世界選手権は、イギリスのヨークシャーで9月22日から開催される。
しかし、2019年UCIロードワールドチャンピオンシップの主催者は、洪水のために橋が崩壊したと発表。
エリート男子ロードレースのコースが変更される可能性がある。
崩壊した橋はグリントンムーア橋。完全に流されてしまった。
2019年UCIロードワールドチャンピオンシップ
Please take great care when out and about. This is Grinton Moor Bridge earlier this evening taken by @SwaledaleMRT pic.twitter.com/eYNQB6uSNV
— North Yorkshire CC (@northyorkscc) 2019年7月30日
結構道幅の狭い橋で、ここを大人数が走るのかという感じの橋ですねえ~。
ですが、ここは2014年にツール・ド・フランスで走っているコース。
グリントンムーア橋の近くの洪水の様子が動画で撮られてました。
この動画を見ると、グリントンムーア橋だけでなく道路が結構被害を受けているように見える。
そのほかのコースも確認しておかないと、選手の安全が確保出来なくなってしまいそう。
ヨークシャー世界選手権は、9月22日に始まり、9月29日日曜日にエリートメンズロードレースで終了する。
男子285kmのロードレースはリーズで始まり、約180kmの大きな周回ループを1周。
その後13キロの周回コースを7周するコース。
ブロトンは、グリントンの小さな村に入る前に、スタートから120km地点にあるグリントンムーア橋を渡る予定だった。
グリントンムーア橋が崩壊した別角度の写真。
完全にがなくなっているので、この復旧はあと50日では難しい。
こちらの、グリントンムーア橋のルート区間は、2014年のツール・ド・フランスグランドデパールでも使用された。
この写真はツール・ド・フランス2014でプロトンがグリントンムーア橋を通過している場面。
こちらは、2014年ツール・ド・フランス第1ステージのコースマップだが、グリントンムーア橋は3番目の山の前にある。
橋の周りの丘陵は、エリート男子のロードレースを観戦するには絶好のポイント。
コースが変更されることは間違いないが、まずは近隣住民に対する考慮が最優先となる。
レース主催者は、これからコースを変更するという難しい判断を強いられそうだ。
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