、ロードレースでは積極的に逃げに乗り第19ステージでも2位にはいる好走。昨シーズンまでのカンペナールツでは考えられない積極性とロードでの力強さが感じられるシーズンだった。

ゴールでは17分48秒。ここまでの暫定トップ。そして、規格外の男に続いて2位を獲得した。あとは来シーズンの契約を勝ち取ることだけだ。

 

チャド・ハガ

Team Sunwebのチャド・ハガがヴィクトール・カンペナールツの中間タイムを抜く。今年のジロでは調子が悪いが、昨年の最終ステージTTでは見事に優勝している。

最後は、少し落ちてしまい7位。

 

フィリッポ・ガンナ

さあ、ガンナ登場。第1ステージTT勝利、第5ステージ逃げきり勝利、第14ステージTT勝利と3勝を上げている。

最終ステージでも勝てば4勝。TT全てに勝ってしまうのか。

 

今回は15.7kmと短い。そのため計測ポイントは10.3kmの1か所。まずは、暫定1位のチャド・ハガの記録を抜けるかに注目が集まる。

 

中間計測ポイントでチャド・ハガを20秒上回る!  凄い記録だ。通常のTTスペシャリストの域を越えている。

 

ガンナは、17分16秒55 (av 54.556 km/h)。ヴィクトール・カンペナールツの記録を32秒も上回ってゴール。

トップガンナは最後もステージ優勝で締めくくった。ジロ4勝は驚異的な勝ち方だ。山岳てもアシストをこなしており、将来的に総合候補もあり得るだろう。

だが、そうなるとトラックでの記録は狙えなくなる。難しい判断となりそうだ。

 

トーマス・デヘント

今年は逃げ切れなかったトーマス・デヘント。第17ステージの3位が最高だ。TTでは第14ステージで4位に入る好走を見せている。

最後のステージは14位で終えている。

 

ローハン・デニス

今年のジロでのアシストナンバーワンだ。テイオ・ゲイガンハートを押し上げたのはローハン・デニスの走りなくしてはなかった。

全てアシストとしてチームのために働いたのは素晴らしい。

 

ゴールは、17分48秒87 (av52.921 km/h)。昨日あれだけ山岳での引きを見せておきながら3位。タイムはヴィクトール・カンペナールツと同じ。

素晴らしい走りだ。

 

ルーベン・ゲレイロ

ルーベン・ゲレイロ(GUERREIRO Ruben)EF PRO cycling。今年は見事に山岳賞を獲得した。山岳での逃げは素晴らしかった。

第9ステージでの勝利が効いている。このアヒルヘルメット。来年も違ったヘルメットやジャージで走って貰いたい。期待している。

 

ヴィチェンツァ・ニバリ

昨年2位のニバリはイタリアの期待を一身に背負って走る。だが、今年のジロでは山岳で遅れる場面が続出。良いところをみせることなく終わってしまった。

 

まだまだここで終わらずに、もう一度チャレンジして欲しい。総合7位で終わった。

 

ジョアン・アルメイダ

元々はレムコのアシストとして出場する予定だったが、第1ステージのTTでの好走から第3ステージから第17ステージまでマリアローザを着用。

もうレコムの代替えなんて言わせない。立派なエースと言ってよい。グランツールのリーダーとして十分走れる力を持った22歳だ。

このステージでも4位に入る好走を見せた。

 

テイオ・ゲイガンハート

ついに世紀の対決が始まる。まずはタイム差0秒のテイオ・ゲイガンハート。これまでのTT対決は8勝2敗。過去の実績がどう反映するだろうか?

心理的には有利だと思うが。

 

中間計測ポイントの記録を見るまでもなく、ジェイ・ヒンドレーとの比較ではタイム差を開いていく。

イネオスはゲラント・トーマスを失っておきながらステージ優勝を7回。そして総合優勝まで獲得してしまう。まさに奇跡と言っても良いかもしれない。

やはり総合的なチーム力は一段上だったということになる。だが、ジロが始まる前に誰が彼の優勝を想像しただろうか?

