フィリップ・ジルベールが3年契約でLotto Soudalに移籍することとなった。
現在、フィリップ・ジルベールは37歳。3年走ると40歳。
最後に走るチームはLotto Soudalとなりそうだ。
ジルベールは、2009年から3年間在籍したLotto Soudalでチームの強化を狙っている。
ツール・ド・フランス不出場と契約の問題
Lotto Soudalもフィリップ・ジルベールの移籍を公式に発表した。
📢 Team news!
— Lotto Soudal (@Lotto_Soudal) 2019年8月19日
We are proud to announce that @PhilippeGilbert will return to @Lotto_Soudal next year.
💬”I want to try to lift the team to a higher level, by performing in races myself but also by making other riders better.”
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フィリップ・ジルベールは、昨年のリベンジを果たしたいと思っていたツール・ド・フランスの出場を逃した。
この不出場は、ジルベールにとって大きな失望となった。
フィリップ・ジルベールは、昨年のツール・ド・フランス第16ステージで崖下に落下。
大きなケガを負ってしまう。
Cycle*2018 ツール・ド・フランス ~第16ステージ~
— J SPORTS❤️サイクルロードレース【公式】 (@jspocycle) 2018年7月24日
【カルカッソンヌ ~ バニェール=ド=リュション】
😵
ただいま絶賛オンエア&配信中!https://t.co/2kOG3x0Fc5#jspocycle #TDF2018 pic.twitter.com/qxYxy54oMs
幸いなことに、シーズン終了前にはレースに復帰。
だからこそ、絶対に今年もツール・ド・フランスに出場してリベンジしたかったのだ。
不出場を受けて、チームとの確執が生まれた。
そして、Deceuninck – Quick Stepはフィリップ・ジルベールに対して、1年の契約延長の話だけしかしなかったのだ。
「間違いなくレースをしたかった。現在のチームで1年間しか延長できないことを知ったとき、変更したいことは明らかだった。
最も明確な興味とプロジェクトを示してくれたのはLotto Soudalだった。
もちろん、私はチームを知っています。多くのライダーとスタッフは私にとって見知らぬ人ではありません。私はその精神を知っており、再びベルギーのプロジェクトに参加します」
とジルベールはLotto Soudalが発表した声明で述べた。
輝かしい経歴
Nice to be racing again! We did a good start with a second place for @alvaro_hodeg! #Season17 #AdriaticaIonicaRace pic.twitter.com/Zn22yfj8on
— PHILIPPE GILBERT (@PhilippeGilbert) 2019年7月24日
フィリップ・ジルベールは、2009年から2011年まで3年間、Omega Pharma-Lotto で走っていた。
現在のLotto SoudalのGMである、John Lelangueは2012年から2016年まで在籍したBMCでも一緒に働いていたので良く知っている。
だから、合意も早かったのだ。
フィリップ・ジルベールは、ティシュ・ベノートがSumwebに移籍したあとの、クラシックを強化する。
フィリップ・ジルベールはこれまで75勝をあげている。
その輝かしい経歴の一部を見てみよう。
書ききれない(^-^;
すべてのグランツールでもステージ優勝を飾っている。
ジルベールは、今年パリ~ルーベも獲得した。あとは、ミラノ~サンレモを獲得すればモニュメントの制覇となる。
モニュメントとは
- ミラノ〜サンレモ
- ロンド・ファン・フラーンデレン
- パリ〜ルーベ
- リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
- ジロ・ディ・ロンバルディア
フィリップ・ジルベールは、この後ブエルタ・ア・エスバーニャに出場し、世界選手権、そしてジロ・ディ・ロンバルディアでシーズンを締めくくる。
3年契約で40歳まで走るとなると、あと何勝するのだろう。
ミラノ~サンレモも獲得してモニュメント達成を是非見てみたい。
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