クリス・フルームはさいたまクリテリウムのチームタイムトライヤルに出場。
3.1kmの距離を現在の最速のスピードで駆け抜けた。コーナーが何箇所もあるコースで立ち上がりのスピードについて行けるのか心配していたが、なんとか走れたようだ。
クリス・フルームが今後の復帰のスケジュールについて、自分でも間に合うかどうかわからないと発言している。
さいたまクリテリウムの様子
クリス・フルームは、さいたまクリテリウムのチームタイムトライヤルに出場。
さいたまクリテリウムのツイートで最初と最後はクリス・フルームが先頭を走っていることがわかる。
途中経過はユーザーが撮影してくれている動画があったが、フルームは一番後ろを走っていた。
エガン・ベルナルがコーナーで後ろを振り向いて確認しているシーンも見られた。
And they finish all together! Well done @TeamINEOS! 💪
Et ils finissent tous ensemble. Bravo @TeamINEOS ! 💪#SaitamaCriterium pic.twitter.com/wDXNCmBvMF
— Tour de France™ (@LeTour) October 27, 2019
結果は、4分15秒で平均時速は44km/h。
世界トップクラスのタイムトライヤルスペシャリストであるジョナタン・カストロビエホとクリス・フルーム。そしてエガン・ベルナルのトリオでこのタイムはねえ~。
トップは、シマノレーシングのav49km/hだから、どれだけ二人が手を抜いて走ったかがわかる。
前々日の東京オリンピックのロードレースの試走でも登りでクリス・フルームは遅れてしまいミハウ・クフィアトコフスキが迎えに行くほどだった。
この試走の結果を受けて、さいたまクリテリウムはチームタイムトライヤルの参加だけとなる。
ようやく松葉杖はいらなくなったが、ボルトが6本にプレートも入っており、歩くとカチカチと音が鳴る状態。
近いうちに再手術を受けて抜く予定だが、一部の金属はキャリア終了まで残ることになる。
今後の予定についての質問
Q : 今の身体の状態はどうですか?
ヒッププレートが入っている。だから今足を引きずっているんだ。それはいくつかの腱を閉じ込めているので、歩くときに圧力をかけるのが難しいと感じている。
大腿骨骨折、これは驚くべきことだが本当に回復があり、骨は強くなっています。これらのネジはおそらく永遠にとどまるかもしれない。骨と一緒だね。関節にボルトがあるのは肘だけだが、治癒も非常に良好だ。
再手術後のトレーニングはどうなりますか?
術後数週間は休む必要があるが、願わくば12月に再び正常にトレーニングできることを望んでいる。そこから物事が続くことを願っている。
少なくとも2月までにはレースに復帰したいと思っているけど、そこから本当に始まると思う。
目標としてツール・ド・フランス復帰はは可能ですか?
この種のプロセスでは、スポーツや一般の生活に保証はありませんが、2月までにレースに戻ってきたら……どのレベルになるかわかりませんが、 通常の自分ならば4か月間でツール・ド・フランスに戻ることが出来ていた。
それが自分の目標であり、それが不可能であると信じる理由が見つかるまで、それを目標にしている。
出場出来たとして、現実的に5勝目は可能でしょうか?
それは、現時点では私をやる気にさせている。5勝クラブに参加することはとても近いと思う。それは私にとって本当に大きな目標だ。
来年のオリンピックの厳しい丘陵のコースは、それをフォローアップする完璧な目標となる。そして、ツール・ド・フランス。多くの素晴らしいレースのあるシーズンとなるだろう。
カムバックが不可能と思うことがありますか?
それが私の最大の関心事でした。外科医が「OK、レースに戻れます」と言ったとき、いつも疑問に思っていた……それはレースをすることであり、実際にツール・ド・フランスで優勝しようとするのは別のことだからだ。
まだ見えない。私が言ったように保証はない。私が知っているのは、自分が持っているものすべてを使うということだ。自分の中にはもっと力があると感じている。
フルームは、来年7月にカムバックを完了することができないかもしれない。以前のレベルが決して戻ってこないかもしれないという可能性を受け入れなければならいこともあるかもしれない。
だが、それはまだ誰にもわからない。
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