クリス・フルームは12月のチームイネオストレーニングキャンプを2日で切り上げてしまった。
イネオススボーツディレクターのDario David Cioniは、
彼は元気ではない。彼が回復するかについて誰が知っている?
と語っている。
フルームが報道に反応してツイートを出した。彼によると回復は順調だと言う。
次のキャンプに向かう
今の状態を真っすぐ修正して進めることを願っている。回復は順調で木曜日に次のトレーニングキャンプに向かう。前に進むために。
木曜日ということは、1月9日からだ。やはり12月の段階では、まだみんなについて行けるだけの回復は出来ていなかったようだ。
上は、チームイネオスのキャンプ写真だが、クリス・フルームは前方で引いているが、下を向いている。
イネオスのキャンプの写真には、エガン・ベルナルとゲラント・トーマスが並んで山岳を走っている写真もあるが、山岳を一緒に走るクリス・フルームの姿はない。
やはり、平地は走れても登りを皆と一緒のペースで上がれることは出来ないのだろう。
手術からの回復時間が短い
簡単に時系列で事故からを振り返ってみることにしよう。
クリス・フルームの事故からの復帰
- 6月12日ドーフィネレース試走チームメイトのワウト・プールスとタイムトライヤルの試走
鼻をかむために片手走行中、突風にあおられて落車
クリス・フルームの深刻な怪我の様子 外科医は6か月以内の回復が可能というフルームの事故の翌日になって、事故の詳細がわかったのでまとめた。 チームからの情報では、手術は成功したとアナウンスがあったが怪我のひどさは相当なものだったようだ。 フルームは、手術翌朝には目覚めていて1時間ほど会話をしている。すでに復帰につ... - 6月13日手術右大腿骨の複合骨折・右肘骨折・肋骨骨折・右骨盤骨折・内部損傷
- 7月4日
- 7月24日
- 8月30日
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- 10月27日さいたまクリテリウム
- 11月7日
最後の手術が11月7日だ。トレーニングキャンプまでは1か月あった訳だが、手術直後ではまだ左右の足の筋力差がかなりあったという。
1月9日からはトレーニングキャンプに向かうというが、一人で行うのかはわからない。
ツアー・コロンビアは2月1日から始まる。もう1か月もない。
果たして、クリス・フルームのレース復帰は間に合うのか?
それは誰にもわからない。
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