それでも総合優勝をしてしまうのだから凄いことだ。

 

ジェイ・ヒンドレー

二人のタイム差が比較される。最初に出たのは5秒のタイム差。次に10秒。

 

ついに17秒までタイム差が開いてしまう。これは勝負あった。それでも、ジェイ・ヒンドレーの輝きが失われることはない。

エースを守る素晴らしいアシスト役を見事にこなしたのだから。最終的にはテイオ・ゲイガンハートに30秒以上もの大差をつけらてしまう。

Sunwebは最終日にマリアローザを奪われてしまったが2位と3位を獲得。大躍進を果たしたと言っても良いだろう。

 

こちらはレースハイライト
Giro d'Italia 2020 | Stage 21 | Highlights

 

レースリザルト

第21ステージリザルト

RnkRiderTeamAvgTime
1 Ganna FilippoINEOS Grenadiers54.55617:16
2 Campenaerts VictorNTT Pro Cycling52.9210:32
3 Dennis RohanINEOS Grenadiers52.921,,
4 Almeida JoãoDeceuninck – Quick Step52.4790:41
5 Scotson MilesGroupama – FDJ52.479,,
6 Černý JosefCCC Team52.3330:44
7 Haga ChadTeam Sunweb52.333,,
8 McNulty BrandonUAE-Team Emirates52.2370:46
9 Gradek KamilCCC Team52.1880:47
10 Tratnik JanBahrain – McLaren52.188,,

新城幸也は86位でステージを終えている。

 

総合

RnkRiderTeamTime
1 Geoghegan Hart TaoINEOS Grenadiers 85:40:21
2 Hindley JaiTeam Sunweb0:39
3 Kelderman WilcoTeam Sunweb1:29
4 Almeida JoãoDeceuninck – Quick Step2:57
5 Bilbao PelloBahrain – McLaren3:09
6 Fuglsang JakobAstana Pro Team7:02
7 Nibali VincenzoTrek – Segafredo8:15
8 Konrad PatrickBORA – hansgrohe8:42
9 Masnada FaustoDeceuninck – Quick Step9:57
10 Pernsteiner HermannBahrain – McLaren11:05
11 Pozzovivo DomenicoNTT Pro Cycling11:52
12 Majka RafałBORA – hansgrohe20:31
13 Samitier SergioMovistar Team35:29
14 Knox JamesDeceuninck – Quick Step37:41
15 McNulty BrandonUAE-Team Emirates38:10

新城幸也の総合は89位。今年はエースが総合5位となったのでアシストに専念となってしまった。一度は逃げが見たかったですね。

 

ポイント賞

RnkPrev▼▲RiderTeamPnt
11 Démare ArnaudGroupama – FDJ233
22 Sagan PeterBORA – hansgrohe184
33 Almeida JoãoDeceuninck – Quick Step108
47▲3 Ganna FilippoINEOS Grenadiers87
56▲1 Černý JosefCCC Team78
64▼2 Vendrame AndreaAG2R La Mondiale78
75▼2 Ulissi DiegoUAE-Team Emirates77
88 Pellaud SimonAndroni Giocattoli – Sidermec70
99 Geoghegan Hart TaoINEOS Grenadiers66
1010 Konrad PatrickBORA – hansgrohe61

 

ヤングライダー賞

RnkPrev▼▲RiderTeamTime
12▲1 Geoghegan Hart TaoINEOS Grenadiers 85:40:21
21▼1 Hindley JaiTeam Sunweb0:39
33 Almeida JoãoDeceuninck – Quick Step2:57
44 Samitier SergioMovistar Team35:29
55 Knox JamesDeceuninck – Quick Step37:41
66 McNulty BrandonUAE-Team Emirates38:10
77 Paret-Peintre AurélienAG2R La Mondiale45:04
88 O’Connor BenNTT Pro Cycling1:02:57
99 Oomen SamTeam Sunweb1:03:46
1010 Fabbro MatteoBORA – hansgrohe1:13:49

 

山岳賞

RnkRiderTeamPnt
1 Guerreiro RubenEF Pro Cycling234
2 Geoghegan Hart TaoINEOS Grenadiers157
3De Gendt ThomasLotto Soudal122
4 Dennis RohanINEOS Grenadiers119
5 O’Connor BenNTT Pro Cycling71
6 Hindley JaiTeam Sunweb71
7 Kelderman WilcoTeam Sunweb55
8 Ganna FilippoINEOS Grenadiers48
9 Castroviejo JonathanINEOS Grenadiers45
10 Rubio Einer AugustoMovistar Team44

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